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○天道人を殺さずてんとうひとをころさず🔗⭐🔉
○天道人を殺さずてんとうひとをころさず
神は人を見捨てないの意。狂言、三人片輪「―とは良う言うたもので御座る」
⇒てん‐とう【天道】
てんとう‐ぶね【天当船・伝道船】‥タウ‥
江戸時代、過書船に似た小形の川船。のち廻船・漁船などにも同名のものがある。
てんとう‐ぼこり【天道ぼこり】‥タウ‥
ひなたぼっこ。古今著聞集20「或る田舎人…宿にて―してゐたりけるに」
⇒てん‐とう【天道】
てんとう‐ぼし【天道干し】‥タウ‥
①日光にほすこと。日光にさらすこと。
②路上に茣蓙ござなどを敷き、商品を並べてあきなう店。だいどうみせ。
⇒てん‐とう【天道】
てんとう‐まかせ【天道任せ】‥タウ‥
自然のなりゆきにまかせること。運命にまかせること。
⇒てん‐とう【天道】
てんとう‐むし【天道虫・瓢虫・紅娘】‥タウ‥
(店頭虫とする説がある)テントウムシ科の甲虫の総称。半球形、小形で赤や黒の斑点がある。アブラムシ・カイガラムシなどを捕食するものが多いが、植物の葉を食うものもある。その一種テントウムシ(ナミテントウ)は最も普通で、体長約7ミリメートル、色彩は様々で、赤の無地、赤地に多くの黒紋のあるもの、黒地に赤紋のあるものなどがある。〈[季]夏〉
ナナホシテントウ
提供:ネイチャー・プロダクション
ナミテントウ(越冬)
提供:ネイチャー・プロダクション
ニジュウヤホシテントウ
提供:ネイチャー・プロダクション
⇒てんとうむし‐だまし【偽瓢虫】
てんとうむし‐だまし【偽瓢虫】‥タウ‥
①テントウムシダマシ科(テントウダマシ科とも)の甲虫の総称。体長5ミリメートル内外で、ややテントウムシに似る。樹皮やキノコなどに生活。
②ニジュウヤホシテントウ・オオニジュウヤホシテントウなど、作物を加害するテントウムシ類の、農業上の別称。
⇒てんとう‐むし【天道虫・瓢虫・紅娘】
でんとうろく【伝灯録】
景徳伝灯録の略称。
てん‐とく【天徳】
①万物を生じ育てる天帝の徳。天道。
②天子の徳。
てんとく【天徳】
平安中期、村上天皇朝の年号。天暦11年10月27日(957年11月21日)改元、天徳5年2月16日(961年3月5日)応和に改元。
⇒てんとく‐うたあわせ【天徳歌合】
てん‐とく【転匿】
かくし場所をかえること。
てん‐とく【転得】
他人がいったん取得した物件または権利を、その人からさらに取得すること。
てん‐どく【点読】
漢文を点図によって訓読すること。
てん‐どく【転読】
〔仏〕
①経典を読誦どくじゅすること。
②大部の経文の初・中・終の要所たる数行または題目と品ほん名とだけを略読して全巻を読誦したことに代えること。特に大般若経600巻の転読は広く行われる。転経。↔真読
てん‐どく【顛読】
漢文などを返り点に従って、下から上へ返って読むこと。↔直読ちょくどく
てんとく‐うたあわせ【天徳歌合】‥アハセ
天徳4年(960)3月30日清涼殿で催された歌合。12題20番。以後の歌合の規範。天徳四年内裏歌合。
⇒てんとく【天徳】
てんとく‐じ【天徳寺】
(江戸芝西久保天徳寺門前で販売したからいう)紙を外被とした、粗末な藁蒲団。かみぶすま。誹風柳多留3「―おんむくじつて藪医見る」
デント‐コーン【dent corn】
トウモロコシの一品種。概して晩熟で穀粒が大形の品種が多く、飼料用。馬歯種。
でんど‐ざた【出所沙汰】
おもてざた。裁判沙汰。
⇒でん‐ど【出所】
てん‐とじ【天綴じ】‥トヂ
てんぷらそば・てんぷらうどんの卵とじ。
てん‐と‐して【恬として】
平気で。少しも気にかけないで。頓着しないで。「―恥じない」
てん‐とり【点取り】
①優劣・勝敗を決するため、得点の多いことを競うこと。
②点取俳諧の略。西鶴織留3「また―の巻してつかはしけるに」
③きげんとり。ついしょう。通言総籬つうげんそうまがき「何かいろいろな―を書き」
⇒てんとり‐はいかい【点取俳諧】
⇒てんとり‐むし【点取り虫】
てんとり‐はいかい【点取俳諧】
宗匠に句の採点を請い、その点の多いことを競う俳諧。
⇒てん‐とり【点取り】
てんとり‐むし【点取り虫】
試験でいい点数をとることばかりを目的として、こせこせと勉強する生徒を軽蔑していう語。
⇒てん‐とり【点取り】
デンドロビウム【Dendrobium ラテン】
ラン科セッコク属の園芸植物。原種のほか、園芸種が多く、観賞用に栽培。高貴石斛こうきせっこくが代表的。広義にはラン科セッコク属植物(その学名)をいい、多年草で、約1400種。熱帯アジア・オーストラリア・ニューギニアなどに分布。西日本にセッコクが自生。いずれも着生蘭で、円柱状の茎を持ち、節ごとに花をつける。
デンドロビウム
てん‐どん【天丼】
(「てんぷらどんぶり」の略)温かい飯を丼に入れ、上にてんぷらをのせ、たれをかけたもの。
てんな【天和】‥ワ
(テンワとも)[後漢書]江戸前期、霊元天皇朝の年号。辛酉革命による改元。延宝9年9月29日(1681年11月9日)改元、天和4年2月21日(1684年4月5日)貞享に改元。
でん‐な・い
〔形〕
(ダンナイの転)気にするに及ばない。さしつかえない。東海道中膝栗毛5「―・い、―・い、もう三年ごしといふもの、貸した銭ぢや」
てん‐なが【点長】
達筆らしく、文字の点や画を長く引いて書くこと。源氏物語帚木「ここかしこの―に走り書き」
てんなんしょう【天南星】‥シヤウ
①サトイモ科テンナンショウ属植物の総称。東アジアを中心に約150種が分布。地下に球茎を有し、特徴ある大形の仏焔苞ぶつえんほうに包まれた肉穂にくすい花序をつける。マムシグサ・ウラシマソウ・ミミガタテンナンショウなど。
みみがたてんなんしょう
マムシグサ
撮影:関戸 勇
②マムシグサの根茎を輪切りにして干した生薬。漢方で去痰きょたん・鎮痙ちんけい剤とする。
てん‐なんばん【天南蛮】
かけそば・かけうどんにてんぷらを入れ、葱ねぎを散らしたもの。
てん‐に
〔副〕
(→)「てんと」に同じ。






広辞苑 ページ 13705 での【○天道人を殺さず】単語。