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○天の与うるを取らざれば反って其の咎を受くてんのあたうるをとらざればかえってそのとがめをうく🔗🔉

○天の与うるを取らざれば反って其の咎を受くてんのあたうるをとらざればかえってそのとがめをうく [史記淮陰侯伝]好機を逃すと、かえって災いを招くこと。 ⇒てん【天】 てん‐の‐あみ天の網】 ①天が張りめぐらした網。自然の制裁。天罰。天網てんもう。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「罪科のがれぬ―」 ②山で小鳥を捕らえる網。かすみあみ。好色一代男1「梢の小鳥をさはがし―小笹にもちなどをなびかせ」 てん‐のう天王‥ワウ ①〔仏〕欲界第6天の最下天の天主。「四―」 ②牛頭ごず天王。 ③中国で、天子の称。 ⇒てんのう‐おろし【天王降ろし】 ⇒てんのう‐せい【天王星】 ⇒てんのう‐だち【天王立】 ⇒てんのう‐にょらい【天王如来】 てん‐のう天皇‥ワウ ①皇帝・天子の敬称。 ②明治憲法では、大日本帝国の元首。日本国憲法では、日本国および日本国民統合の象徴とされ、国家的儀礼としての国事行為のみを行い、国政に関する権能は持たない。男系の男子がこの地位を継承する。古くは「すめらみこと」「すめろき」「すべらぎ」などと呼んだ。 天皇(表) ⇒てんのう‐き【天皇旗】 ⇒てんのう‐きかん‐せつ【天皇機関説】 ⇒てんのう‐しょう【天皇賞】 ⇒てんのう‐せい【天皇制】 ⇒てんのう‐たんじょうび【天皇誕生日】 ⇒てんのう‐はい【天皇杯】 ⇒てんのう‐へいか【天皇陛下】 でん‐のう電脳‥ナウ (中国語から)コンピューターのこと。 ⇒でんのう‐けんちく【電脳建築】 てんのう‐おろし天王降ろし‥ワウ‥ 6月1日、牛頭ごず天王を迎える行事。 ⇒てん‐のう【天王】 てんのう‐き天皇旗‥ワウ‥ 天皇行幸の時、標章として用いる旗。紅の地色に金色の菊章がある。 ⇒てん‐のう【天皇】 てんのうき天皇記‥ワウ‥ 歴代天皇の系譜か。620年、聖徳太子・蘇我馬子らの撰。蘇我蝦夷えみしが自邸に火を放った際、焼失したと伝える。→国記 てんのう‐きかん‐せつ天皇機関説‥ワウ‥クワン‥ 明治憲法の解釈として、国家の統治権は天皇にあるとする説に対して、統治権は法人である国家に属し、天皇はその最高機関であるとする学説。一木喜徳郎・美濃部達吉らが唱えたが、1935年国体明徴問題がおこり、国体に反する学説とされた。 →資料:議会質疑[天皇機関説議会質疑] ⇒てん‐のう【天皇】 でんのう‐けんちく電脳建築‥ナウ‥ コンピューターを組み込んでさまざまな制御を行う建築物。 ⇒でん‐のう【電脳】 てんのう‐ざん天王山‥ワウ‥ ①京都府乙訓おとくに郡大山崎町にある山。標高270メートル。淀川を挟んで男山に対し、京都盆地の西の出入口を扼する形勝の地で、付近一帯史跡に富む。1582年(天正10)羽柴秀吉と明智光秀とが山崎に戦った時、この山の占領を争い、秀吉の手に帰した。これが両軍の勝敗を決したから、勝敗の分れ目を「天王山」という。 天王山と淀川 撮影:的場 啓 ②将棋盤の中央地点のこと。ここで王将が詰んだ形を都詰みやこづめという。 てんのう‐じ天王寺‥ワウ‥ ①四天王寺の略称。 ②(四天王寺があるから名づけた)大阪市南東部の区名。 ⇒てんのうじ‐かぶら【天王寺蕪】 ⇒てんのうじ‐こうえん【天王寺公園】 てんのうじ‐かぶら天王寺蕪‥ワウ‥ カブの一品種。大阪市天王寺原産。大形で、やや扁平で肩が張り、皮・肉ともに白く千枚漬・粕漬などにする。 ⇒てんのう‐じ【天王寺】 てんのうじ‐こうえん天王寺公園‥ワウ‥ヱン 大阪市天王寺区の南西隅にある公園。1903年創設。動物園・植物園・美術館・競技場などがあり、西方に歓楽街「新世界」がある。 天王寺公園 撮影:的場 啓 ⇒てんのう‐じ【天王寺】 てんのうじ‐や天王寺屋‥ワウ‥ ①室町時代末・安土桃山時代の堺の豪商、津田家の屋号。中国貿易に従事。→津田宗達→津田宗及→江月こうげつ宗玩。 ②江戸時代、大坂の豪商。代々大眉まゆ五兵衛を名のる。両替商。 ③江戸中期の古銭家。天王寺屋長左衛門。大坂の人。著「化蝶けちょう類集」。 てんのう‐しょう天皇賞‥ワウシヤウ 競馬で、毎年春秋の2回行われる、サラブレッド4歳以上(秋は3歳以上)の重賞レース。距離は春3200メートル、秋2000メートル。優勝には天皇盾が贈られる。 ⇒てん‐のう【天皇】 てんのう‐せい天王星‥ワウ‥ (Uranus ラテン)太陽系の惑星。太陽に近い方から7番目にあり、平均距離28億7000万キロメートル。約84年で太陽を1周。質量は地球の14.5倍。27個以上の衛星と環を有する。1781年にF.W.ハーシェルが発見。 天王星 撮影:NASA ミランダ(天王星の衛星) 撮影:NASA アリエル(天王星の衛星) 撮影:NASA 天王星の衛星と環 撮影:NASA/STScI 天王星の大気 撮影:NASA/STScI ⇒てん‐のう【天王】 てんのう‐せい天皇制‥ワウ‥ 天皇が君主として存在する統治体制。特に、神聖不可侵の天皇が統治権を総攬し、天皇に直属する文武の官僚がその権力を行使する絶対主義的政治機構、ならびに天皇を統治および倫理の中心とする政治・社会体制。明治維新で成立、明治憲法で法的に確立。→象徴天皇制⇒てん‐のう【天皇】 てんのう‐だち天王立‥ワウ‥ 「下破さがりは2㋑」参照。 ⇒てん‐のう【天王】 てんのう‐たんじょうび天皇誕生日‥ワウ‥ジヤウ‥ 国民の祝日。天皇の誕生を祝う休日で、現在は12月23日。→天長節⇒てん‐のう【天皇】 てんのう‐にょらい天王如来‥ワウ‥ [法華経提婆達多品]提婆達多だいばだったが未来において成仏する時の称。 ⇒てん‐のう【天王】 てんのう‐はい天皇杯‥ワウ‥ ①サッカーで、プロ・アマチュアを問わず、Jリーグ・大学生・都道府県代表などが参加する大会。1921年創設。また、その優勝チームに贈られる賞杯。 ②国民体育大会で、男女総合1位の都道府県に贈られる賞杯。女子の1位には皇后杯が贈られる。 ⇒てん‐のう【天皇】 てんのう‐へいか天皇陛下‥ワウ‥ 天皇の敬称。 ⇒てん‐のう【天皇】 てん‐の‐うめ天梅】 バラ科の常緑低木。沖縄の海岸の岩などに産する。高さ約50センチメートル。幹はやや蔓性。葉は革質、羽状複葉で光沢がある。4〜5月頃白色の5弁花を枝端に開く。イソザンショウ。 てん‐の‐かわ天の川‥カハ 奈良県吉野郡天川てんかわ村にある、十津川の上流。大峰山から流れ出る。古歌には「あまのかわ」と詠まれている。 てん‐の‐こえ天の声‥コヱ 天の考えを人に告げる声。 てん‐の‐こんず天の濃漿‥ヅ 天上の飲物。甘露。謡曲、邯鄲かんたん「そも―とは。これ仙家の酒の名なり」

広辞苑 ページ 13713 での○天の与うるを取らざれば反って其の咎を受く単語。