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○何の面下げてどのつらさげて🔗🔉

○何の面下げてどのつらさげて (多く、反語と共に用いる)遠慮すべき所に平気で顔を出すことを非難していう語。何の面目があって。ずうずうしくも。「―やって来たのか」 ⇒ど‐の【何の】 との‐と殿戸】 御殿の戸。古事記「―より出で向ふ時」 との‐な殿名】 宮中の女房の呼び名の一つ。三条殿・坊門殿などの類。 との‐の‐うえ殿の上‥ウヘ 時の第一人者、また摂政関白の北の方。紫式部日記「御臍緒は―」 との‐はじめ殿始め】 初めて男に接すること。浄瑠璃、源氏烏帽子折「自らは―、おのさまは烏帽子始め」 との‐ばら殿原】 (バラは複数を示す接尾語) ①身分の高い人々、また男性一般に対する尊敬語。とのたち。枕草子278「関白殿その御つぎつぎの―」 ②中世、伊勢神宮の御師おしに属して檀家へ御札を下付するもの。 との‐び・く 〔自四〕 (→)「たなびく」に同じ。万葉集20「青雲の―・く山を」 との‐びと殿人】 高貴な人の家人かじん。または高貴の家に出入りする人。源氏物語須磨「国のかみも親しき―なれば」 との‐ぶり殿振り】 男振り。殿御振り。好色一代男6「よき風なる―」 ど‐の‐へん何の辺】 どのあたり。どこら。 との‐まくら殿枕】 婚礼の時に新婦の持ってゆく枕。 ど‐の‐みち何の道】 〔副〕 いずれにしても。結局。どっちみち。「―助からない病人」 とのむら外村】 姓氏の一つ。 ⇒とのむら‐しげる【外村繁】 とのむら‐しげる外村繁】 小説家。本名、茂。滋賀県生れ。東大卒。梶井基次郎らと交流、近江商人の一族を描いた大河小説を執筆。作「澪標みおつくし」など。(1902〜1961) ⇒とのむら【外村】 との‐も主殿】 (古くは「とのもり」) ①主殿寮とのもりょうの下司げす。 ②宮中の雑役をつとめ、また、蔵人くろうどの拝賀に湯漬けを賜る時、給仕をつとめた女官。赤い袴をはいた。 ⇒とのも‐づかさ【主殿司・殿司】 ⇒とのも‐の‐かみ【主殿頭】 ⇒とのも‐の‐かんにん【主殿の官人】 ⇒とのも‐の‐すけ【主殿助】 ⇒とのも‐の‐つかさ【主殿寮】 ⇒とのも‐の‐とものみやつこ【主殿伴御奴】 ⇒とのも‐りょう【主殿寮】 と‐の‐も外の面】 家の外。戸外。 とのも‐づかさ主殿司・殿司】 ①後宮十二司の一つ。輿繖よさん・膏沐こうもく・灯油・火燭・薪炭の事をつかさどった。とのもりづかさ。 ②(「主殿寮」と書く) ⇒とのもりょう1⇒との‐も【主殿】 とのも‐の‐かみ主殿頭】 主殿寮の長官。 ⇒との‐も【主殿】 とのも‐の‐かんにん主殿の官人‥クワン‥ 主殿寮の役人。枕草子142「―、手ごとに箒とりてすなご馴らす」 ⇒との‐も【主殿】 とのも‐の‐すけ主殿助】 主殿寮の次官。 ⇒との‐も【主殿】 とのも‐の‐つかさ主殿寮⇒とのもりょう1⇒との‐も【主殿】 とのも‐の‐とものみやつこ主殿伴御奴】 主殿寮の下役人。掃除をつかさどる。殿部とのもり。平家物語6「―朝ぎよめすとて」 ⇒との‐も【主殿】 との‐もり主殿】 (殿守の意) ①⇒とのも。 ②(「殿部」と書く。トノモリベとも)(→)「とのものとものみやつこ」に同じ。 ⇒とのもり‐づかさ【主殿司】 とのもり‐づかさ主殿司⇒とのもづかさ ⇒との‐もり【主殿】 とのも‐りょう主殿寮‥レウ ①律令制で、宮内省に属し、行幸の輦輿れんよ、宮中の帷帳、殿庭の清掃、灯燭の配給などをつかさどった役所。とのものつかさ。とのもづかさ。 ②⇒しゅでんりょう ⇒との‐も【主殿】 とば鳥羽】 ①三重県東部、志摩半島にある市。同名の湾に臨む観光地。もと稲垣氏3万石の城下町。人口2万3千。 鳥羽(三重) 撮影:的場 啓 ②京都市南部の一地区。上鳥羽と下鳥羽に分かれ、それぞれ南区と伏見区に属する。 と‐ば賭場】 賭博を行う所。ばくちば。鉄火場。 トバtuba マレー】 〔植〕(→)デリスに同じ。 ど‐ば土場】 ①床を張らずに地面を場席としたところ。土間。 ②賭場。洒落本、卯地臭意うじしゅうい「橋むかふの―へいつたか」 ③林道・市街地・工場などに一時木材を集積しておく場所。 ど‐ば怒罵】 いかりののしること。 ど‐ば駑馬】 ①歩みののろい馬。鈍い馬。 ②才の鈍い人のたとえ。駑才。駑材。 ⇒駑馬に鞭つ トパーズtopaz】 宝石の一つ。黄玉おうぎょく。トッパーズ。 トパーズ(1) 撮影:関戸 勇 トパーズ(2) 撮影:関戸 勇 トパーズ(3) 撮影:関戸 勇 トパーズ(原石) 撮影:関戸 勇 と‐はい徒輩】 やから。ともがら。 ど‐はい奴輩】 人をいやしんでいう称。きゃつら。あいつら。 ドバイDubai】 アラビア半島のアラブ首長国連邦を構成する首長国の一つ。石油採掘・商業が主産業で、貿易港を有する。人口108万9千(2002)。中心都市ドバイ。デュバイ(Dubayy)。 とは‐いうもののとは言うものの‥イフ‥ そうは言っても。…とは言いながら。とはいえ。前に言った事柄を一応認めながらも、それとは反対の事柄を言う場合に用いる。「―お前ではない」 と‐は‐いえとは言え‥イへ 〔接続〕 (「…であるとは言えども」の意)そうは言っても。けれども。 とば‐え鳥羽絵‥ヱ ①(平安後期の画僧、鳥羽僧正覚猷かくゆうが戯画に長じていたと伝えられるのでいう)江戸時代に流行した滑稽な戯画。多く略筆で軽妙なもの。人物の手足を長く誇張して描く特徴を持つ。 ②歌舞伎舞踊。清元。九変化の「御名残押絵交張おんなごりおしえのまぜばり」の一部。2世桜田治助作詞。清沢万吉作曲。1819年(文政2)初演。1の画趣を舞踊化。寝巻姿の下男と追われる鼠とが踊る。 ③長唄曲。三升屋二三治作詞。10代目杵屋六左衛門作曲。1841年(天保12)初演。 と‐ばかり 〔副〕 (トは副詞。バカリは副助詞)ちょっとの間。しばし。暫時。源氏物語浮舟「―ためらひて、かくのみいふこそいと心憂けれ」 と‐ばかり (格助詞トと副助詞バカリとが連なったもの) ①…ということばかり。…とだけ。…とのみ。後拾遺和歌集「今はただ思ひ絶えなむ―を人づてならでいふよしもがな」 ②…を原因やきっかけとして。曠野「これはこれは―花の芳野山」。「この時―攻め立てる」 と‐ばく賭博】 金銭・品物を賭けて勝負を争う遊戯。かけごと。ばくち。博奕ばくえき。「―師」 ⇒とばく‐ざい【賭博罪】 ⇒とばくじょう‐かいちょう‐ざい【賭博場開張罪】 とばく‐ざい賭博罪】 偶然の勝負に関し賭博によって財物の得失を争う罪。一時の娯楽に供する物を賭けるときは処罰されない。賭博犯。 ⇒と‐ばく【賭博】 とばくじょう‐かいちょう‐ざい賭博場開張罪‥ヂヤウ‥チヤウ‥ 賭博場を開き、てら銭など利をはかる罪。 ⇒と‐ばく【賭博】 とば‐くちとば口】 ①入口。とぼくち。 ②転じて、物事のはじめのところ。 どば‐げい土場芸】 舞台を設けずに、路傍で演ずる下等な芸。 とばし飛ばし】 ①飛ばすこと ②〔経〕証券会社が、含み損をかかえた顧客企業の株式・債券を決算期の異なる企業に一時的に転売して、損失の表面化を避けること。 ⇒とばし‐ぎ【飛ばし木】 ⇒とばし‐こみ【飛ばし込み】 ⇒とばし‐よみ【飛ばし読み】 ど‐ばし土橋】 表面に土をおおいかけた橋。つちばし。 とばし‐ぎ飛ばし木】 山の上部で伐った木を谷底へ落とすこと。 ⇒とばし【飛ばし】 とばし‐こみ飛ばし込み】 高知県南西部の四万十しまんと川で行われる鯔漁ぼらりょうの一種。初冬、長大な網を円形に張り、網の口に数十艘の漁舟を並べ、一方から舟で鯔を追い立て、並んだ舟の中へ飛び込ませ漁獲する。瓢箪巻。 ⇒とばし【飛ばし】 とばし‐よみ飛ばし読み】 文章の内容を早くつかむため、一部を読まずに飛ばして先へ進む読み方。 ⇒とばし【飛ばし】 と‐ばしり迸り】 ①飛び散る水。しぶき。飛沫。 ②(→)「とばっちり」に同じ。 と‐ばしり戸走り】 (塗ればよく戸が走るからいう)「いぼた蝋」の別称。 と‐ばし・る迸る】 〔自五〕 飛び散る。ほとばしる。たばしる。今昔物語集11「其の暗き中に少ちいさき石の多く―・る音聞ゆ」 とば・す飛ばす】 〔他五〕 ①飛ぶようにする。空に上げる。空中を移動させる。三蔵法師伝永久点「白雲を玉撿に霏トハス」。十訓抄「矢を―・すこと雨のごとし」。「ハトを―・す」「模型飛行機を―・す」「凧を―・す」「土器かわらけを―・す」 ②空中を移動させ、間はどこにも下りさせず離れた所まで行かせる。遠くまで届くよう強い力で放つ。「バットでボールを―・す」「滴を―・す」「檄を―・す」「びんたを―・す」「冗談を―・す」 ③移動する際に、順序を経ず間にあるものを抜いてゆく。「課長を―・して部長になる」「番号を―・す」 ④急いで行かせる。早く走らせる。「馬を―・す」「車で―・す」 ⑤死なせる。なくす。万葉集5「手に持てる吾が児―・しつ」 ⑥(「叱る」「笑う」などの動詞に付いて)その動作を強めたり、勢いよくしたりする意を表す。「笑い―・す」「殴り―・す」 ⑦左遷する。「地方支局に―・す」 ⑧質に入れる。浄瑠璃、吉野都女楠「阿弥陀仏まで質屋へ―・し」 ど‐はずれ度外れ‥ハヅレ 普通の程度をはずれること。限度を超えること。「―の食欲」「―に明るい人」 とば‐そうじょう鳥羽僧正‥ジヤウ 覚猷かくゆうの別称。 とばた戸畑】 もと福岡県の市。他の4市と合併して北九州市となり、戸畑区はその行政区名の一つ。北九州工業地帯の一部。洞海どうかい湾を隔てて若松港と相接し、筑豊炭田の石炭積出港として発展。ガラス・金属工業などが盛ん。また、漁港として重要。 トハチェフスキーMikhail N. Tukhachevskii】 ソ連の軍人。赤軍の近代化に努める。1935年ソ連最初の元帥の一人となるが、37年大粛清により銃殺される。61年名誉回復。(1893〜1937) と‐ばちり迸り】 (トバシリの転)(→)「とばっちり」に同じ。 ど‐はつ怒髪】 はげしい怒りのために逆立った頭髪。 ⇒怒髪天を衝く とば‐つ・く 〔自四〕 (トハツクとも)あわただしく騒ぎたてる。粗忽そこつに振る舞う。そわそわする。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「―・いて怪我しやんなと」 と‐ばっちり迸り】 (トバチリの促音化。傍にいて水しぶきを受ける意から)傍にいて禍のかかること。巻添え。「―を受ける」 ど‐ばっつけ土磔】 地上に敷いた板の上に平臥させて行なったはりつけ。つちはりつけ。

広辞苑 ページ 14241 での○何の面下げて単語。