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○難癖を付けるなんくせをつける🔗⭐🔉
○難癖を付けるなんくせをつける
わずかな欠点を見つけて非難する。あら探しをする。言いがかりをつける。
⇒なん‐くせ【難癖】
なん‐くん【難訓】
よみ方がむずかしいこと。特に、漢字で、訓のよみ方がむずかしいこと。また、その漢字。
なん‐け【何家】
なんとかいう家。だれそれの家。なにけ。能因本枕草子時奏する「―の何がし」
なん‐け【南家】
藤原氏四家しけの一つ。藤原不比等ふひとの長子武智麻呂むちまろの子孫。武智麻呂の邸が、弟の房前ふささきの邸の南にあたったからいう。→藤原(系図)
なん‐け【難化】
〔仏〕教化しにくいこと。また、その人。
なん‐けん【軟券】
紙質の軟らかい乗車券。多く、自動販売機用にロール紙などを用いたもの。↔硬券
なん‐けん【難件】
処理のむずかしい事件。
なん‐けん【難険】
①けわしくて通りにくいこと。また、その難所。険難。
②はなはだむずかしいこと。至難。
なん‐げん【南限】
南の限界。特に、生物の分布などについていうことが多い。「ハマナス自生の―」
なん‐こ【何個】
①いくつ。
②(ナンゴとも)遊戯の一種。碁石・小石または細かに折った杉箸などを握って差し出し、人にその数をあてさせるもの。〈日葡辞書〉。夏目漱石、坊つちやん「或る奴は―を攫む」
③一文銭をにぎり、丁か半かをあてさせる賭博とばく。
なん‐ご【喃語】
①べちゃべちゃしゃべること。
②男女が睦まじくささやき語ること。
③〔心〕嬰児の、まだ言葉にならない段階の声。
なん‐ご【難語】
意味の分かりにくい、むずかしいことば。
なん‐こう【南郊】‥カウ
南の郊外。
なん‐こう【軟膏】‥カウ
脂肪・脂肪油・蝋ろう・ワセリン・グリセリン・樹脂などに薬品を練り合わせた外用薬。↔硬膏
なん‐こう【軟鋼】‥カウ
一般には比較的炭素含有量の低い鋼。厳密には炭素含有量0.13〜0.20パーセントの鋼。可鍛性・靱性じんせいが大きく加工に適する。針金・釘・リベット・鉄骨・溶接管・鉄筋・造船用鋼材・車両など用途は広い。低炭素鋼。→炭素鋼
なん‐こう【楠公】
楠木正成くすのきまさしげの敬称。
なん‐こう【難航】‥カウ
①暴風雨などのために、航海が困難なこと。また、その航海。
②障害が多くて物事がはかどらないこと。「交渉が―する」
なん‐こうがい【軟口蓋】
口蓋の後半部。硬口蓋の後になる柔軟部で、後端の中央に口蓋垂があり、嚥下えんげの際、後鼻孔を塞いで食物が鼻腔に入るのを防ぐ。↔硬口蓋。
⇒なんこうがい‐おん【軟口蓋音】
なんこうがい‐おん【軟口蓋音】
〔言〕(velar)舌の後方と軟口蓋とで妨げ(閉鎖・狭めなど)を作り、息がそこを通過する際に発せられる子音。破裂音の〔k〕〔g〕、鼻音の〔ŋ〕など。
⇒なん‐こうがい【軟口蓋】
なんこう‐ふらく【難攻不落】
攻めにくく容易に陥落しないこと。また比喩的に、いくら働きかけてもなかなかこちらの思い通りにならないこと。「―の城」「有名選手を引き抜こうとしたが―だった」
なんこう‐ほくてい‐がた【南高北低型】‥カウ‥
日本付近の地上気圧配置型の一つ。夏に多く出現する。南の気圧が高く、北の気圧が低い。南の高気圧は、ふつう北太平洋高気圧で、高温・晴天が続く。
なんこく【南国】
高知県中部、香長かちょう平野にある市。物部川右岸に位置し、促成野菜栽培が盛ん。古代の国府・国分寺跡や高知空港がある。人口5万1千。
なん‐ごく【南国】
①南方の国。また、南方の土地。「―情緒」
②江戸時代、品川遊郭の異称。吉原を北国というのに対していう。南駅。南極なんごく。
なん‐こつ【軟骨】
弾力に富み、骨と共に体を支持する組織。軟骨細胞と軟骨基質とから成る。基質の性状により硝子軟骨・弾性軟骨・線維軟骨の種類がある。脊椎動物では発生初期には骨格の大部分を構成し、成体では骨端・関節面・椎間板あるいは気管壁などに存在。↔硬骨。
⇒なんこつ‐ぎょるい【軟骨魚類】
なんこつ‐ぎょるい【軟骨魚類】
脊椎動物の一綱。骨格が軟骨から成る原始的な魚類。板鰓ばんさい類(サメ・エイの類)・全頭類(ギンザメの類)を含む。
⇒なん‐こつ【軟骨】
なん‐こん【男根】
⇒だんこん
なん‐ざ
(「なんぞは」の転)あるものを取り立てて言う語。などは。なんざあ。遊子方言「此しん―、宵にちよつきり頬つらをつん出したまま」。徳冨蘆花、不如帰「僕―江田島で鍛へ上げた体で」
なん‐ざい【軟材】
木材工芸で、針葉樹のこと。種類によっては広葉樹よりかえって硬いものがある。
なんさ‐ぐんとう【南沙群島】‥タウ
(→)スプラトリー諸島に同じ。
なん‐ざん【南山】
①中国陝西省にある終南山の異称。
②中国遼東半島の金州城の南にある小丘。1904年(明治37)5月の日露戦争激戦地。
③比叡山を北山と呼ぶのに対して、高野山の異称。
④(「南山の寿」に基づく)長命を賀すること。
⑤(→)「あずち」に同じ。
⇒なんざん‐だいし【南山大師】
⇒なんざん‐の‐じゅ【南山の寿】
⇒なんざん‐ふらく【南山不落】
なん‐ざん【難山】
けわしい山。越すのに困難な山。
なん‐ざん【難産】
①出産が平常でなく困難なこと。「長男は―だった」↔安産。
②比喩的に、物事がたやすく成立しないこと。「―の末に成立した法律」
⇒難産色に懲りず
広辞苑 ページ 14818 での【○難癖を付ける】単語。