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○肉を斬らせて骨を斬るにくをきらせてほねをきる🔗🔉

○肉を斬らせて骨を斬るにくをきらせてほねをきる 自分が相当の痛手を受けても、敵にはそれ以上の打撃を与えて打ち勝つ。捨て身で戦う覚悟をいう語。肉を斬らせて骨を断つ。 ⇒にく【肉】 に‐くん二君⇒じくん に‐ぐん二軍】 スポーツで、正規のチームに入るには力の不足した者で作る予備チーム。「―に落ちる」 ニケNikē】 ギリシア神話の勝利の女神。翼がある。ゼウスおよび軍神アテナに従う。→サモトラケのニケ にげ逃げ】 逃げること。「―も隠れもしない」 ⇒逃げを打つ ⇒逃げを張る に‐げ二毛】 馬の毛色の名。白黒2毛のまじった鼠毛。「逃げ」に通ずるので、武士はこれを忌み、引出物にも用いなかった。 にげ‐あし逃げ足】 逃げようとする足つき。逃げる足どり。逃げること。今昔物語集12「極めて怖しく思えて、馬を取りて返して、―に成るを」。「―が速い」 にげ‐あな逃げ穴】 動物などの逃げこむ穴。逃げこむために設けてある穴。 にげ‐い・ず逃げ出づ‥イヅ 〔他下二〕 逃げて出る。逃げだす。逃げでる。 にげ‐う・せる逃げ失せる】 〔自下一〕[文]にげう・す(下二) 逃げて行方が知れなくなる。逃亡する。「まんまと―・せる」 にげ‐うま逃げ馬】 ①敗走に使う馬。浄瑠璃、源平布引滝「兄の義朝が討るるに―一疋出さぬ臆病者」 ②競馬で、スタート直後から先頭を切ってそのまま逃げきろうとする脚質の馬。 ニケーアNicaea⇒ニカイア にげ‐おお・せる逃げ果せる‥オホセル 〔自下一〕 完全に逃れ切る。「追及から―・せる」 にげ‐おく・れる逃げ遅れる】 〔自下一〕[文]にげおく・る(下二) 逃げる機会を失う。逃げそこなう。「火の回りが早くて―・れた」 にげ‐お・ちる逃げ落ちる】 〔自上一〕[文]にげお・つ(上二) 逃げてひそかに他所に行く。逃げのびる。 にげ‐かえ・る逃げ帰る‥カヘル 〔自五〕 逃げて帰る。いやな状況をのがれて帰りつく。「宴席から―・る」 にげ‐かく逃げ角】 〔機〕バイトやドリルにおいて、刃先の腹(背)が工作物に当たらないように透かせる角度。前逃げ角と横逃げ角の2種がある。二番。 にげ‐かくれ逃げ隠れ】 逃げたり隠れたりすること。「どこにも―できない」 にげ‐かく・れる逃げ隠れる】 〔自下一〕[文]にげかく・る(下二) 逃げて身をかくす。「自室に―・れる」 にげ‐か・む齝む・】 〔自四〕 (→)「にれかむ」に同じ。〈新撰字鏡2にげ‐きず逃げ傷・逃げ疵】 逃げる時に、背後から受けた傷。うしろきず。武士はこれを恥とした。浮世物語「人より先に逃げ、うろたへては―をしたたかに蒙り」 にげ‐き・る逃げ切る】 〔自五〕 追いつかれないで逃げおおせる。特に、競走・競技などで、相手の追撃を抑え、わずかな差で勝つ。「1点差のまま―・る」 にげ‐く逃句・遁句】 ①逃げ口上。 ②俳諧で、むずかしい前句や手をこめた句が連続した場合、さらりと曲節のない叙景句などをつけて次句のつきやすいようにすること。→遣句やりく にげ‐くだ・る逃げ下る】 〔自五〕 ①逃げて都から地方に行く。 ②逃げて山や坂などを下る。 にげ‐くち逃げ口】 ①逃げ始め。退却し始め。〈日葡辞書〉 ②(ニゲグチとも) ㋐逃げるための出口。 ㋑転じて、逃げ口上。 にげ‐こうじょう逃げ口上‥ジヤウ 他人の問いに対し、言いのがれようとして言うことば。責任や罪を回避するための口実。逃げ言葉。にげぐち。遁辞とんじにげ‐ごし逃げ腰】 逃げようとする腰つき。また、困難や責任などをのがれようとする態度。「いざとなると―になる」 にげ‐ことば逃げ言葉】 逃げ口上。 にげ‐こ・む逃げ込む】 〔自五〕 ①逃げて他の所にはいりこむ。逃げてきてかけこむ。「寺に―・む」 ②競技などで、追いつかれそうになった相手をふりきって勝つ。にげきる。「僅差で―・む」 にげ‐さ・る逃げ去る】 〔自五〕 逃げてその場からいなくなる。 にげ‐じたく逃げ支度】 逃げ去ろうとする用意。 にげ‐じり逃げ尻】 ①にげごし。 ②逃げていく人の尻つき。日葡辞書「ニゲジリヲキル、また、キラルル」

広辞苑 ページ 14904 での○肉を斬らせて骨を斬る単語。