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にちれん【日蓮】🔗🔉

にちれん日蓮】 鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。初め蓮長。安房国片海(現、千葉県小湊)の人。初め天台宗を学び高野山・南都等で修行、仏法の真髄を法華経に見出し、1253年(建長5)清澄山で立教開宗を宣言した。他宗を攻撃し、「立正安国論」の主張により伊豆に流された。赦免後も言動を改めず、佐渡に流される。74年(文永11)赦されて鎌倉に帰り、身延山を開く。武蔵国池上に寂。著「観心本尊抄」「開目抄」など。(1222〜1282) 日蓮立像(鎌倉・長勝寺) 撮影:関戸 勇 →著作:『開目抄』 →著作:『立正安国論』 ⇒にちれん‐しゅう【日蓮宗】 ⇒にちれん‐しょうしゅう【日蓮正宗】

広辞苑 ページ 14973 での日蓮単語。