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○二桃三士を殺すにとうさんしをころす🔗⭐🔉
○二桃三士を殺すにとうさんしをころす
[晏子春秋諫下](「士」は「子」とも書く)斉の景公に公孫接こうそんしょう・田開疆でんかいきょう・古冶子こやしの3勇士があって、皆功を誇って勝手気ままであった。景公は宰相晏子の計を用い、3士に2個の桃を与えて互いに争わせ、ついに全部自殺させたという故事。奇計を用いて人を自滅させることにいう。
⇒に‐とう【二桃】
にとう‐しゃ【二等車】
三等級制の客車の中級車。国鉄では1960年二等級制実施により、旧一等車と併合、旧三等車を二等車とした。69年等級制廃止。
⇒に‐とう【二等】
にとう‐だて【二頭立て】
(→)「二頭挽びき」に同じ。
⇒に‐とう【二頭】
にとう‐つかい【二刀遣い】‥タウツカヒ
(→)「両刀遣い」に同じ。
⇒に‐とう【二刀】
にどう‐てきうち【二童敵討】
沖縄の組踊の曲名。玉城たまぐすく朝薫作。1719年初演。護佐丸敵討。
にとう‐はっきん【二頭膊筋】‥ハク‥
(→)上腕二頭筋に同じ。
⇒に‐とう【二頭】
にとう‐びき【二頭挽き】
馬車などを馬2頭でひかせること。また、その馬車。にとうだて。
⇒に‐とう【二頭】
に‐とうぶん【二等分】
二つに等分すること。「財産を―する」「―線」
にとう‐へい【二等兵】
旧陸軍の兵の階級の一つ。一等兵の下で、最下位。
⇒に‐とう【二等】
にとうへん‐さんかっけい【二等辺三角形】‥カク‥
2辺が相等しい三角形。等しい2辺に対する内角も相等しい。
にとう‐りゅう【二刀流】‥タウリウ
(→)二天一流にてんいちりゅうに同じ。
⇒に‐とう【二刀】
にど‐おぼこ【二度おぼこ】
老いて子供のようになった女。誹風柳多留18「―よめはふたごを生んだやう」
にど‐がり【二度刈り】
作物を1年に2度刈りとって収穫をすること。
にど‐ざき【二度咲き】
(→)「かえりざき」1に同じ。
にど‐ぞい【二度添い】‥ゾヒ
妻に別れた男の2度目の妻になること。また、その妻。のちぞい。
にど‐でま【二度手間】
一度ですむはずのことに、さらに手間のかかること。二重手間。
にど‐と【二度と】
(下に打消や禁止の語を伴い)同じ事が繰り返されることがない意を表す。またと。もう決して。「―ない機会」「―行くな」
⇒にどと‐ふたたび【二度と再び】
にどと‐ふたたび【二度と再び】
(「二度と」と「再び」と、同意語を重ねて強調した言い方。下に打消または禁止の語を伴う)もう決して。「―銃はとらない」
⇒にど‐と【二度と】
にど‐なり【二度生り】
①ある植物が1年に2度果実を結ぶこと。
②インゲンマメの別称。
にと‐にと
(→)「ねとねと」に同じ。〈日葡辞書〉
にど‐ね【二度寝】
一度目覚めた後に、間を置かずもう一度眠ること。
にど‐の‐つき【二度の月】
八月十五夜の月見と九月十三夜の月見。ともに江戸吉原遊郭の紋日もんびで、この日に遊女を揚げる客は、片月見(どちらか一度だけですますこと)になるのを忌んだ。
にど‐の‐つとめ【二度の勤め】
勤めをやめて再び勤めること。特に、遊女勤めにいう。また比喩的に、使われなくなった物が再び役に立つこと。
にとべ【新渡戸】
姓氏の一つ。
⇒にとべ‐いなぞう【新渡戸稲造】
にとべ‐いなぞう【新渡戸稲造】‥ザウ
思想家・教育家。南部藩士の子。札幌農学校卒業後、アメリカ・ドイツに留学。京大教授・一高校長などを歴任。国際平和を主張し、国際連盟事務局次長・太平洋問題調査会理事長として活躍。カナダで病没。英文の「武士道」ほか「農業本論」などを著す。(1862〜1933)
新渡戸稲造
提供:毎日新聞社
→著作:『武士道』
⇒にとべ【新渡戸】
にど‐まめ【二度豆】
(北海道・東北地方で)エンドウ。
に‐どめ【荷留】
中世、領主が領内の港や関所で物資の移出入を制限または禁止すること。
にと‐め・く
〔自四〕
粘り気のある物がべたべたとする。べたべたとくっつく。〈日葡辞書〉
にとものがたり【二都物語】
(A Tale of Two Cities)ディケンズの歴史小説。1859年刊。フランス革命を背景に、パリとロンドンを舞台にして、敵同士を親にもつ医師マネットの娘ルーシーとフランス貴族の甥ダーネーとの恋をメロドラマ風に描いた作品。
に‐とり【煮取り】
(→)「煎せんじ」2に同じ。
ニトリル【nitrile】
シアン基‐C≡Nが直接炭素原子に結合した有機化合物の総称。加水分解すればカルボン酸を生じる。アセトニトリル(分子式CH3CN)の類。
ニトロ【nitro】
ニトロ基すなわち‐NO2基。
⇒ニトロ‐か【ニトロ化】
⇒ニトロ‐かごうぶつ【ニトロ化合物】
⇒ニトロ‐グリセリン【nitroglycerine】
⇒ニトロ‐セルロース【nitrocellulose】
⇒ニトロ‐ベンゼン【nitrobenzene】
ニトロ‐か【ニトロ化】‥クワ
(nitration)有機化合物の炭素原子についた水素原子をニトロ基で置換する反応。芳香族化合物のニトロ化には硝酸・発煙硝酸または混酸を用いる。
⇒ニトロ【nitro】
ニトロ‐かごうぶつ【ニトロ化合物】‥クワガフ‥
ニトロ基が炭素原子に直接結合している有機化合物の総称。ニトロベンゼンの類。ニトログリセリンやニトロセルロースはニトロ化合物ではなくて硝酸エステルである。
⇒ニトロ【nitro】
に‐とろか・す【煮蕩かす】
〔他五〕
とろけるまで煮る。
ニトロ‐グリセリン【nitroglycerine】
分子式C3H5(NO3)3 三硝酸グリセリンの慣用名。グリセリンと硝酸および硫酸の混合物との反応により生じる三硝酸エステル。無色油状の液体で強力な爆発物。ダイナマイトの原料。血管拡張作用があるので狭心症の特効薬に用いる。
⇒ニトロ【nitro】
ニトロ‐セルロース【nitrocellulose】
セルロースの硝酸エステル。正しくは硝酸セルロース。セルロースを硫酸・硝酸・水の混合液で処理してつくる。混合液の組成によりエステル化の程度(窒素の含有率で表し硝化度という)の異なるものを得る。硝化度の高いものは火薬、硝化度の低いものはラッカー・フィルムなどとして使用する。硝酸繊維素。硝化綿。
⇒ニトロ【nitro】
ニトロソ‐アミン【Nitrosamin ドイツ】
①2価の基=N‐NOを持つ化合物の総称。発癌性を有する。第2アミンと亜硝酸との反応で生じるが、両者とも天然食品中に含まれ、同時に摂取すると体内で生成する。
②ニトロソ基‐NOおよびアミノ基‐NH2を持つ化合物の総称。
ニトロソ‐グアニジン【nitrosoguanidine】
突然変異誘発物の一つ。分子式C2H5N5O3 人工癌生成などに用いられる。
ニトロ‐ベンゼン【nitrobenzene】
分子式C6H5NO2 ベンゼンを混酸とともに温めるとき生じる淡黄色の油状液体。苦扁桃くへんとう油に似た芳香をもつ。有毒。水にほとんど溶けない。アニリンの原料に用いる。ニトロベンゾール。
⇒ニトロ【nitro】

広辞苑 ページ 15000 での【○二桃三士を殺す】単語。