にょう‐ぼう【女房】_‥バウ ①女官の部屋。 ②禁中・院中でひとり住みの房（部屋）を与えられた高位の女官。上臈_{じょうろう}・中臈・下臈に大別。宇津保物語藤原君「―のざうしには」 ③貴族の家に仕える女。枕草子3「家の御達_ごたち―など」 ④婦人。女。太平記21「武蔵守がもとへ常に立寄りける侍従と申す―」 ⑤妻。内儀。にょうぼ。太平記10「武士の―たる者は、けなげなる心を一つ持ちてこそ」。「―の尻に敷かれる」 ⇒にょうぼう‐いえぬし【女房家主】 ⇒にょうぼう‐いわらじ【女房家主】 ⇒にょうぼう‐ぐるい【女房狂い】 ⇒にょうぼう‐ぐるま【女房車】 ⇒にょうぼう‐ことば【女房詞】 ⇒にょうぼう‐しょうぞく【女房装束】 ⇒にょうぼう‐てんか【女房天下】 ⇒にょうぼう‐でんせつ【女房伝説】 ⇒にょうぼう‐の‐さぶらい【女房侍】 ⇒にょうぼう‐の‐ふだ【女房簡】 ⇒にょうぼう‐ひでり【女房旱】 ⇒にょうぼう‐ほうしょ【女房奉書】 ⇒にょうぼう‐みょうが【女房冥加】 ⇒にょうぼう‐もち【女房持ち】 ⇒にょうぼう‐やく【女房役】 ⇒女房と味噌は古いほどよい ⇒女房の妬くほど亭主もてもせず