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○年季が入るねんきがはいる🔗🔉

○年季が入るねんきがはいる 一つの仕事に長年従事して、腕が確かである。 ⇒ねん‐き【年季】 ねんき‐こさく年季小作】 一定の年限を定めて小作すること。 ⇒ねん‐き【年季】 ねんき‐しょうもん年季証文】 約束できめられた年限は働くということを書いた証文。 ⇒ねん‐き【年季】 ねんき‐づとめ年季勤め(→)年季奉公に同じ。 ⇒ねん‐き【年季】 ねんき‐ぼうこう年季奉公】 年季をあらかじめ定めて主家に奉公すること。年季勤め。年ねん切り。島崎藤村、家「十露盤そろばんで番頭の頭をブン擲なぐつたのは、宗蔵が―の最後の日であつた」→出替り⇒ねん‐き【年季】 ねんき‐もの年季者】 年季を定めて奉公する者。 ⇒ねん‐き【年季】 ねん‐きゅう年休‥キウ 年次有給休暇の略。 ねん‐きゅう年給‥キフ ①(年料給分の略)売官・売位の一種。年官・年爵を給すること。 ②1年を単位として定めた俸給。年俸。 ねん‐きょ年挙】 毎年または隔年に、紀伝・明経・明法・算の四道および勧学院・奨学院・学館院が、その学生中から諸国の掾じょうに任ずる者を推挙したこと。 ねん‐ぎょ年魚】 ①(生まれたその年のうちに死ぬ魚の意)鮎あゆの異称。〈[季]夏〉。倭名類聚鈔19「鮎…故名年魚也」 ②(産卵後すぐ死ぬので、1年で死ぬと思われていたからいう)鮭さけの古称。本草和名「鮭、一名、年魚」 ねん‐ぎょう年行‥ギヤウ 山伏などの年々の修行。謡曲、野守「われ―の劫を積める、その法力のまことあらば」 ねん‐ぎょうじ年行事・年行司‥ギヤウ‥ 江戸時代、毎年交替で五人組や、株仲間など商工業の組合の事務に当たった役の人。→行事 ねん‐ぎょく年玉】 年始の祝いとして人に贈る金品。としだま。西鶴織留2「―の遣ひ物、火箸、燗鍋、または餅あぶり網など買ひよる人」 ねん‐きり年切り】 ①奉公人などの勤める年限。定めた年季。好色一代男8「手形の十年より外に―増して」 ②年季奉公。また、年季奉公人。西鶴諸国ばなし「―の女に名を久と呼びて」 ③奉公人などの約束の年季が切れること。また、その時。好色二代男「あれがあのやうにもなる物かと、―の時を知つたる人の横手うたるるほどに」 ⇒ねんきり‐おんな【年切り女】 ⇒ねんきり‐まし【年切り増し】 ねんきり‐おんな年切り女‥ヲンナ 年季を切って雇っている女。日本永代蔵1「召し連れたる―」 ⇒ねん‐きり【年切り】 ねんきり‐まし年切り増し】 年季の期限の終わった時、さらに年季を延ばすこと。 ⇒ねん‐きり【年切り】 ねん‐ぎれ年切れ】 ①年季が切れること。 ②草木が年によって花が咲かなかったり、果実を結ばなかったりすること。転じて、人の不遇であること。としぎれ。

広辞苑 ページ 15300 での○年季が入る単語。