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○念も無いねんもない🔗🔉

○念も無いねんもない ①思慮がない。狂言、馬口労ばくろう「ねんもなう行くまいぞ」 ②思いがけない。とんでもない。狂言、樽聟「―事、やる事はならぬ」 ③面白みがない。心をひかれることがない。男色大鑑「―絵などは見劣りて昔にあらぬ思ひとなれり」 ⇒ねん【念】 ねん‐やく念約】 念者ねんじゃとして約束すること。男色関係をむすぶ約束。 ねん‐ゆう念友‥イウ (→)念者ねんじゃに同じ。また、念者としての交友。男色大鑑「蘭丸立ちとどまり、我に―の数ありとや、ここは是非の聞所と申せば」 ねん‐よ年余】 1年余り。「―にわたる努力」 ねん‐よ年預】 (ネンニョとも) ①(もと、臨時に1年を限って他の役所の職員が事務を担当したからいう)院庁の執事の下にあって実務を行なった職。他の役所や斎院・親王・摂関家の家司けいし、社寺・荘園にも置かれた。今昔物語集27「斎院の―にてなむ有りけるに」→預り。 ②祭の当番。 ねん‐よう年窯‥エウ 中国清の雍正(1723〜1735)年間、年希尭ねんきぎょうが景徳鎮官窯かんようを監督していた期間の窯とその製品。灰鼠色の優れた青磁で名高い。 ねん‐らい年来】 数年以来。としごろ。ながねん。「―の友」「―あたためてきた計画」 ねん‐り年利】 1年いくらと定めた利率。 ねん‐りき念力】 精神をこめた力。一念をこめた力。謡曲、河水「―の剣を真向にさしかざし」。「思う―岩をも通す」 ⇒念力岩をも通す

広辞苑 ページ 15320 での○念も無い単語。