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○能がないのうがない🔗🔉

○能がないのうがない ①能力がない。才能がない。「仕事以外に―男」 ②工夫が足りない。面白みがない。「いつも同じでは―」 ⇒のう【能】 のう‐がみ農神】 (東北地方で)農作の神。田に祭る神。 のうか‐りんぎょう農家林業‥ゲフ 農家の経営する小規模な林業。 ⇒のう‐か【農家】 のう‐かん納竿ナフ‥ 釣りを終えること。竿さおじまい。 のう‐かん納棺ナフクワン 死体を棺に納めること。 のう‐かん能管‥クワン 能楽に用いる横笛。竹製で長さ1尺3寸(約39センチメートル)。歌口1と指孔7を持つ。雅楽の横笛おうてきに似るが、管内に喉のどと呼ばれる管を挿入して内経を細くし異なる音律をつくる。歌舞伎囃子や民俗芸能にも用いる。能では単に笛とも管ともいう。能笛。 能管 能管 撮影:神田佳明 のう‐かん脳幹ナウ‥ 脳のうち大脳半球と小脳とを除いた部分。間脳・中脳・橋きょう・延髄を併せていう。 ⇒のうかん‐もうようたい【脳幹網様体】 のう‐かん農間】 農事の合間あいま⇒のうかん‐かせぎ【農間稼ぎ】 のう‐かん農閑】 農作業のひまなこと。 ⇒のうかん‐き【農閑期】 のうかん‐かせぎ農間稼ぎ】 江戸時代、農民が耕作の合間に賃稼ぎのために行なった余業。農間余業。 ⇒のう‐かん【農間】 のうかん‐き農閑期】 農作業のひまな時期。↔農繁期 ⇒のう‐かん【農閑】 のうかん‐もうようたい脳幹網様体ナウ‥マウヤウ‥ 中枢神経系内部で明瞭な核や神経路をつくる以外の、灰白質が網目状に配列し、その間を白質が埋めている部分。脳幹全域に広がり、外界からの刺激に応じて大脳皮質の活動水準を保ち、意識をはっきりさせておく働きを持つ。この活動が低下すると睡眠状態に陥り、障害されると昏睡に陥る。網様体。 ⇒のう‐かん【脳幹】 のう‐き納期ナフ‥ 金や品物を納入する時期、または期限。「―が迫る」 のう‐き能記】 〔言〕(signifiant フランス)「記号2」参照。 のう‐き農期】 農業のいそがしい時期。農繁期。農時。 のう‐きぐ農機具】 農業用の機械・器具。 のう‐きょう納経ナフキヤウ ①現在・未来の安穏や追善供養のため、経典を寺社に納めること。また、その経典。「平家―」 ②巡礼の際、経典のかわりに米銭を納めること。納経帳に仏号・寺号・印などを受ける。 のう‐きょう脳橋ナウケウ (→)きょう2に同じ。 のう‐きょう農協‥ケフ 農業協同組合の略称。 のう‐きょう膿胸】 胸膜腔に膿うみのたまる疾患。肺の化膿性病巣の胸膜への波及または胸膜への化膿菌の感染による。化膿性胸膜炎。 のう‐ぎょう農業‥ゲフ 地力を利用して有用な植物を栽培耕作し、また、有用な動物を飼養する有機的生産業。広義では農産加工や林業をも含む。今昔物語集2「―の営をも成さず」 ⇒のうぎょう‐いいんかい【農業委員会】 ⇒のうぎょう‐かい【農業会】 ⇒のうぎょう‐がっこう【農業学校】 ⇒のうぎょう‐きかい【農業機械】 ⇒のうぎょう‐きほん‐ほう【農業基本法】 ⇒のうぎょう‐きょうこう【農業恐慌】 ⇒のうぎょう‐きょうさいくみあい【農業共済組合】 ⇒のうぎょう‐きょうどうくみあい【農業協同組合】 ⇒のうぎょう‐けいざいがく【農業経済学】 ⇒のうぎょう‐こうぞう‐かいぜん‐じぎょう【農業構造改善事業】 ⇒のうぎょう‐こうとうがっこう【農業高等学校】 ⇒のうぎょう‐さいがい‐ほしょう‐ほう【農業災害補償法】 ⇒のうぎょう‐しけんじょう【農業試験場】 ⇒のうぎょう‐せいさん‐そしき【農業生産組織】 ⇒のうぎょう‐せいさん‐ほうじん【農業生産法人】 ⇒のうぎょう‐センサス【農業センサス】 ⇒のうぎょう‐ちょうせい‐いいんかい【農業調整委員会】 ⇒のうぎょう‐てがた【農業手形】 ⇒のうぎょう‐ほうじん【農業法人】 ⇒のうぎょう‐ほけん【農業保険】 ⇒のうぎょう‐ようすい【農業用水】 ⇒のうぎょう‐ろうどうしゃ【農業労働者】 のうぎょう‐いいんかい農業委員会‥ゲフヰヰンクワイ 農業生産力の発展と農業経営の合理化を図り、農民の地位向上に寄与するために設けられた、農民の代表機関。従来の農地委員会・農業調整委員会・農業改良委員会を統合したもの。1951年市町村と都道府県におかれ、後者は54年都道府県農業会議にかわる。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐かい農業会‥ゲフクワイ 1943年、農業団体法により、従来の農会や農村の産業組合などを改組した農業統制団体。47年農業協同組合法ができて解散。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐がっこう農業学校‥ゲフガクカウ 農業関係の教育を施した旧制の中等程度の実業学校。農学校。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐きかい農業機械‥ゲフ‥ 農業用機械・装置・システムの総称。機械動力により駆動される、あるいは機械装置を有する点で農具と区別される。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐きほん‐ほう農業基本法‥ゲフ‥ハフ 国の農業政策の目的と基本方針とを規定した法律。農業と他産業との間の生産性・所得の均衡をはかることを目的とする。1961年成立、99年廃止。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐きょうこう農業恐慌‥ゲフ‥クワウ 農産物が生産過剰となり、価格が生産費以下に下落し、農民が窮乏・没落する現象。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐きょうさいくみあい農業共済組合‥ゲフ‥アヒ 農業災害補償法により一定の共済掛金を払い込んだ組合員に災害補償としての共済金を支払う共済事業の機関。地区内の農家を組合員として市(区)町村ごとに設けられ、その連合会は都道府県ごとに設立。国も一定の助成を行なっている。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐きょうどうくみあい農業協同組合‥ゲフケフ‥アヒ 1947年の農業協同組合法に基づき、農民を正組合員とし、組合員の事業または生活に必要な信用・販売・購買・共同利用・共済・技術指導等の諸事業を行う協同組合。農協。JA ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐けいざいがく農業経済学‥ゲフ‥ 経済学、あるいは農学の一分野。農業に関する経済学的研究を目的とする学問。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のう‐きょうげん能狂言‥キヤウ‥ ①能楽の狂言。→狂言3㋐。 ②能と狂言。 のうぎょう‐こうぞう‐かいぜん‐じぎょう農業構造改善事業‥ゲフ‥ザウ‥ゲフ 農業基本法に基づき農林省が1962年度から着手した事業。零細な土地を利用した小規模農業を改善し、生産性の向上、所得の高い自立経営の育成を目的とする。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐こうとうがっこう農業高等学校‥ゲフカウ‥ガクカウ 農業課程を置く単独の高等学校。略称、農高。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐さいがい‐ほしょう‐ほう農業災害補償法‥ゲフ‥シヤウハフ 農作物・蚕繭さんけん・家畜などについて不慮の事故により生じた損害を補償する農業共済組合の共済事業、この共済責任を相互に保険する農業共済組合連合会の保険事業、政府の再保険などについて定めた法律。1947年制定。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐しけんじょう農業試験場‥ゲフ‥ヂヤウ ①農林水産省の一機関。農業技術・品種などの改良発達をはかるための試験研究を業務とした。2001年農業技術研究機構(現、農業‐食品産業技術総合研究機構)に改組・統合。 ②1と同じ目的で設置された、各都道府県設置の機関。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐せいさん‐そしき農業生産組織‥ゲフ‥ 複数の農家が個別経営の独立性を保ちながら、主に機械施設を利用した農業生産過程の一部または全部を協同して行う組織。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐せいさん‐ほうじん農業生産法人‥ゲフ‥ハフ‥ 農業法人の一種。主たる事業が農業と関連事業であることなど一定の条件を具える農事組合法人、公開会社でない株式会社または持分会社。農地の所有権・賃借権を取得できる。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐センサス農業センサス‥ゲフ‥ 国連食糧農業機関(FAO)の統一的な調査計画に基づいて10年ごとに行われる世界的規模の農業国勢調査。日本は、1950年の第2回調査に初めて全般的に参加。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょうぜんしょ農業全書‥ゲフ‥ 農書。10巻、付録1巻。宮崎安貞著、付録は貝原楽軒著。1697年(元禄10)刊。中国の農書「農政全書」を手本とし、体験や見聞に基づいてまとめた日本で最初の体系的農書。 →文献資料[農業全書] のうぎょう‐ちょうせい‐いいんかい農業調整委員会‥ゲフテウ‥ヰヰンクワイ 1948年、食糧の供出、食糧増産計画のために設けられた機関。51年農業委員会に統合。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐てがた農業手形‥ゲフ‥ 米麦の供出代金を見返りとして、農家の経営資金調達のため農業協同組合が振り出す約束手形。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐ほうじん農業法人‥ゲフハフ‥ 課税対策として、または共同化の一形態として、法人組織をとる農業経営体。→農業生産法人⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐ほけん農業保険‥ゲフ‥ 農作物の災害に関する損害保険。1938年制定の農業保険法によって定められ、現在は農業災害補償法がこれに代わった。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐ようすい農業用水‥ゲフ‥ 農作物の生育に必要な水を人工的に補給する用水。溜池ためいけ・堰せき・用水路・ポンプなどの施設によって供給される。広くは用水路を指すこともある。灌漑用水。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のうぎょう‐ろうどうしゃ農業労働者‥ゲフラウ‥ 農業生産に雇用される労働者。 ⇒のう‐ぎょう【農業】 のう‐きん納金ナフ‥ 金銭を納めること。また、その納める金銭。「授業料を一括―する」 のう‐ぎん納銀ナフ‥ (→)納金に同じ。 のう‐ぐ農具】 農耕に使用する器具。農器。 のう‐ぐみ能組】 能の上演番組。世間胸算用3「鼓にさはることありて関寺の―かはりぬ」 のう‐け能化】 〔仏〕 ①一切衆生しゅじょうを教化する者、すなわち仏・菩薩。↔所化。 ②一宗派の長老または学頭。化主。 ⇒のうけ‐づ・く【能化付く】 のう‐げい能芸】 ①才能や技芸。 ②身につけた芸。芸能。また、芸能のある人。天草本伊曾保物語「まづ二人の―をたづねらるるに」 のう‐げい農芸】 ①農事に関する技芸。 ②農業と園芸。 ⇒のうげい‐かがく【農芸化学】 のうげい‐かがく農芸化学‥クワ‥ 農学の一分科。化学的方面を取り扱い、土壌・肥料・醸造・農産化学・植物栄養・森林化学・畜産化学などを含む。 ⇒のう‐げい【農芸】 のう‐げか脳外科ナウ‥クワ 脳の外傷・出血・腫瘍などを手術的手段によって治療する外科の一分野。 のう‐げき農隙】 農事のひま。 のう‐げさ衲袈裟ナフ‥ (→)衲衣のうえに同じ。 のう‐けつ膿血】 うみしると血。謡曲、黒塚「―忽ち融滌ゆうてきし」 のうけ‐づ・く能化付く】 〔自四〕 能化らしくふるまう。つまらぬ者が自慢顔に奔走する。 ⇒のう‐け【能化】 のう‐けっせん脳血栓ナウ‥ 脳の動脈に生じた血栓のため血流が妨げられて、脳組織が壊死えし・軟化し、その部分の機能が消失する疾患。 のう‐こう農工】 ①農業と工業。「―業」 ②農夫と職工。 ⇒のうこう‐ぎんこう【農工銀行】 のう‐こう農功】 農業の仕事。農事。 のう‐こう農耕‥カウ 田畑を耕すこと。〈文明本節用集〉。「―民族」 ⇒のうこう‐ぎれい【農耕儀礼】 のう‐こう濃厚】 ①色や味などが濃いこと。こってりとしていること。「―なスープ」「―なラブ‐シーン」 ②その可能性が強く感じられること。「敗色はますます―になった」 ⇒のうこう‐しりょう【濃厚飼料】 のう‐こう濃香‥カウ こまやかなにおい。 のうこう‐ぎれい農耕儀礼‥カウ‥ 農作業の順調と豊作とを祈願・感謝して行われる一連の周期的な儀礼。農耕社会における主要な年中行事。 ⇒のう‐こう【農耕】 のうこう‐ぎんこう農工銀行‥カウ 農工業の改良育成のための金融を目的とした特殊銀行。1898年(明治31)各府県に設立、大正末期以降、漸次日本勧業銀行に合併。 ⇒のう‐こう【農工】 のうこう‐しりょう濃厚飼料‥レウ カロリー・蛋白質など栄養価が高く、繊維や水の含量が少ない飼料。穀類・油粕類・食品製造副産物などの類。→粗飼料 ⇒のう‐こう【濃厚】 のう‐こうそく脳梗塞ナウカウ‥ 脳血栓または脳塞栓の結果、脳血管の一部が閉塞し、その支配域の脳実質が壊死えし・軟化に陥る疾患。 のう‐こつ納骨ナフ‥ 遺骸を荼毘だびに付し、その遺骨を容器に納めること。また、遺骨を廟所や納骨堂などに納めること。「―を済ます」 ⇒のうこつ‐どう【納骨堂】 のうこつ‐どう納骨堂ナフ‥ダウ 遺骨を納め入れる堂。 ⇒のう‐こつ【納骨】 ノヴゴロドNovgorod】 ロシア北西部、サンクト‐ペテルブルグ南東のイリメニ湖畔の都市。9世紀建設のロシアの古都。中世には商業都市として繁栄。世界遺産。 ノヴゴロド(1) 提供:JTBフォト ノヴゴロド(2) 提供:JTBフォト のう‐こん濃紺】 濃い紺色。「―の制服」 のう‐ごん納言ナフ‥ ⇒なごん のう‐さい悩殺ナウ‥ ⇒のうさつ のう‐さい納采ナフ‥ 結納ゆいのうをとりかわすこと。「―の儀」 のう‐さい能才】 物事を成し遂げる才能。また、その才能を持つ人。日葡辞書「ノウサイアルヒト」 のう‐さい濃彩】 濃く彩色すること。極彩色。↔淡彩 の‐うさぎ野兎】 ①ウサギの一種。本州・四国・九州の山野に生息。体長50センチメートルほど。毛色は茶色だが、北方のものは冬には耳先のみ黒のままで白化。苗木をかじるので害獣とされる。北海道には類似種のユキウサギがいる。 ノウサギ(茶毛) 撮影:小宮輝之 ノウサギ(白毛) 撮影:小宮輝之 ②家畜のカイウサギに対して、野生のウサギの総称。〈[季]冬〉 のう‐さぎょう農作業‥ゲフ 農耕の作業。野良仕事。 のう‐さく農作】 田畑を耕して穀物・野菜などを栽培すること。耕作。 ⇒のうさく‐ぶつ【農作物】 のうさくしょ能作書】 能の作劇法を組織だてて述べた世阿弥の書。種(題材)・作(構成)・書(文章)の三道について説く。正称は「三道」。1423年(応永30)成立。 のうさく‐ぶつ農作物】 農耕による生産物。田畑に栽培されるもの。のうさくもつ。「台風による―の被害」 ⇒のう‐さく【農作】 のう‐ざしょう脳挫傷ナウ‥シヤウ 脳組織の挫傷。損傷部位に応じた脳神経症状、脳圧亢進、脳脊髄液への出血などを生じ、しばしば後遺症を残す。 のう‐さつ悩殺ナウ‥ (「殺」は意味を強める助字)非常になやますこと。特に、女がその美しさで男の心をかきみだすこと。魅了みりょうのう‐さつ納札ナフ‥ 社寺に参詣し記念のために納め貼る札。おさめふだ。→千社札 のうさ‐のうさナフサナフサ 〔副〕 (ナッサナッサとも)身のほどに従って。分相応に。おうなおうな。和漢朗詠集「―の管絃は還つて自ら足んぬ」 のう‐ざる能猿】 芸を仕込んである猿。芸をする猿。狂言、靱猿「あれは―かというて問うて来い」 のう‐さん農産】 農業による生産。また、農産物。 ⇒のうさん‐せいぞう【農産製造】 ⇒のうさん‐ぶつ【農産物】 のうさん‐せいぞう農産製造‥ザウ 農産物に多少加工して製品とすること。茶・煙草・麻・麦わらなどの製造の類。 ⇒のう‐さん【農産】 のうさんてき‐しぜん能産的自然】 (natura naturans ラテン)創造者たる神と被造物である自然について、後者は前者の現れとみる汎神論的立場の神概念。神は永遠に創造し活動する自然として、その所産としての自然と一つになっているとされる。ブルーノやスピノザに見られる思想。 のうさん‐ぶつ農産物】 農業による生産物。穀物・野菜・果物・鶏卵・繭・家畜の類。「―の品評会」 ⇒のう‐さん【農産】 のうし直衣ナホシ (気分を直す衣、平常服の意)「直衣の袍ほう」の略。平安時代以来、天子・摂家以下公卿の平常服。大臣家の公達きんだちと三位以上は勅許を得れば直衣のままで参内できた。形状は衣冠の袍と全く同様であるが、衣冠とちがって位袍ではないため当色とうじき以外の色を用いた。平安時代の女房の物の具の略装も女房の直衣という。雑袍ざっぽう。のうしのころも。すそづけのころも。 直衣 ⇒のうし‐しょうぞく【直衣装束】 ⇒のうし‐すがた【直衣姿】 ⇒のうし‐の‐ころも【直衣の衣・襴衫】 ⇒のうし‐はじめ【直衣始】 の‐うし野牛】 放し飼いの牛。野飼牛。放牧牛。 のう‐し衲子ナフ‥ ⇒のうす のう‐し能士】 才能のある人。はたらきのある人。 のう‐し脳死ナウ‥ 脳幹を含めた脳全体のすべての機能が非可逆的に停止した状態。臓器移植などの医療技術の進歩に伴って問題化。脳死を即個体の死と見なし得るか否かについて、日本では意見が完全には一致していない。 ⇒のうし‐いしょく【脳死移植】 のう‐し嚢子ナウ‥ (cyst)原生動物などが体表に堅固な膜を分泌して休止の状態にあるもの。例えば大腸アメーバはこの状態で宿主体内に入り、そこで被嚢膜を脱して活動を始める。包子。被嚢体。シスト。 のう‐じ能地‥ヂ (瀬戸内海の一部で)海人あまの集落。また、漁夫のこと。 のう‐じ能事】 なすべき事柄。 ⇒能事畢る のう‐じ農事】 農業の仕事。また、農業に関する事柄。「―にいそしむ」 ⇒のうじ‐しけんじょう【農事試験場】 ⇒のうじ‐じっこう‐くみあい【農事実行組合】 のう‐じ農時】 農業の忙しい時期。農期。農繁期。 のう‐じ曩時ナウ‥ (「曩」は先の意)さきの時。以前。昔。曩日のうじつのうし‐いしょく脳死移植ナウ‥ 脳死下で摘出した臓器を用いて行う移植。心臓・肝臓などでは、心停止前に取り出した臓器が必要なため、臓器移植法の下で、脳死判定基準に準拠して行われる。 ⇒のう‐し【脳死】

広辞苑 ページ 15335 での○能がない単語。