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○飲む、打つ、買うのむうつかう🔗🔉

○飲む、打つ、買うのむうつかう 大酒を飲む、ばくちを打つ、女を買う。男の代表的な放蕩ほうとうとされるもの。「―の極道者」 ⇒の・む【飲む・呑む】 の‐むぎ野麦】 篶すず、一名都笹みやこざさの果実。果皮は薄赤く、中に白い種子があり、食用にする。 のむぎ‐とうげ野麦峠‥タウゲ 長野県松本市と岐阜県高山市との境、乗鞍岳の南東方にある峠。標高1672メートル。近世から明治にかけて、飛騨・越中と松本盆地との交通に利用された。製糸女工の出稼ぎ路として有名。 の‐むし】 ①キクイムシの古名。〈倭名類聚鈔19〉 ②シミの異称。 のむ‐ど喉・咽】 (ノミド(飲門)の転)のど。〈倭名類聚鈔3ノ‐ムヒョン盧武鉉】 (No Mu-hyŏn)韓国の政治家。慶尚南道生れ。弁護士出身。1988年国会議員当選。2003年第16代大統領。(1946〜) のむら野村】 姓氏の一つ。 ⇒のむら‐きちさぶろう【野村吉三郎】 ⇒のむら‐こどう【野村胡堂】 ⇒のむら‐ぼうとうに【野村望東尼】 ⇒のむら‐またさぶろう【野村又三郎】 ⇒のむら‐まんぞう【野村万蔵】 のむら‐きちさぶろう野村吉三郎‥ラウ 軍人・外交官。和歌山県生れ。海軍大将。阿部信行内閣の外相。1940年駐米大使に起用され、太平洋戦争の開戦までハル国務長官との日米交渉にあたる。(1877〜1964) ⇒のむら【野村】 のむら‐こどう野村胡堂‥ダウ 小説家・音楽評論家。本名、長一おさかず。岩手県生れ。東大中退。「銭形平次捕物控」で大衆文学の新生面をひらき、また「あらえびす」の筆名で「ロマン派の音楽」なども執筆。(1882〜1963) 野村胡堂 撮影:石井幸之助 ⇒のむら【野村】 のむら‐ぼうとうに野村望東尼‥バウ‥ 幕末の歌人・勤王家。本名、もと。福岡藩士野村貞貫の後妻。夫に死別後、剃髪。和歌を大隈言道おおくまことみちに学び、家集「向陵集」がある。高杉晋作・平野国臣くにおみ・西郷隆盛と交友、庇護し、藩により姫島に流罪。(1806〜1867) ⇒のむら【野村】 のむら‐またさぶろう野村又三郎‥ラウ 狂言役者。和泉流の家の当主の通り名。11世は本名、信英のぶひで。京都生れ。大阪で活動した後、東京に在住。(1865〜1945) ⇒のむら【野村】 のむら‐まんぞう野村万蔵‥ザウ 狂言役者。和泉流の家の当主の通り名。6世は前名、万作・万造。東京生れ。5世万造(のち萬斎)の長男。人間国宝。(1898〜1978) ⇒のむら【野村】 のめ・袽・船筎・衣袽⇒のみ のめ飲め】 飲んだ時の感じ。口あたり。飲み口。松翁道話「此の煙草は―がよいの、わるくさいのと」 のめく・る滑くる】 〔自四〕 すべる。また、他にはばかることなく自由に歩くさまをののしっていう。誹風柳多留32「針金を―・つて出る心太ところてんのめし‐まげのめし髷(→)蔵前風くらまえふう2に同じ。 のめ・す 〔他五〕 ①前へ倒す。 ②(他の動詞の連用形に付いて)徹底的に…する。「たたき―・す」「しゃれ―・す」 のめずり‐こ・むのめ摺り込む】 〔自四〕 ①のめってすべりいる。 ②いつとなくずるずると入りこむ。 のめ‐のめ はずかしげなく平気でいるさま。あつかましいさま。おめおめ。浄瑠璃、平家女護島「島のうきめを人にかけ―舟に乗られうか」。「よくも―とやってこれたな」 のめり‐げたのめり下駄】 前部の裏面を斜めに切って、のめるように造った男子用の駒下駄。ぬめり下駄。 のめり下駄 撮影:薗部 澄(JCII蔵) のめり‐こ・むのめり込む】 〔自五〕 ①低い姿勢で前方に倒れ込む。 ②抜け出せないほどに中に深く入り込む。熱中する。「悪の道に―・む」「仕事に―・む」 のめり‐のめり のめのめ。浄瑠璃、雪女五枚羽子板「鶴と亀が何うちくらつて、すつ百万年―と」 のめ・る 〔自五〕 前へ倒れる。前方へ傾く。浄瑠璃、大経師昔暦「お侍の五人や七人は…きやつと言はせて―・らせやうと知つたれども」。「けつまずいて―・る」 ノメンクラトゥーラnomenklatura ロシア】 ①社会主義国、特にソ連において、党機関がもつ任命職名表。これにより、党が国家機関の人事権を掌握した。 ②(1から派生して)社会主義国における特権層・支配層。 の‐めんぴ野面皮】 ずうずうしいこと。厚かましいこと。狂言、墨塗「山の神めが前へ―にぬかすな」 ノモグラフnomograph(→)計算図表。ノモグラム。 ノモスnomos ギリシア】 掟・慣習・法律の意で、社会制度・道徳・宗教上の規定を指す古代ギリシアの観念。前5世紀に出現したソフィストはこれを自然(ピュシス)と対立させ、その権威を相対的なものとした。この考え方はキニク学派やストア学派にも見られる。 の‐も‐せ野面】 (「野も狭」から意味が転じて)野のおもて。野一面。のづら。新古今和歌集「よられつる―の草のかげろひて」 の‐もの野物】 見えないところに使う建築用材。曲がったままでもよく、また鉋かんな仕上げにしない。 の‐もや野母屋】 隠れた位置にある母屋桁もやげた。垂木たるきをうける。 の‐もり野守】 野を守る人。特に、禁猟の野を守る番人。万葉集1「―は見ずや君が袖振る」 ⇒のもり‐ぐさ【野守草】 ⇒のもり‐の‐かがみ【野守の鏡】 のもり野守】 能。世阿弥作の鬼物。野守の鏡とは、野守の老人などが姿を映す池の名というが、実は鬼の持つ宝で、天地の真相を映す鏡の名だという説話を脚色。 のもり‐ぐさ野守草】 ハギの異称。 ⇒の‐もり【野守】 のもり‐の‐かがみ野守の鏡】 (「袖中抄」に、雄略天皇が鷹狩の時、逃げた鷹を野守が水鏡で見て発見したとある故事に基づく) ①野中の水に物影のうつるのを鏡にたとえていう語。水鏡。 ②特に、普通には見えないものを見ることができる鏡として歌によまれる。新古今和歌集「はし鷹の―見てしがな思ひ思はずよそながらみん」 ⇒の‐もり【野守】 ノモンハンNomonhan】 中国東北部の北西辺、モンゴル国との国境に近いハルハ河畔の地。1939年5月から9月中頃まで、日本の関東軍とソ連・モンゴル軍とが国境紛争で交戦、日本軍が大敗を喫した。 の‐や野矢】 狩猟用の矢。射棄てと称して粗末にこしらえるのを例とした。 の‐や野屋】 ①野中の家。 ②(長崎県の一部などで)霊屋たまやの‐やき野焼き】 新草をよく生えさせるため、早春のうちに野を焼くこと。〈[季]春〉。蜻蛉日記「―などする頃の」 のや‐づくり野屋作り】 野中に家作りすること。また、その家。 の‐やぶ野藪】 野にあるやぶ。また、野と藪。のらやぶ。宇津保物語俊蔭「―のごと、おそろしげなるものから」 の‐やま野山】 ①野と山。また、丘陵。さんや。竹取物語「―にまじりて竹を取りつつ」 ②野や山でする耕作などの仕事。のら仕事と山仕事。浄瑠璃、十二段「此の御馬は信夫の土民が耕作のため、―を致させ候ひしが」 ⇒のやま‐そだち【野山育ち】 ⇒のやま‐つかさ【野山阜】 ⇒のやま‐の‐にしき【野山の錦】 のやま‐そだち野山育ち】 ①野山で成育すること。また、その人。 ②野山で育って性質が荒々しいこと。また、その人。浄瑠璃、曾我五人兄弟「―の荒百姓、数十人用意して」 ⇒の‐やま【野山】 のやま‐つかさ野山阜】 野山の一段と高い所。のづかさ。万葉集10「高松の―の色づく見れば」 ⇒の‐やま【野山】 のやま‐の‐にしき野山の錦】 野山を美しく彩る紅葉を錦にたとえていう語。〈[季]秋〉 ⇒の‐やま【野山】 ノヤンnoyan モンゴル・那顔】 モンゴル遊牧社会で部族長など上層部に属する者の呼称。「官人」「首領」などの意にも用いられたが、モンゴル帝国の成立後は貴族階級を指した。 の‐ゆさん野遊山】 野に出て遊ぶこと。野遊び。狂言、靱猿「今日は―に出うと存ずる」 のら ①なまけること。なまけ者。のらくら。浄瑠璃、長町女腹切「やあこの半七の大―めは、帳面もらち明けずに」 ②放蕩ほうとうすること。また、その人。放埒ほうらつ。どら。浄瑠璃、心中天の網島「のんこに髪結うて―らしい」 ⇒のらをかわく の‐ら野良】 (ラは接尾語) ①野。野原。万葉集6「―に里はあれども」 ②田または畑。「―仕事」 ③藪やぶ。〈類聚名義抄〉 ノラNora】 イプセンの戯曲「人形の家」の女主人公。人形のような妻であることをやめ、一個の独立した人間として生きようとする女性で、女性解放運動の象徴的存在となった。ノーラ。 の‐ら 〔接尾〕 親愛の意を表す。万葉集14「いも―に物言はず来にて思ひかねつも」→ら(等) のら‐いぬ野良犬】 飼主がなくてさまよい歩く犬。野に捨てられた犬。やどなし犬。やけん。 のら‐え野良荏】 シソの古名。〈本草和名〉 のら‐かぜ野良風】 野らを吹く風。のかぜ。曾丹集「―よりも寒くもあるかな」 のら‐がらすのら烏】 のらくらと遊び歩く者を烏になぞらえていう語。絶えずそこに出入りしてごろごろしている無頼漢。ごろつき。浄瑠璃、淀鯉出世滝徳「九軒阿波座の―、月夜はなほか闇の夜も」 のら‐かわ・く 〔自四〕 「のらをかわく」に同じ。→のら(成句) のら‐ぎ野良着】 農民が野らで働く時に着る着物。 のらく宣らく・告らく】 (ノルのク語法)おっしゃること。 のら‐くら ①なまけ遊んで日を送るさま。また、その人。浄瑠璃、傾城反魂香「日がな一日立ずくみ何をするやら―と」。「毎日―すごす」 ②ぬらりくらりととらえどころのないさま。のらりくらり。 ⇒のらくら‐もの【のらくら者】 のらくら‐もののらくら者】 なまけ者。 ⇒のら‐くら のらくろ 田河水泡たがわすいほう作の漫画。野良犬の黒吉が猛犬連隊に入隊し活躍する物語。雑誌「少年倶楽部」に1931年(昭和6)から連載。 のら‐ごえ野良声‥ゴヱ 農夫が田畑で話し合うような、あたりかまわぬ大声。二葉亭四迷、平凡「太い煤けたやうな―で」 のら‐ごころのら心】 のらくらした心。なまけごころ。 のら‐ざるのら猿】 のらくら者をののしっていう語。 のら‐しごと野良仕事】 田畑に出てする耕作の仕事。「―に出る」 のらぞうのら造‥ザウ のらくら者を人名化していう語。 のら‐ぞんざい なまけて本気でしないさま。だらしなくなげやりなさま。いいかげん。なまはんか。浄瑠璃、傾城反魂香「思ひやり手となつたるも―でなられうか」 のら‐つ・く 〔自四〕 のらくらする。仕事をなまけて遊びまわる。 のらっ‐ぽ なまけ者。のらもの。 のら‐ともだちのら友達】 のらくらと遊び暮らすともだち。不良仲間。 のら‐なか野良中】 野らの中。田畑の中。 のら‐ねこ野良猫】 飼主のない猫。野原などに捨てられた猫。どらねこ。 のら‐ねずみ野良鼠】 ①ヒミズモグラの異称。 ②ヤマネ・ジネズミの類の称。 のら‐のら のらくらするさま。なまけるさま。ぬらくら。 のら‐まいりのら参り‥マヰリ なまけ者の参詣。信心からではなく遊び半分に神仏に参詣すること。浄瑠璃、女殺油地獄「それが信心の観音参りか、喧嘩師の―」 のらまつのら松】 のらくら者を人名化していう語。 のら‐まめ野良豆】 エンドウ、また、ツルマメ・ソラマメの別称。(物類称呼) のら‐むすこのら息子】 道楽息子。どらむすこ。 のら‐め・く 〔自四〕 のらくらする。のらつく。 のら‐もののら者】 のらくら者。なまけ者。道楽者。 のら‐やぶ野良藪】 ①野らにある藪。のやぶ。拾遺和歌集哀傷「亡き人を―などに置きて」 ②庭などが荒れて、草木が野のように伸びほうだいなさま。源氏物語蓬生「かくいみじき―なれども」 のらり‐くらり ①あれこれと言い抜けて核心に触れないさま。「―と質問をかわす」 ②何もしないで怠惰な生活を送っているさま。「―と遊び暮らす」 のら‐ろ告らろ】 (上代東国方言)ノレルの訛。示し告げている。万葉集14「夕占ゆうけにも今宵と―」

広辞苑 ページ 15450 での○飲む、打つ、買う単語。