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○灰になるはいになる🔗⭐🔉
○灰になるはいになる
(→)「灰となる」に同じ。源氏物語桐壺「灰になり給はむを見奉りて」
⇒はい【灰】
はい‐にゅう【胚乳】
種子内にあって胚を包み、その細胞内に養分をたくわえ、種子の発芽の際に養分を供給する組織。内胚乳(胚嚢から生じる)・外胚乳(珠心から生じる)の2種がある。
はい‐にょう【排尿】‥ネウ
尿を排出すること。小便をすること。
はい‐にん【拝任】
①官職に任ぜられること。
②謹んで任命を受けること。
はい‐にん【背任】
任務にそむくこと。任務の本旨に反すること。自分の利益などのために、地位を悪用して勤め先に損害を与えること。「―横領」
⇒はいにん‐ざい【背任罪】
ばい‐にん【売人】
①商人。あきうど。
②品物の売り手。特に、麻薬など密売品の売り手。
③売女。遊女。
はいにん‐ざい【背任罪】
他人のためにその事務を処理する者が、自己もしくは第三者の利益をはかりまたは相手に損害を加える目的で背任行為をし、相手に財産上の損害を与える罪。
⇒はい‐にん【背任】
はい‐ね【延根】ハヒ‥
①はいのびた草木の根。散木奇歌集「松の―ををる波も」
②蓮根れんこんの別称。
ハイネ【Heinrich Heine】
ドイツの詩人・評論家。鋭い社会批評のために弾圧され、1831年パリに亡命。詩集「歌の本」「ロマンツェーロ」、長詩「アッタ=トロル」「ドイツ冬物語」、評論「ドイツの宗教と哲学の歴史」「ロマン派」、紀行「旅の絵」など。(1797〜1856)
はい‐ねこ【灰猫】ハヒ‥
①灰毛の猫。灰色の猫。
②竈かまどの下に入って灰まみれになった猫。かまど猫。〈[季]冬〉
はい‐ねず【這杜松】ハヒ‥
ヒノキ科の匍匐ほふく性低木。各地の海岸に自生し、庭木として栽培。葉は針形で先端はとげ状。5〜6月に小形の単性花を開く。雌雄異株。球形で黒碧色の液果を結ぶ。ネズミスギ。
はい‐ねつ【廃熱】
ある事に使用した残りの熱。余熱。
⇒はいねつ‐ボイラー【廃熱ボイラー】
ハイ‐ネック
(和製語high neck)身頃の生地が首に沿って立ちあがった高い襟。ハイ‐ネックライン。→ネックライン(図)
はいねつ‐ボイラー【廃熱ボイラー】
冶金用の炉、セメントの回転炉などの余熱を利用した、炉の部分のないボイラー。余熱缶。
⇒はい‐ねつ【廃熱】
ハイネ‐メディン‐びょう【ハイネメディン病】‥ビヤウ
(ドイツの外科医J. von Heine1800〜1879とスウェーデンの小児科医K. O. Medin1847〜1927の名に因む)(→)小児麻痺1の別称。
はい‐のう【拝納】‥ナフ
①さしだすことの謙譲語。上納。
②受け納めることの謙譲語。謹んで受納すること。
はい‐のう【背嚢】‥ナウ
軍人・学生などが物品を入れて背に負う方形のかばん。皮・ズックなどでつくる。
はい‐のう【胚嚢】‥ナウ
種子植物の雌性配偶体。胚珠内にあって、後にはその中の卵細胞が受精し、発育して胚になる。
はい‐のう【排膿】
化膿した局所を切開または切除して、たまった膿うみを出すこと。
はい‐のうほう【肺嚢胞】‥ナウハウ
末梢の肺胞が拡大・癒合してできた大きな嚢ふくろ状の空間。細気管支の炎症後の瘢痕はんこん収縮のために起こり、大きいものでは10センチメートルにも達する。ブラ。
はい‐のうよう【肺膿瘍】‥ヤウ
肺炎に後発して、あるいは肺の外傷・膿毒症などの時に起こる肺の膿瘍。発熱し、膿様の喀痰かくたんを排出する。
はい‐の‐き【灰の木】ハヒ‥
ハイノキ科の常緑低木。西日本の暖地林内に生える。よく分枝し、ごく短い柄で長楕円形の葉を互生する。初夏に葉腋に短い総状花序を出し、小さな5弁の白花を多数密につける。実は楕円形で黒熟。枝葉を焼いて媒染剤の灰を作るのでいう。
はい‐の‐すいようび【灰の水曜日】ハヒ‥エウ‥
カトリック教会で、四旬節の最初の日。この日、信者は額や頭に灰を受けて自らの行いを悔い改める回心のしるしとする「灰の式」が行われる。
はい‐のび【配延】
〔建〕(規矩術きくじゅつの語)勾配があるために生じる延び(寸法上の増分)。斜面の長さから水平の長さを減じたもの。
はい‐のぼ・る【這い上る】ハヒ‥
〔自五〕
はってのぼる。はいあがる。竹取物語「縁に―・りたまひぬ」
はい‐の・る【這ひ乗る】ハヒ‥
〔自四〕
はいあがって乗る。かじりついて乗る。万葉集5「赤駒に倭文鞍しつくらうち置き―・りて遊び歩きし」
ハイパー【hyper】
「過度の」「超越した」の意。「スーパー」よりさらに強い意味で用いる。「―‐マーケット」
⇒ハイパー‐インフレーション【hyperinflation】
⇒ハイパー‐テキスト【hypertext】
⇒ハイパー‐メディア【hypermedia】
⇒ハイパー‐リアリズム【hyperrealism】
⇒ハイパー‐リンク【hyperlink】
ハイパー‐インフレーション【hyperinflation】
物価が短期間に急上昇する過度のインフレーション。一年に数千倍以上高騰する場合もある。第一次大戦後のドイツにおける例が有名。
⇒ハイパー【hyper】
ハイパー‐テキスト【hypertext】
(一次元の文書構造を超える意)文字・図形・画像・音声・プログラムなど、ひとまとまりの情報をネットワーク状につなぎ、自由に種々の構成・検索ができるようにしたコンピューター上の文書構造。電子辞書・マルチメディア‐データベース・文章作成システムなどに応用される。
⇒ハイパー【hyper】
ハイ‐ハードル【high hurdles】
(→)高障害こうしょうがい。
ハイパー‐メディア【hypermedia】
ハイパーテキストの考え方を画像・音声のメディアに拡張し、統合的に扱う概念。ネルソン(Theodor Holm Nelson1937〜)が1974年に提言。
⇒ハイパー【hyper】
ハイパー‐リアリズム【hyperrealism】
(→)スーパー‐リアリズムに同じ。
⇒ハイパー【hyper】
ハイパー‐リンク【hyperlink】
ハイパーテキスト内に埋め込まれた、関連した他の文書や画像などにアクセスするための位置情報。また、それによってできた相互関係。リンク。
⇒ハイパー【hyper】
はい‐はい【這い這い】ハヒハヒ
①(幼児語)はうこと。
②上方で、八朔はっさくに贈って賀とした人形。這子ほうこの類。
⇒はいはい‐にんぎょう【這い這い人形】
はい‐はい
〔感〕
①応答の意を表す声。「―かしこまりました」
②注意を促す掛声。浄瑠璃、女殺油地獄「手振の先供―、―の声をも聞かず」
③馬などを御する掛声。
ばい‐ばい【売買】
売ることと買うこと。売ったり買ったりすること。うりかい。あきない。「―契約」
⇒ばいばい‐かんじょう【売買勘定】
⇒ばいばい‐しょうこきん【売買証拠金】
バイ‐バイ【bye-bye】
(親しい間での挨拶語)さよなら。
ぱい‐ぱい
(幼児語)乳ちちまたは乳房。おっぱい。
ばいばい‐かんじょう【売買勘定】‥ヂヤウ
一期末に商品の売買損益を計算するために設ける勘定。
⇒ばい‐ばい【売買】
ばいばい‐ゲーム【倍倍ゲーム】
①勝負が進むごとに賞金が倍額になっていくゲーム。
②数量が倍倍に増えていくこと。
ばいばい‐しょうこきん【売買証拠金】
株式の信用取引・発行日取引、債券の先物取引の際に、顧客が証券会社に差し入れる保証金。→委託証拠金
⇒ばい‐ばい【売買】
はいはい‐にんぎょう【這い這い人形】ハヒハヒ‥ギヤウ
(→)這子ほうこに同じ。
⇒はい‐はい【這い這い】
はい‐はく【拝白】
謹んで申すこと。拝啓。啓白。
バイ‐パス【bypass】
①混雑する市街地などを避けてやや迂回してつくる道路。迂回道路。副道。
②障害のある血管・消化管などを迂回する側管。「―手術」
バイバルス【Baybars】
マムルーク朝第5代スルタン(在位1260〜1277)。モンゴル軍を破り、アラブの英雄譚「バイバルス物語」の主人公として語り継がれる。(1228頃〜1277)
ハイバル‐とうげ【ハイバル峠】‥タウゲ
(→)カイバル峠に同じ。
ハイ‐パワー【high‐power】
出力・馬力が大きいこと。性能のすぐれていること。
ハイパワード‐マネー【high-powered money】
市中に流通する現金と民間金融機関の中央銀行預け金との合計。民間金融機関の信用創造の基礎となり、その何倍ものマネー‐サプライを生み出すことからこう呼ばれる。マネタリー‐ベース。ベース‐マネー。
はい‐はん【背反・悖反】
①相容れないこと。くいちがうこと。「二律―」
②そむき従わないこと。背戻はいれい。「命令に―する」
はい‐はん【背叛】
そむきはむかうこと。裏切ること。むほん。
⇒はいはん‐ざい【背叛罪】
はい‐はん【廃藩】
藩を廃すること。
⇒はいはん‐ちけん【廃藩置県】
はい‐ばん【杯盤】
杯と皿鉢。宴席で用いる器。
⇒はいばん‐ろうぜき【杯盤狼藉】
はい‐ばん【胚盤】
①魚類・爬虫類・鳥類などの端黄卵で、卵の動物極の、将来は胚となる卵黄の少ない部分。
②イネ科植物に特有な、胚の一部域。発芽のとき胚乳から貯蔵物質を吸収する。
③昆虫の幼虫における成虫の器官の原基。
はい‐ばん【廃版】
製造中止となった型式かたしき。
はい‐ばん【廃番】
製品や商品につけた管理上の番号を廃して、その取扱いをやめること。また、その番号。
はい‐ばん【廃盤】
製造中止となったレコード2。
はいはん‐ざい【背叛罪】
(→)外患罪の旧称。
⇒はい‐はん【背叛】
はいはん‐じしょう【排反事象】‥シヤウ
〔数〕いくつかの事象のうち、その一つが起これば他は決して起こらないとき、これらは互いに排反事象であるという。
はいはん‐ちけん【廃藩置県】
明治4年(1871)7月に行われた地方制度改革で、全国の藩を廃して府県が置かれ、中央集権化が完全に達成された。同年末には北海道のほか3府72県が置かれた。
→資料:廃藩置県の詔
⇒はい‐はん【廃藩】
はいばん‐ろうぜき【杯盤狼藉】‥ラウ‥
酒宴のすんだあとの杯や皿・鉢などが席上に散乱しているさま。
⇒はい‐ばん【杯盤】
はい‐ひ【拝披】
書面などをひらくことの謙譲語。
はい‐ひ【廃罷】
すててやめること。廃止。
⇒はいひ‐そけん【廃罷訴権】
はい‐び【拝眉】
相手に会うことの謙譲語。拝顔。拝面。
はい‐び【配備】
てくばりして準備を整えること。また、軍隊を配置すること。
ハイ‐ヒール【high heels】
かかとの高い婦人靴。
ハイ‐ビジョン
(和製語Hi-Vision)高精細度テレビジョンの日本方式の愛称。走査線数を1125本(従来は525本)、画面の縦横比を9対16(同3対4)にし、音声にPCM方式を採用。鮮明な画像と良質な音声が特徴。
ハイビスカス【hibiscus】
ブッソウゲ、特に観賞用に栽培する園芸品種をいう。ハワイの州花。また、広義にはアオイ科フヨウ属植物(その学名)で、暖帯・熱帯を中心に約200種。ムクゲ・アオイ・オクラなど。
ハイビスカス
撮影:関戸 勇
はいひ‐そけん【廃罷訴権】
(→)債権者取消権に同じ。
⇒はい‐ひ【廃罷】
ハイ‐ピッチ
(high pitch)物事を進める度合が普通より速いこと。「―で酒を飲む」
はい‐びゃくしん【這柏槙】ハヒ‥
ヒノキ科の常緑低木。ビャクシンの変種。茎は地に臥して拡がる。葉は3輪生してスギに似る。海浜に自生し、庭園用・生花用として栽培。磯馴そなれ。漢名、矮桧わいかい。
はい‐びょう【肺病】‥ビヤウ
①肺の疾病。肺患。肺疾。
②(→)肺結核の俗称。泉鏡花、誓之巻「―なんてものは何でもないものだ」
はい‐ひん【廃品】
役に立たなくなった物品。廃物。「―回収」
ばい‐ひん【売品】
売る品物。うりもの。↔非売品
ばい‐ひん【陪賓】
正客しょうきゃくに相伴しょうばんする客人。陪客。
パイピング【piping】
①布の縁をバイアス‐テープでくるむこと。また、そのような縁飾り。玉縁たまぶち。
②ケーキにクリームなどでほどこす線状の飾り。
はい‐ふ【肺腑】
①肺臓。
②心の奥底。心底。転じて、急所。「―を衝つく言葉」
③骨肉の間柄。みうち。
はい‐ふ【配付】
くばりわたすこと。一人一人にくばりつけること。夏目漱石、坊つちやん「先づ書記の川村君に蒟蒻版を―させる」
⇒はいふ‐ぜい【配付税】
はい‐ふ【配布】
ひろくくばること。「ちらしを―する」
はい‐ふ【配符】
符ふだをくばること。また、その符。
はい‐ふ【配賦】
わりあてること。配分。
⇒はいふ‐ぜい【配賦税】
はい‐ぶ【拝舞】
⇒はいむ
はい‐ぶ【背部】
①背の部分。せなか。
②うしろの方。後面。「敵の―に回る」
パイプ【pipe】
①くだ。特に、水・ガスなどの輸送に使う管。導管。
②刻みタバコを吸うのに使う西洋式のキセル。日本では紙巻タバコの吸口にもいう。幸田露伴、天うつ浪「美しき琥珀の―を口より放しさまに云ひたるは」。「―をくゆらす」
③(比喩的に)人間や組織の間の意思疎通の役割を果たすもの。「両国間の―役となる」
⇒パイプ‐いす【パイプ椅子】
⇒パイプ‐オルガン【pipe organ】
⇒パイプ‐カット
⇒パイプ‐ライン【pipeline】
ハイファ【Haifa】
イスラエル北西部、地中海に臨む港湾都市。かつてはイラクから送油管が通じ、石油積出港として繁栄。現在は精油・自動車などの工業が盛ん。人口26万9千(2004)。ヘーファ。
ハイ‐ファイ【hi-fi】
(high fidelityの略)ラジオの受信機や録音の再生装置などで再生される音が、原音に極めて近いこと。
パイプ‐いす【パイプ椅子】
金属パイプ製の軽い簡便な椅子。
⇒パイプ【pipe】
はい‐ふう【俳風・誹風】
俳諧の風体。俳諧の流儀。俳句の作風。
はいふうすえつむはな【誹風末摘花】‥スヱ‥
川柳集。4編4冊。似実軒じじつけんほか編。1776〜1801年(安永5〜享和1)刊。柄井川柳評の万句合まんくあわせにある末番句すえばんくすなわち好色的な句を集めた書。
はいふうやなぎだる【誹風柳多留】
川柳集。167冊。呉陵軒可有ごりょうけんあるべしら編。1765〜1840年(明和2〜天保11)刊。初代柄井川柳(24編まで)以下5代に至る代々の川柳評万句合まんくあわせの中から主として選び集めたもの。柳樽。
→文献資料[誹風柳多留]
⇒はいふうやなぎだる‐しゅうい【誹風柳多留拾遺】
はいふうやなぎだる‐しゅうい【誹風柳多留拾遺】‥シフヰ
川柳集。10編10冊。編者未詳の「古今前句集」(1796〜97年(寛政8〜9)刊)の改題本。柄井川柳ほか多数の前句付点者の選評による万句合の中から選抜、類別したもの。
⇒はいふうやなぎだる【誹風柳多留】
ハイフェッツ【Jascha Heifetz】
ロシア生れのバイオリン奏者。1925年アメリカに帰化。23年以後数度来日。高度の演奏技巧で知られる。(1901〜1987)
ハイフェッツ
提供:毎日新聞社
パイプ‐オルガン【pipe organ】
大小種々の音管を音階順に配列し、これに送風して奏楽する鍵盤楽器。大きいものは高さ15メートル、幅20メートル、音管1万本以上に及ぶ。奏者は手鍵盤・ペダル(足で操作する鍵盤)・音栓を操作して演奏。ローマ時代には宮廷の儀式などに用いられ、次第にキリスト教の礼拝用として発達。フランス語、オルグ。
⇒パイプ【pipe】
ハイフォン【Haiphong・海防】
ベトナム北部にある港湾都市。ハノイの外港で、米・石炭などを輸出する。1993年輸出加工区に指定。人口78万3千(1992)。
パイプ‐カット
(pipe cut)両側精管を結紮けっさつして切除する手術。男性避妊法として行われる。
⇒パイプ【pipe】
はい‐ふき【灰吹き】ハヒ‥
①タバコの吸殻をたたき入れるために煙草盆に付いている筒。多くは竹製。吐月峰とげっぽう。
②灰吹法はいふきほうの略。
③灰吹銀の略。日葡辞書「ハイブキ」
⇒はいふき‐ぎん【灰吹銀】
⇒はいふき‐はらい【灰吹き払い】
⇒はいふき‐ほう【灰吹法】
⇒灰吹きから蛇が出る


広辞苑 ページ 15578 での【○灰になる】単語。