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○話半分はなしはんぶん🔗🔉

○話半分はなしはんぶん 話に誇張や虚構が多く、半分に割り引いて聞くと真実に近くなること。「―に聞く」「―でも大成功」 ⇒はなし【話】 はなし‐ぶり話し振り】 話すときの様子。話のしかた。 ⇒はなし【話】 はな‐しべ花蕊⇒かずい はな‐しぼり花絞り】 花形をあらわした絞り染め。 はなし‐ぼん話本・咄本】 軽口・落語などを記した本。 ⇒はなし【話】 はなし‐めしうど放召人】 中世、刑具を用いず、一定の所に拘置しておくこと。また、その刑に処せられた囚人。はなちめしうど。太平記17「―の如くにて逃げぬべき隙も多かりけれども」 ⇒はなし【放し】 はなし‐めぬき放し目貫】 彫刻の精緻を誇るため、刀の柄つかの目釘めくぎの上に何も巻かないもの。 ⇒はなし【放し】 はな‐しゅくしゃ花縮砂】 〔植〕(→)ジンジャー2の別称。 はな‐じゅんさい花蓴菜】 〔植〕アサザの別称。 はな‐しょうがつ花正月‥シヤウグワツ (関東地方で)旧暦正月14〜15日の小正月の異称。 はな‐しょうぶ花菖蒲‥シヤウ‥ アヤメ科の多年草。ノハナショウブを原種として、日本で改良された。高さ約80センチメートル。葉は剣状でとがり、平行脈と中肋脈がある。初夏の頃、白・桃・紫色などの美花を茎頂につける。俗に「しょうぶ」というが、節句に用いるショウブ(サトイモ科)とは別。〈[季]夏〉 ハナショウブ 提供:OPO はな‐しょうよう花逍遥‥セウエウ 花見に散歩すること。 はな‐しる鼻汁】 (ハナジルとも)鼻孔から出る粘液。 はな‐じろ鼻白】 ①魚・鳥などの鼻端の白いこと。また、その魚・鳥など。 ②鰤ぶりの幼魚。 ③気おくれするさま。鼻白むさま。曾我物語1「弥五郎、隙なく、つつと入り、滝口が小股をかいて、―に押し据ゑたり」 ④鼻と鼻とをつきあわせるさま。鼻衝はなつき。浄瑠璃、曾我扇八景「筋違橋の見付にて、―にはたと行き合うたり」 はな‐じろ・む鼻白む】 〔自五〕 気おくれした顔つきをする。源氏物語花宴「臆しがちに―・める多かり」 バナジンVanadin ドイツ】 バナジウムのドイツ語名。 はな・す話す】 〔他五〕 ①言葉でつたえて広める。口で述べる。語る。告げる。狂言、太刀奪たちばい「皆の者に―・いたならば、嘸さぞ羨むで御座らう」。日葡辞書「ノチニゴザッテ、ハナサセラレイ」。「国際問題について―・す」「手短に―・す」 ②語り合う。相談する。狂言、磁石「身共は勝手へいて亭主と―・いて居る程に」。「友人と―・す」 ③ある言語・方言を使う。「関西弁を―・す」 ④(遊里語)遊女を買う。色道大鏡「ハナス…傾城を呼びて咄し遊ぶよりいふなるべし」 はな・す離す・放す】 〔他五〕 (ハナツの転) ①くっついているものを解き分ける。別々にする。切りはなす。万葉集14「上毛野かみつけの佐野の船橋とり―・し親はさくれど吾はさかるがへ」。「しっかりつかんで―・さない」「肌身―・さず持つ」 ②自由にする。束縛を解く。宇治拾遺物語13「買ひて―・しつる亀の」。日葡辞書「トリ・ケダモノヲハナス」 ③放置する。天草本伊曾保物語「面と手足の皮ばかりを残いて丸剥ぎに剥いで…そのままさし―・いた」 ④遠ざける。遠くへ隔てやる。間隔をあける。詞葉新雅「―・す。さくる」。「二人の仲を―・す」「1メートルずつ―・して植える」 ⑤向いていた視線を移す。義経記1「只事にはあらじと思ひて目を―・さず」。「目が―・せない」 ⑥発射する。はなつ。ぶっぱなす。日葡辞書「ヤヲハナス」「テッポウヲハナス」 ⑦(調味料などを)散りひろがるようにふりかける。貞徳独吟「鶴の汁辛子からしを―・す月影に」 ⑧気を許す。洒落本、魂胆惣勘定「女郎のつつしむことあり、又―・すことあり。遊びなればつつしむことはなきなどといふは非なり。客のつつしむ事あり、―・すことあり」 →放し。 ◇くっついているものを分ける、距離をあけるなど分離の意に「離」を使い、握っていたりつかんでいたりするのをやめる、束縛をといて自由にするなど解放の意に「放」を使う。 はな‐ずおう花蘇芳‥ハウ マメ科の落葉低木。中国原産の観賞用植物。高さ3メートル余。葉は円状心臓形で光沢がある。4月頃、葉に先立って紅紫色(蘇芳色)の蝶形花を枝や幹に直接密生し、花後、長楕円形の莢さやを結ぶ。〈[季]春〉 ハナズオウ(花) 撮影:関戸 勇 はな‐すじ鼻筋‥スヂ 眉間みけんから鼻の先端までの線。はなぐき。鼻柱。鼻道。「―が通った人」 はな‐すすき花薄】 (ハダススキの転) [一]〔名〕 ①穂の出たすすき。花の開いたすすき。〈[季]秋〉。万葉集8「―穂に出づる秋の過ぐらく惜しも」 ②襲かさねの色目。表は白、裏は薄縹うすはなだ色。 [二]〔枕〕 「穂にいづ(表面に出る)」「ほのか」にかかる。古今和歌集「―穂に出でて恋ひば名を惜しみ」 はな‐すすり洟啜り】 ①鼻汁をすすること。 ②鼻をすすりながら泣くこと。源氏物語東屋「忍び難げなる―を聞き給ひて」 はな‐ずもう花相撲‥ズマフ 本場所以外に随時興行する相撲。もと木戸銭をとらず、客の纏頭はな(祝儀)を受けた。 はな‐ずり花摺】 萩または露草の花を衣にすりつけて色を染めること。 ⇒はなずり‐ごろも【花摺衣】 はなずり‐ごろも花摺衣】 花摺りにした衣。 ⇒はな‐ずり【花摺】 はな・せる話せる】 〔自下一〕 (「話すことができる」の意から)話相手とするに足る。話がよくわかる。「―・せるおやじだ」 はな‐せん花氈】 花毛氈はなもうせんの略。 はな‐せん鼻栓】 建築で、一つの材の枘孔ほぞあなに他の材の枘を貫き、その突出部に打ち込む栓。 はな‐そぎ⇒はなきり はな‐そげ鼻殺げ】 鼻のそげ落ちること。また、その人。昨日は今日の物語「この―を朝夕見ることは何としてもなるまいと思ひ」 はな‐ぞの花園】 花の咲く草木を栽培した園。花畑。花圃かほ。〈[季]秋〉。催馬楽、竹河「―に我をば放てや…少女めぎしたぐへて」 はなぞの‐おどり花園踊‥ヲドリ 洛北の花園村(現、京都市左京区)で、7月15日に、少女らが灯籠を頭上にのせて念仏踊にまじって踊った盆踊。→灯籠踊 はなぞの‐だいがく花園大学】 私立大学の一つ。1872年(明治5)臨済宗各派により創立された般若林が起源。1911年(明治44)臨済宗大学、34年臨済学院専門学校、49年新制大学。京都市中京区。 はなぞの‐てんのう花園天皇‥ワウ 鎌倉後期の天皇。伏見天皇の皇子。名は富仁とみひと。後醍醐天皇に譲位。風雅和歌集を監修。日記「花園院宸記」。(在位1308〜1318)(1297〜1348)→天皇(表) はな‐ぞめ花染】 ①露草の花でそめること。また、その染色。古今和歌集「世の中の人の心は―の」 ②桜の色に美しく染めること。また、その染色。新拾遺和歌集「わかれし春の―の袖」 ⇒はなぞめ‐ごろも【花染衣】 はなぞめ‐ごろも花染衣】 花染めにした衣。 ⇒はな‐ぞめ【花染】 はなだ】 ①色の名。はなだいろ。催馬楽、石川「―の帯」 Munsell color system: 3PB4/7.5 ②襲かさねの色目。表裏ともに縹色のもの。 ⇒はなだ‐いろ【縹色】 ⇒はなだ‐おどし【縹縅】 ⇒はなだ‐ぐさ【縹草】 ⇒はなだ‐ぼうし【縹帽子】 はなだ花田】 姓氏の一つ。 ⇒はなだ‐きよてる【花田清輝】 はな‐だい花鯛‥ダヒ ①血鯛ちだいの関東での異称。 ②ハタ科ハナダイ亜科魚類の総称。 はな‐だい花代】 芸娼妓などの揚代。 はな‐だいこん花大根】 アブラナ科の一年草。中国原産。春から初夏に青紫色のダイコンに似た花をつける。観賞用だが都会地周辺に逸出。通常はこの名で呼ぶが、同名の別種もある。諸葛菜しょかつさい。〈[季]春〉 はなだ‐いろ縹色】 薄い藍色。花色。 Munsell color system: 3PB4/7.5 ⇒はなだ【縹】 はな‐たうえ花田植‥ウヱ (→)大田植おおたうえに同じ。 はなだ‐おどし縹縅‥ヲドシ 縹色の緒を用いた縅。はなだいろおどし。 ⇒はなだ【縹】 はな‐たか鼻高】 ①鼻の高いこと。また、その人。 ②自慢するさま。得意なさま。また、自慢する人。 ③天狗てんぐの異称。 ④鼻高履の略。 ⇒はなたか‐ぐつ【鼻高履】 ⇒はなたか‐めん【鼻高面】 はなたか‐ぐつ鼻高履⇒びこうり⇒はな‐たか【鼻高】 はな‐たかだか鼻高高】 いかにも得意げなさま。「―と引き揚げる」 はなたか‐めん鼻高面】 鼻の高い仮面。天狗の面。 ⇒はな‐たか【鼻高】 はなだ‐きよてる花田清輝】 小説家・評論家。福岡県生れ。京大中退。反語・逆説を自在に駆使した文体で、アバン‐ギャルド運動を指導。小説「鳥獣戯話」、評論「復興期の精神」など。(1909〜1974) 花田清輝 撮影:田沼武能 ⇒はなだ【花田】 はなだ‐ぐさ縹草】 露草の異称。 ⇒はなだ【縹】 はな‐たけ鼻茸】 鼻粘膜に発生する腫瘍。通常表面は滑らかで灰白色を呈する。多くは炎症性のもので、鼻閉塞・嗅覚障害などを起こす。鼻ポリプ。びじょう。 はな‐たたき鼻叩き】 鼻の上の白粉おしろいをなめらかにするのに用いる小さいはけ。 鼻叩き 提供:ポーラ文化研究所 はな‐たちばな花橘】 ①花の咲いている橘。橘の花。〈[季]夏〉。万葉集15「わがやどの―はいたづらに散りか過ぐらむ見る人なしに」 ②橘の一種で、果実の小さいもの。また、夏蜜柑の異称。〈類聚名義抄〉 ③襲かさねの色目。表は朽葉くちば、裏は青。 ④香の一種。やわらかで涼しい香をもつ。 ⑤紋所の名。柄のついた6個の小橘花を向かいあわせ、その下に1個の大橘花を添えたもの。 ⑥京都堀川にあった坂田屋醸造の銘酒。好色一代男1「舞鶴―の樽の口」 はな‐だ・つ花立つ】 〔自四〕 花が咲きでる。夫木和歌抄3「梅が枝はまだ―・たず雪中に匂ひばかりは人に知られて」 はな‐たて花立て】 ①仏前や墓前に花や樒しきみを立てて供える具。 ②(→)「はないけ」2に同じ。 はな‐たね花種】 庭などに植えるための、花卉かきの種。〈[季]春〉 ⇒花種蒔く

広辞苑 ページ 15963 での○話半分単語。