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○歯に衣着せぬはにきぬきせぬ🔗🔉

○歯に衣着せぬはにきぬきせぬ 相手に遠慮せず、思っていることをつつみかくさずに言う。へつらわずに率直に言う。「―物言い」 ⇒は【歯】 は‐にく歯肉】 歯の根もとの肉。はぐき。 ば‐にく馬肉】 食用とする馬の肉。暗褐色で脂肪分が少ない。さくらにく。 パニク・る 〔自五〕 (パニックを動詞化した語)頭が混乱して、わけがわからなくなる。パニックに陥る。 はに‐ごろう羽仁五郎‥ラウ 歴史学者。群馬県生れ。旧姓、森。東大卒。マルクス主義歴史理論に基づく明治維新史研究を開拓。「日本資本主義発達史講座」の編集に参加、世界史的視野から日本史をとらえた。著「明治維新史研究」など。(1901〜1983) 羽仁五郎 提供:毎日新聞社 ⇒はに【羽仁】 はにし黄櫨】 ハゼノキの古名。〈倭名類聚鈔14はに‐し土師⇒はじ⇒はにし‐べ【土師部】 はにし‐べ土師部⇒はじべ ⇒はに‐し【土師】 バニシング‐クリームvanishing cream】 脂肪分の少ない乾性クリーム。皮膚をなめらかにし、化粧下などに使う。 はに‐そう・半挿‥サフ ⇒はんぞう。〈新撰字鏡5パニックpanic】 ①恐慌。 ②(火事や地震などに遭った時に起こる)群衆の混乱。個人の混乱状態にもいう。「―に陥る」 ⇒パニック‐しょうがい【パニック障害】 パニック‐しょうがいパニック障害‥シヤウ‥ 神経症の症状の一つ。突然理由もなく強い不安に襲われ、動悸・息苦しさ・窒息感・胸痛・めまいなどの発作を繰り返す。発作の再発への予期不安に陥り、生活に支障をきたしやすい。 ⇒パニック【panic】 はに‐つち埴土】 粘土。赤土。神代紀「―を以て舟を作り」 バニティーvanity】 虚栄。虚栄心。虚飾。 ⇒バニティー‐ケース【vanity case】 バニティー‐ケースvanity case】 女性用の手さげ化粧道具入れ。 ⇒バニティー【vanity】 バニティー‐フェアVanity Fair】 「虚栄の市」の原題名。 はに‐ふ埴生⇒はにゅう はに‐べ埴瓮・埴瓫】 埴で作った瓶。神武紀「其の置ける―を名づけて厳瓮いつへとす」 はに‐ま埴馬・土馬】 埴輪の瓦製の馬。雄略紀「其の明旦くるつあしたに赤駿あかうま変りて―に為れり」 ハニムーンhoneymoon⇒ハネムーン はに‐もとこ羽仁もと子】 教育家。青森県生れ。日本最初の女性記者として報知新聞に勤務後、夫羽仁吉一と共に「婦人之友」(当初は「家庭之友」)を創刊。1921年(大正10)自由学園を創立、自由・平等・自治の精神を重視し、文部省令によらない女子教育を行う。(1873〜1957) 羽仁もと子 撮影:田村 茂 ⇒はに【羽仁】 はに‐もの埴生・土物】 埴で作ったもの。埴輪の類。 はにや埴谷】 姓氏の一つ。 ⇒はにや‐ゆたか【埴谷雄高】 はにやす‐の‐いけ埴安池】 奈良盆地南部、香具山の北西麓にあった池。 はにや‐ゆたか埴谷雄高】 小説家・評論家。本名、般若はんにゃ豊。台湾生れ。「近代文学」同人。未完の大作「死霊」において人間の本質を問う壮大な思想的実験を行う。小説「闇のなかの黒い馬」、評論「濠渠ほりわりと風車」など。(1909〜1997) 埴谷雄高 撮影:田沼武能 ⇒はにや【埴谷】 バニヤンJohn Bunyan】 イギリス王政復古期の作家。信仰への道を歩む主人公の人生を描く物語「天路歴程」など。バンヤン。(1628〜1688) はにゅう羽生ハニフ 埼玉県北東部の市。室町末期、木戸氏の城下町。江戸時代には町場と称し、特産の木綿青縞あおじまを取引する市場町として発展。衣料品工業が盛ん。人口5万7千。→田舎教師 はにゅう埴生ハニフ ①埴はにのある土地。万葉集1「岸の―に匂はさましを」 ②「埴生の小屋」の略。 ⇒はにゅう‐ずみ【埴生住み】 ⇒はにゅう‐の‐おや【埴生の小屋】 ⇒はにゅう‐の‐こや【埴生の小屋】 ⇒はにゅう‐の‐とこ【埴生の床】 ⇒はにゅう‐の‐やど【埴生の宿】 ばにゅう‐がわ馬入川‥ニフガハ 神奈川県中部を南流する相模川の下流の称。 ばにゅう‐しゅ馬乳酒(→)クミスに同じ。 はにゅう‐ずみ埴生住みハニフ‥ 埴生の小屋にすむこと。 ⇒はにゅう【埴生】 はにゅう‐の‐おや埴生の小屋ハニフ‥ヲヤ (→)「はにゅうのこや」に同じ。万葉集11「彼おち方の―に小雨ふり」 ⇒はにゅう【埴生】 はにゅう‐の‐こや埴生の小屋ハニフ‥ 土間どまにむしろを敷いて寝るような貧しい小屋。しずがや。賤しずが伏屋。中宮亮重家朝臣家歌合「ますらをが―のむね弱み」 ⇒はにゅう【埴生】 はにゅう‐の‐とこ埴生の床ハニフ‥ 土のうえにむしろを敷いてつくった床。 ⇒はにゅう【埴生】 はにゅう‐の‐やど埴生の宿ハニフ‥ 貧しい小さい家。埴生の小屋。(曲名別項) ⇒はにゅう【埴生】 はにゅうのやど埴生の宿ハニフ‥ (原題Home, Sweet Home)歌曲の名。イギリスのビショップ(H. R. Bishop1786〜1855)作曲。原詩はアメリカ人ペイン(J. Payne)作。1889年(明治22)刊「中等唱歌集」で紹介(里見義訳詩)。 バニラvainilla スペイン・vanilla イギリス】 ①ラン科の蔓性多年草。熱帯アメリカ原産。気根で木などに着生。花は黄緑色。果実は円柱形、初めは緑色、のち濃褐色となり、多数の黒色の種子を含む。これを成熟前に発酵させると強烈な芳香を放ち、古くから香料・薬用とする。広義にはラン科バニラ属植物(その学名)。 バニラ ②1から採ったバニラ‐エッセンス、またそれで香りをつけたアイス‐クリームの略称。 ⇒バニラ‐エッセンス【vanilla essence】 バニラ‐エッセンスvanilla essence】 バニラの果実からとる食用の香料。 ⇒バニラ【vainilla スペイン・vanilla イギリス】 バニリンvanillin】 分子式CH(OH)(OCH)(CHO) 無色の結晶。バニラの芳香成分。近年パルプ工業の副産物であるリグニンなどを原料として製する。重要な香料で用途が広い。特に菓子に利用。ワニリン。 はに‐わ埴輪】 古墳の上や周囲に立てならべた土製品。円筒埴輪と形象けいしょう埴輪とがあり、後者は人物・動物・器財・家屋などをかたどったもの。前者は筒形のもので、弥生土器の祭祀用の壺をのせる器台から発展したとされる。垂仁紀「其の土物はにを始めて日葉酢媛命の墓に立つ。仍りて是の土物を号なづけて―と謂ふ」 埴輪 はに‐わり半月】 (「半割」の意)陰部の男性とも女性ともなるもの。また、男女両性の性器をもつもの。ふたなり。半陰陽。〈倭名類聚鈔2はにわり埴破⇒はんなり は‐にんじん葉人参】 若葉を食用とする秋季のニンジン。 は・ぬ跳ぬ】 〔自下二〕 ⇒はねる(下一) は・ぬ撥ぬ・刎ぬ】 〔他下二〕 ⇒はねる(下一) バヌアツVanuatu】 南太平洋のメラネシアに属するニュー‐ヘブリデス諸島から成る共和国。1980年イギリスとフランスの共同統治から独立。住民はメラネシア人。面積1万2000平方キロメートル。人口17万4千(1998)。首都ポートヴィラ。→オセアニア(図) は‐ぬい端縫い‥ヌヒ 布の端のほつれるのを防ぐため、少し折り返して縫うこと。はしぬい。ふちぬい。 は‐ぬけ歯脱け】 ①歯がぬけおちていること。また、その人。浄瑠璃、井筒業平河内通「白髪―のちよぼ口して」 ②揃っているはずのものが所々ぬけていて、不揃いなこと。 はぬけ‐どり羽脱け鳥】 羽毛のぬけかわる頃の鳥。羽毛のぬけた鳥。〈[季]夏〉。新撰六帖6「夏草の野沢がくれの―」 ば‐ぬし馬主】 (競馬で)馬の持主。ばしゅ。うまぬし。 ハヌマーンHanumān ヒンディー】 ヒンドゥー教の神猿の名。風神ヴァーユと天女アンジャナーの子。叙事詩「ラーマーヤナ」で、猿の軍勢を率い、ラーマを助ける。民衆の守護神ともされる。ハヌマット。→ラングール はね】 兜かぶとなどを数える語。謡曲、碇潜「鎧二領に兜二―」 はね跳ね】 ①はねること。 ②物事の終り。結末。特に、その日の興行の終わること。浄瑠璃、艶容女舞衣「これを―にもう去なうぢやあるまいか」 ③衣服などに飛び散った泥。日葡辞書「ハネガアガル」 ④当りをとること。もてはやされること。風来六部集「咎しくじりもなく誉はねもなし」 ⑤スズキの若魚。 はね撥ね】 文字を書くのに、筆の先を払い上げるようにする運筆。また、その払い上げた文字の部分。 は‐ね羽根・羽・翅】 ①鳥の羽の根もと。〈倭名類聚鈔18〉 ②鳥または昆虫類のつばさ。また、飛行機のつばさにもいう。万葉集10「梅が枝に鳴きて移ろふ鶯の―白しろたえに沫雪そ降る」。平家物語8「蝶の―をひろげたるやうに左右の袖をひろげて」 ③鳥の全身に生えている羽毛。「―布団」 ④矢の頭の羽。やばね。 ⑤(「羽子」とも書く)(→)羽子はごに同じ。〈[季]新年〉。「―をつく」 ⑥蒸気タービン・水車・送風機などで、蒸気や水の衝撃を受けたり、空気に圧力を与えたりする薄い金属片。→羽根車。 ⑦紋所の名。はねの形を合わせて描いたもの。 ◇「羽根」は、4〜6や、羽を加工した場合(例「赤い羽根」)に多く使う。「翅」は、昆虫の場合に使う。 ⇒羽が生えて飛ぶ ⇒羽を交わす ⇒羽を交わせる鳥 ⇒羽を垂る ⇒羽を並べる ⇒羽を伸ばす ばね発条・撥条】 (ハネ(跳)の転) ①鋼などの弾性を利用して、ひずみエネルギーを蓄え、または衝撃を緩和する作用をするもの。形により板ばね・コイルばね・竹の子ばね・渦巻ばねなどがあり、また、圧縮ばね・伸張ばね・ねじりばねに分ける。スプリング。 発条 ②転じて、はねる力。弾力性。「足腰の―が利かなくなる」 ③比喩的に、飛躍・発展などのきっかけ。 はね‐あがり跳ね上り】 ①とび上がること。 ②値段が急に上昇すること。「物価の―」 ③状況にかまわず勝手な行動や行き過ぎた行動をすること。また、その人。出しゃばり。「―者」 はね‐あが・る跳ね上がる】 〔自五〕 ①おどり上がる。とび上がる。「泥が―・る」 ②値段が急激に上がる。 ③状況を顧みず勝手に物事をする。「―・った行動」 はね‐あ・げる撥ね上げる】 〔他下一〕[文]はねあ・ぐ(下二) はねて上へあげる。はねてあがらせる。「泥を―・げる」 はね‐あり羽蟻】 「はあり」のこと。 はね‐うき羽浮子】 釣糸につける、羽で作ったうき。 はね‐うた羽子歌】 追羽根おいばねにうたう歌。 はね‐う・つ羽打つ】 〔自四〕 はばたく。はたたく。 はね‐うま跳ね馬・駻馬】 はねあがるくせのある馬。あがりうま。 ⇒はねうま‐の‐しょうじ【跳馬障子】 はねうま‐の‐しょうじ跳馬障子‥シヤウ‥ 馬の跳ねている様子を描いた障子。清涼殿の西の方、渡殿わたどのに立ててあった。→馬形障子 ⇒はね‐うま【跳ね馬・駻馬】 はね‐お・きる跳ね起きる】 〔自上一〕[文]はねお・く(上二) 跳ねるように勢いよく起きる。とびおきる。 はね‐おと羽音】 鳥や虫の羽の音。はおと。 はね‐おと・す撥ね落とす】 〔他五〕 はね飛ばして落とす。 はね‐かえ・す撥ね返す‥カヘス 〔他五〕 ①はねてひっくりかえす。 ②当たってきたものを勢いよく返す。 ③忠告・要求などを、少しも受けつけない。つっぱねる。「辞職勧告を―・す」 はね‐かえり跳ね返り‥カヘリ ①はねかえること。反動。 ②かるはずみなこと。「―者もの」 ③おきゃんな娘。おてんば。 はね‐かえ・る跳ね返る‥カヘル 〔自五〕 ①はねてもとへもどる。はずみかえる。 ②勢いよくはねる。「泥水が―・る」 ③あるものの動きがそのまま他に影響してそれを動かす。「コスト高が値段に―・る」 はね‐がき羽掻き】 鳥が嘴くちばしでその羽をしごくこと。はがき。古今和歌集「暁の鴫しぎの―ももはがき」 はね‐か・く羽掻く】 〔自四〕 鴫しぎなどがはねがきをする。拾遺和歌集「ももはがき―・く鴫もわが如く」 はね‐かくし羽隠虫・隠翅虫】 コウチュウ目ハネカクシ科の昆虫の総称。種類が多く、世界に約3万種が分布。細長く、体長0.5〜20ミリメートル。後翅は一般に発達し飛翔に適するが、物に止まる時は短い上翅の下にかくす。小昆虫や腐敗物を食う。アリガタハネカクシ類の体液に触れると激しい炎症をおこす。 おおあかばはねかくし ハネカクシ 撮影:海野和男 はね‐か・ける撥ね掛ける】 〔他下一〕[文]はねか・く(下二) ①水または泥などをはねとばしかける。 ②罪を他人になすりつける。天草本伊曾保物語「あれこそその熟柿をば食べたれと―・けうずるに」 はね‐か・す撥ねかす】 〔他五〕 はねかけるようにする。飛ばし散らす。「洋服に泥を―・す」 はね‐かずらはね鬘・はね蘰‥カヅラ ショウブの葉・根などで輪状に作った髪かざり。5月5日の節句につけるもの。また、鳥の羽を髪かざりにしたものともいう。万葉集11「―今する妹がうら若み」

広辞苑 ページ 16002 での○歯に衣着せぬ単語。