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○光を放つひかりをはなつ🔗⭐🔉
○光を放つひかりをはなつ
光を発する。また、優れた才能や魅力をあらわす。光彩を放つ。
⇒ひかり【光】
ひか・る【光る】
〔自五〕
①ぴかっと光を放つ。万葉集7「天雲に近く―・りて鳴る神の」。源氏物語蛍「帷子を一重打ち掛け給ふにあはせて、さと―・るもの、紙燭をさしいでたるかとあきれたり」。「稲妻が―・る」
②一面に輝く。反射して輝く。万葉集5「まつらがは川の瀬―・りあゆ釣ると立たせる妹が裳のすそぬれぬ」。「海が―・る」
③色彩などが美しく輝く。古事記上「赤玉は緒さへ―・れど白玉の君がよそひしたふとくありけり」。源氏物語御法「火のいとあかきに御色はいと白く―・るやうにて」
④顔・かたち・人物・才能などが一段とぬきんでて見える。源氏物語若菜上「今は又その世にもねびまさりて―・るとはこれをいふべきにやと見ゆる匂ひなむいとど加はりにたる」。「彼の活躍がひときわ―・っていた」
⑤金の威光がある。人情本、春色辰巳園「―・る旦那をこころ当て」
ひかる‐かみ【光る神】
[一]〔名〕
雷。雷神。
[二]〔枕〕
「鳴りはた」にかかる。
ひかるきみ【光君】
源氏物語の主人公、光源氏ひかるげんじ。
ひかるげんじ【光源氏】
源氏物語の主人公の称。ひかる君。
ひかる‐ばん【光盤】
平削盤ひらけずりばんの別称。しかる盤。
ひ‐がれ【日離れ】
昼の間はなれていること。源平盛衰記32「夜がれ留め、―をだにも怨みしに」↔夜離れ
ピカレスク‐しょうせつ【ピカレスク小説】‥セウ‥
(novela picaresca スペイン)(picaroはスペイン語で「ならず者」「悪党」の意)下層階級出身の召使や詐欺師などの主人公がさまざまな事件に出会った経験を述べる小説。諷刺・ユーモアの要素が多い。16世紀スペインの「ラサリーリョ=デ=トルメスの生涯」に始まり、17世紀に流行。悪者わるもの小説。悪漢小説。悪党小説。
ひかれ‐もの【引かれ者】
捕吏に捕らえられ引かれて行く者。江戸時代、引回しの刑に処せられた者。
⇒引かれ者の小唄
広辞苑 ページ 16381 での【○光を放つ】単語。