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○他人事で無いひとごとでない🔗⭐🔉
○他人事で無いひとごとでない
やがては自分の身にもふりかかるのだから、他人の事だとなおざりに思ってはいられない。
⇒ひと‐ごと【人事・他人事】
ひとことぬし‐の‐かみ【一言主神】
葛城山に住み、吉事も凶事も一言で表現するという神。
⇒ひと‐こと【一言】
ひと‐ごのかみ【魁帥・首長】
(人ひと兄このかみの意)上代における一群の人の長。首魁しゅかい。〈神武紀訓注〉
ひと‐こぶし【一拳】
①一種の器量があること。ひとかどの才能があること。
②鷹狩で、一度鷹を放つこと。
③弓で、一度矢を放つこと。太平記12「的矢に弓をとりそへて…―遊ばし候へと」
ひと‐こま【一齣】
①フィルムの一画面。
②劇や映画などの一場面。「人生の―」
③授業時間の一区切り。「―90分の授業」
ひと‐ごみ【人込み】
人の込みあうこと。また、その場所。雑踏。「―にまぎれこむ」
ひと‐ころ【一頃】
過去の、ある時期。一時。「―の元気はない」「―流行した」
ひと‐ころ・う【僭ふ】‥コロフ
〔他四〕
分限を超えて上の人のことをまねる。同じくらいのものを並べて比較する。皇極紀「独り―・ひ立たむことを謨はかる」
ひと‐ごろし【人殺し】
(ヒトコロシとも)
①人を殺すこと。殺人。また、その下手人。
②(人を悩殺する意)美人の異称。また、色事役の役者の称。好色一代男3「ここでの―小金といふ約束して」
③武器の一種。長い木の柄に短刀のほこさきをはめ込んだもの。〈日葡辞書〉
ひと‐さいく【一細工】
①一度細工をすること。ちょっと手を入れること。
②一人の仕事。狂言、六地蔵「身共が―にすれば、三年三月九十日もかからうか」
ひと‐さがし【人探し】
目当ての人を探すこと。
ひと‐さかり【一盛り】
一時期さかんなこと。特に、若い時の遊び盛り。古今和歌集春「―ありなば人にうきめ見えなむ」。浮世風呂2「―はお道楽でございますのさ」
ひと‐さき【人先】
他の人より先に立つこと。
ひと‐さし【一差・一指】
舞・将棋などの、一回。一番。「―舞う」
ひと‐さし【人差】
「ひとさしゆび」の略。
⇒ひとさし‐の‐および【人差の指】
⇒ひとさし‐ゆび【人差指・食指】
ひとさし‐の‐および【人差の指】
ひとさしゆび。
⇒ひと‐さし【人差】
ひとさじ‐めし【一匙飯】
飯椀に飯杓子めしじゃくし一さじだけで盛った飯。枕飯まくらめしも一さじだけで盛切りにするので、人が死んで継母または継子になるといって、盛ること、食うことを忌む。ひとかいめし。
ひとさし‐ゆび【人差指・食指】
(人をゆびさす指の意)手の指の一つ。親指と中指との間の指。食指しょくし。
⇒ひと‐さし【人差】
ひと‐ざと【人里】
人の住んでいる里。人家が集まっている所。「―離れた村」
ひと‐さま【人様】
(「他人様」とも書く)他人の尊敬語。「―に笑われないよう」
ひと‐ざま【人状・人様】
ひとがら。人品。にんてい。竹取物語「―もよき人におはす」
ひと‐さらい【人攫い】‥サラヒ
女性や子供をだまして連れ去る人。また、そうすること。
ひと‐さわがせ【人騒がせ】
わけもなく他人をさわがせ迷惑をかけること。「―な事件」「―にもほどがある」
ひと・し【等し】
〔形シク〕
⇒ひとしい
ひとし【等し】
(形容詞語幹)
⇒ひとし‐ご【等し碁】
⇒ひとし‐なみ【等し並】
ひと‐しあん【一思案】
一度考えること。しばし考えること。一分別ひとふんべつ。
ひとし・い【等しい・均しい・斉しい】
〔形〕[文]ひと・し(シク)
①二つ以上の物の間に性質・数量・程度などの相違がない。同等である。(問題にする範囲で)区別すべき点が認められない。伊勢物語「思ふこといはでぞただにやみぬべき我と―・しき人しなければ」。源氏物語帚木「取る方なく口惜しき際と、優なりとおぼゆばかりすぐれたるとは、数―・しくこそ侍らめ」。日葡辞書「ワレトヒトシイモノ」。「―・い面積」「無いに―・い」
②ぴったりそろう。ととのっている。源氏物語末摘花「手はさすがに文字つよう、中さだのすぢにて、上下―・しく書い給へり」。「全員―・く反対した」
③(「…とひとしく」の形で)…と同時に。讃岐典侍日記「暮るると―・しく参り給ひて」
ひと‐しお【一入】‥シホ
[一]〔名〕
染物を染め汁に1回ひたすこと。はつしお。
[二]〔副〕
ひときわ。一層。一段。風雅和歌集賀「―まさる春のめぐみは」。「感慨も―である」
ひと‐しお【一塩】‥シホ
魚・菜などに、軽く塩を振ること。また、そのもの。夏目漱石、彼岸過迄「―にした小鰺の焼いたのを」
ひと‐しきり【一頻り】
(副詞的に用いる)しばらくの間、盛んであるさま。ひとっきり。風雅和歌集春「―吹き乱しつる風はやみて」。「雨が―降る」
ひと‐しぐれ【一時雨】
ひとしきり降るしぐれ。風雅和歌集雑「秋寒きありあけの空の―」
ひとし‐ご【等し碁】
碁の腕前が互角であること。また、その碁打ち。相碁あいご。
⇒ひとし【等し】
ひと‐しごと【一仕事】
①一つの仕事。一区切りの仕事。ちょっと仕事すること。「朝のうちに―済ます」
②あるまとまった仕事。かなり大変な仕事。「あいつを説得するのは―だ」
ひと‐しごと【人仕事】
他人の仕事。他人に頼まれてする賃仕事。
ひと‐じち【人質】
①人身を目的物とする担保。約束履行の保証として相手方に引き渡された人。大名の妻子を人質にとる、あるいは質奉公をする類。西洋でも同様の習慣は古くから行われ、18世紀頃までは国際的にも条約実施の保障とされた。
②身代金をとるなどのために不法に監禁された人。
⇒ひとじち‐きょうよう‐ざい【人質強要罪】
ひとじち‐きょうよう‐ざい【人質強要罪】‥キヤウエウ‥
他人を人質にし、第三者に義務のない行為や権利の不行使を要求する罪。「人質による強要行為等の処罰に関する法律」として1978年に制定。
⇒ひと‐じち【人質】
ひとし‐なみ【等し並】
同じ列にあるさま。同列。同等。一様。源氏物語玉鬘「―にはし侍りなむや」。「―の扱い」
⇒ひとし【等し】
ひと‐じに【人死に】
不慮の出来事のため人が死ぬこと。
ひと‐しばい【一芝居】‥ヰ
思い通りに事を運ぶために演ずる見せかけの行動。「―打つ」
ひと‐しぼり【一絞り】
①ひとしきり雨が強く降ること。風雅和歌集秋「―雨は過ぎぬる庭の面」
②着物を絞るほどにぬれること。ずぶ濡れ。狂言、皹あかがり「足は濡らすまいと思うたれば、―になつた」
ひとし・む【等しむ・斉しむ】
〔他下二〕
ひとしくする。ひとしくならせる。斉明紀(北野本)院政期点「棹を斉ヒトシメて」。撰集抄「何しにか俊忠の歌には―・むべき」
ひと‐しめ【一締め】
①一度締めること。いっきに締めること。
②(「一〆」と書く)半紙2000枚、また木綿1000反の称。→締め
ひと‐しゅう【人主】
人を使う身分の人。主人。狂言、福渡し「やれさて、―にはなりたいものでござる」
ひと‐じらみ【人虱・人蝨】
シラミ目ヒトジラミ科の昆虫。人の毛や体につき、大きい変態をせずに成熟。体長2〜3ミリメートル。発疹チフスなどのリケッチアを媒介。アタマジラミ・コロモジラミは、同じ種が寄生部位によって変化したもの。
ひと‐しれ‐ず【人知れず】
人に知れないように。人の知らない間に。ひそかに。「―立ち去る」
ひと‐ずき【人好き】
他の人が好くこと。人に好かれること。滑稽本、妙竹林話七偏人「―のする変化ばけものが出来やう」。「―のする顔」
ひと‐ずくな【人少な】
人数の少ないこと。人手の少ないこと。源氏物語帚木「殿上にもをさをさ―に」
ひと‐すじ【一筋】‥スヂ
①1本。1条。
②一門。一族。大鏡師輔「帝・東宮と申し、ただ代々の関白・摂政と申すも、多くはただこの九条殿の御―なり」
③もっぱら一つにかたむくさま。一途なさま。枕草子38「水なしの池…むげになく乾きてあらばこそさもいはめ、出づる折もあるを、―にもつけけるかな」。「この道―に生きる」
④普通なさま。尋常なさま。新千載和歌集雑「―ならずものぞ悲しき」
⑤銭差ぜにさし1本の銭。百文または千文。
⇒ひとすじ‐がけ【一筋懸】
⇒ひとすじ‐ぎ【一筋気】
⇒ひとすじ‐なわ【一筋縄】
⇒ひとすじ‐みち【一筋道】
⇒一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難し
ひとすじ‐がけ【一筋懸】‥スヂ‥
平元結ひらもとゆいを1本だけ髪の根にかけること。
⇒ひと‐すじ【一筋】
ひとすじ‐ぎ【一筋気】‥スヂ‥
一筋に思いこむ意気地。一本気。
⇒ひと‐すじ【一筋】
ひとすじ‐なわ【一筋縄】‥スヂナハ
普通の方法。尋常の手段。「―では行かない」
⇒ひと‐すじ【一筋】
広辞苑 ページ 16598 での【○他人事で無い】単語。