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○豚に真珠ぶたにしんじゅ🔗⭐🔉
○豚に真珠ぶたにしんじゅ
(新約聖書マタイ伝による)高い価値あるものでもそれの分からない者には無価値に等しいことのたとえ。「猫に小判」と同趣意。
⇒ぶた【豚・豕】
ふた‐の【二幅・二布】
①(並幅の2倍の布で製するからいう)女の腰巻。好色一代男3「―は越後晒赤染にして」
②船具の一種。帆が筈緒はずおに擦すれないように筈緒の最上部に付ける垂れ布。蛇袋じゃぶくろ。
ブタノール【butanol】
(→)ブチル‐アルコールに同じ。
ふた‐のき【二軒】
地棰木じだるきと飛簷棰木ひえんだるきとがある軒。
ふだ‐の‐つじ【札の辻】
制札を立てておいた辻。現在、地名として残っている所がある。
ぶた‐の‐まんじゅう【豚の饅頭】‥ヂユウ
(英語名sowbreadから)シクラメンのこと。
ふた‐ば【二葉・双葉】
①発芽した時最初に出る葉。双子葉植物では2枚ある。〈[季]春〉。「栴檀せんだんは―より芳し」
②物事の初め。特に、人の幼児期。狭衣物語1「―より露のへだてなくおひたち給ひて」
③香銘。木所きどころは羅国。
⇒ふたば‐あおい【二葉葵・双葉葵】
⇒ふたば‐がき【双葉柿】
⇒ふたば‐ぐさ【二葉草】
⇒ふたば‐はぎ【二葉萩】
ふだ‐ば【札場】
芝居の札売場。浮世草子、新色五巻書「始まつた始まつた御評判の万太夫と、―の声やかましく」
ふたば‐あおい【二葉葵・双葉葵】‥アフヒ
ウマノスズクサ科の多年草。山地の林下に生える。地下茎から出る短い地上茎に2枚の心臓形の葉をつける。紋の葵は、この形からとられた。春に紅紫色鐘状の花をつける。古来賀茂神社の葵祭事に用いた。賀茂葵かもあおい。かざしぐさ。日陰草。二葉草。両葉草もろはぐさ。〈[季]夏〉
ふたばあおい
フタバアオイ
提供:OPO
⇒ふた‐ば【二葉・双葉】
ふたば‐がき【双葉柿】
フタバガキ科フタバガキ属の木本の総称。東南アジアの熱帯雨林を中心に約70種があり、巨木で有用な熱帯材となる。→ラワン。
⇒ふた‐ば【二葉・双葉】
ふたば‐ぐさ【二葉草】
フタバアオイの別称。
⇒ふた‐ば【二葉・双葉】
ふだ‐ばこ【札筥】
①香道で十種香じしゅこうの札を入れる箱。
②守り札を入れる箱。
ぶた‐ばこ【豚箱】
警察署の留置施設の俗称。
ふたば‐すずき‐りゅう【双葉鈴木竜】
白亜紀の首長竜の一種。福島県いわき市の双葉層群と呼ばれる地層から、1968年に鈴木直(1951〜)によって化石が発見された日本初の中生代大型爬虫類化石。全身骨格の約半分が残り、推定全長約7メートル。
フタバスズキリュウ
提供:国立科学博物館
ふたばてい‐しめい【二葉亭四迷】
小説家。本名、長谷川辰之助。江戸の生れ。東京外語中退。坪内逍遥に兄事。1887年(明治20)「浮雲」を書き、言文一致体の文章と優れた心理描写とで新生面を開いた。ロシア文学の翻訳にも秀で、「あひゞき」などの名訳がある。ほかに「其面影」「平凡」など。1908年ロシアに赴き、病を得て帰国の途中インド洋上に没。(1864〜1909)
二葉亭四迷
提供:毎日新聞社
→文献資料[浮雲]
ふたば‐はぎ【二葉萩】
ナンテンハギの別称。
⇒ふた‐ば【二葉・双葉】
ふたばやま【双葉山】
第35代横綱。大分県生れ。本名、龝吉あきよし定次。優勝12回、69連勝を達成。引退後、年寄時津風を襲名、日本相撲協会理事長。(1912〜1968)
ふた‐ふた
ばたばた。ぱたぱた。枕草子63「扇―とつかひ、懐紙さし入れて」。宇治拾遺物語13「三尺ばかりなる鯰の―として庭にはひ出でたり」
ブダペスト【Budapest】
ハンガリー共和国の首都。ドナウ川にまたがり、壮麗な王宮・国会議事堂などの建築物があり、「ドナウの真珠」と呼ばれ、世界遺産。1873年、右岸の町ブダと左岸の町ペストが合併。機械工業が盛ん。人口170万1千(2004)。
ブダペスト
撮影:田沼武能
ブダペスト ドナウ川と国会議事堂
撮影:小松義夫
ブダペスト(1)
提供:JTBフォト
ブダペスト(2)
提供:JTBフォト
ふた‐ほがみ
未詳。「ふた」は「ふた(二)」、「ほがみ」は腹の意で、二心ある人とする説、また、「ふた」は地名で、「ふた」にいた国守の意とする説など。万葉集20「―悪しけ人なりあた病ゆまいわがする時に防人にさす」
ふた‐ま【二間】
①柱間はしらま二つ。源氏物語蓬生「格子―ばかり上げて」
②短辺柱間一つ、長辺柱間二つの室。枕草子104「登花殿のひんがしの廂ひさしの―に」
③清涼殿の中の一室。弘徽殿こきでんの上の御局の南、夜の御殿おとどの東にある、柱間が東西一つ、南北二つの室。天皇守護の祈祷をする僧が伺候した。栄華物語歌合「中宮、一品宮は―にて御覧ず」→清涼殿(図)。
④二つの室。二部屋。
ふた‐まえ【二前】‥マヘ
二人前。二人分。醒睡笑「悋気講りんきこうならば、我も―まじらうぞ」
ふた‐また【二股・二俣】
①もとが一つで、末の二つに分かれたもの。白氏文集天永点「今年瑞麦両岐フタマタに分れたり」。「―のソケット」
②あれにつきこれに従い、態度の一定しないこと。ふたまたごうやく。甲陽軍鑑19「或いは―にて小身なる敵に勝ち」
③二つのことのどちらになってもよいように、同時に、両方にかかわりをもつこと。「―を掛ける」
⇒ふたまた‐ごうやく【二股膏薬】
⇒ふたまた‐だいこん【二股大根】
⇒ふたまた‐ぶし【二股武士】
⇒ふたまた‐ぶね【二股舟】
⇒ふたまた‐みち【二股道】
ふたまた‐おんせん【二岐温泉】‥ヲン‥
福島県南西部、二岐山山麓にある温泉。泉質は硫酸塩泉。
ふたまた‐ごうやく【二股膏薬】‥ガウ‥
(→)「うちまたごうやく」に同じ。
⇒ふた‐また【二股・二俣】
ふたまた‐だいこん【二股大根】
①根の途中から二股になった大根。福が来るとして、大黒天の供物にした。浄瑠璃、心中宵庚申「けふは五日宵庚申…―のけておけ」
②紋所の名。二股大根を図案化したもの。
⇒ふた‐また【二股・二俣】
ふたまた‐ぶし【二股武士】
二股の態度の武士。二心を抱く武士。浄瑠璃、一谷嫩軍記「源氏がたの―が頼みしにちがひはあるまい」
⇒ふた‐また【二股・二俣】
ふたまた‐ぶね【二股舟】
舳へは一つで艫ともの二つに分かれた丸木の船。履中紀「両枝船ふたまたぶねを磐余市磯池いわれのいちしのいけに泛うかべたまふ」
⇒ふた‐また【二股・二俣】
ふたまた‐みち【二股道】
途中で二つに分かれた道。
⇒ふた‐また【二股・二俣】
ふだ‐まもり【札守り】
神仏の霊がこもり護身の利益りやくがあるという札。
ぶた‐まん【豚饅】
(豚饅頭の略。関西などで)肉饅頭のこと。
ふた‐みち【二道】
①ふたまたに分かれた道。源氏物語夕顔「すぎにしも今日わかるるも―に行く方知らぬ秋の暮かな」
②二人の異性と関係を持つこと。日葡辞書「フタミチヲカクル」
ふたみ‐の‐うら【二見ノ浦】
三重県伊勢市二見町の海岸の名勝。東端に夫婦岩めおといわがある。日の出は特に有名で、迎拝者が多い。ふたみがうら。
夫婦岩
撮影:山梨勝弘
ふた‐め【二女・二妻】
二人の妻。
⇒ふため‐くるい【二女狂い】
ふた‐め【二目】
ふたたび見ること。平家物語2「御髪おんぐしの一ふさ、文の奥にありけるを、―とも見給はず」
⇒二目と見られない
ふ‐ため【不為】
ためにならないこと。不利益。尾崎紅葉、続続金色夜叉「決して貴下方の―に成るやうには取計ひません」
ふた‐めか・す
〔他四〕
ふためくようにする。ばたばたと音を立てる。宇治拾遺物語3「羽を―・して惑ふほどに」
ふた‐め・く
〔自四〕
①ばたばたと音を立てる。今昔物語集19「此の棹に懸たる鳥ふたふたと―・く」
②さわぎたてる。古今著聞集16「あわて―・き参りけるに」
ふため‐くるい【二女狂い】‥クルヒ
同時に二人の女に心を動かすこと。醒睡笑「若女わかめ得て古女ふるめを内に置くならば―と人やいはまし」
⇒ふた‐め【二女・二妻】
フタバアオイ
提供:OPO
⇒ふた‐ば【二葉・双葉】
ふたば‐がき【双葉柿】
フタバガキ科フタバガキ属の木本の総称。東南アジアの熱帯雨林を中心に約70種があり、巨木で有用な熱帯材となる。→ラワン。
⇒ふた‐ば【二葉・双葉】
ふたば‐ぐさ【二葉草】
フタバアオイの別称。
⇒ふた‐ば【二葉・双葉】
ふだ‐ばこ【札筥】
①香道で十種香じしゅこうの札を入れる箱。
②守り札を入れる箱。
ぶた‐ばこ【豚箱】
警察署の留置施設の俗称。
ふたば‐すずき‐りゅう【双葉鈴木竜】
白亜紀の首長竜の一種。福島県いわき市の双葉層群と呼ばれる地層から、1968年に鈴木直(1951〜)によって化石が発見された日本初の中生代大型爬虫類化石。全身骨格の約半分が残り、推定全長約7メートル。
フタバスズキリュウ
提供:国立科学博物館
ふたばてい‐しめい【二葉亭四迷】
小説家。本名、長谷川辰之助。江戸の生れ。東京外語中退。坪内逍遥に兄事。1887年(明治20)「浮雲」を書き、言文一致体の文章と優れた心理描写とで新生面を開いた。ロシア文学の翻訳にも秀で、「あひゞき」などの名訳がある。ほかに「其面影」「平凡」など。1908年ロシアに赴き、病を得て帰国の途中インド洋上に没。(1864〜1909)
二葉亭四迷
提供:毎日新聞社
→文献資料[浮雲]
ふたば‐はぎ【二葉萩】
ナンテンハギの別称。
⇒ふた‐ば【二葉・双葉】
ふたばやま【双葉山】
第35代横綱。大分県生れ。本名、龝吉あきよし定次。優勝12回、69連勝を達成。引退後、年寄時津風を襲名、日本相撲協会理事長。(1912〜1968)
ふた‐ふた
ばたばた。ぱたぱた。枕草子63「扇―とつかひ、懐紙さし入れて」。宇治拾遺物語13「三尺ばかりなる鯰の―として庭にはひ出でたり」
ブダペスト【Budapest】
ハンガリー共和国の首都。ドナウ川にまたがり、壮麗な王宮・国会議事堂などの建築物があり、「ドナウの真珠」と呼ばれ、世界遺産。1873年、右岸の町ブダと左岸の町ペストが合併。機械工業が盛ん。人口170万1千(2004)。
ブダペスト
撮影:田沼武能
ブダペスト ドナウ川と国会議事堂
撮影:小松義夫
ブダペスト(1)
提供:JTBフォト
ブダペスト(2)
提供:JTBフォト
ふた‐ほがみ
未詳。「ふた」は「ふた(二)」、「ほがみ」は腹の意で、二心ある人とする説、また、「ふた」は地名で、「ふた」にいた国守の意とする説など。万葉集20「―悪しけ人なりあた病ゆまいわがする時に防人にさす」
ふた‐ま【二間】
①柱間はしらま二つ。源氏物語蓬生「格子―ばかり上げて」
②短辺柱間一つ、長辺柱間二つの室。枕草子104「登花殿のひんがしの廂ひさしの―に」
③清涼殿の中の一室。弘徽殿こきでんの上の御局の南、夜の御殿おとどの東にある、柱間が東西一つ、南北二つの室。天皇守護の祈祷をする僧が伺候した。栄華物語歌合「中宮、一品宮は―にて御覧ず」→清涼殿(図)。
④二つの室。二部屋。
ふた‐まえ【二前】‥マヘ
二人前。二人分。醒睡笑「悋気講りんきこうならば、我も―まじらうぞ」
ふた‐また【二股・二俣】
①もとが一つで、末の二つに分かれたもの。白氏文集天永点「今年瑞麦両岐フタマタに分れたり」。「―のソケット」
②あれにつきこれに従い、態度の一定しないこと。ふたまたごうやく。甲陽軍鑑19「或いは―にて小身なる敵に勝ち」
③二つのことのどちらになってもよいように、同時に、両方にかかわりをもつこと。「―を掛ける」
⇒ふたまた‐ごうやく【二股膏薬】
⇒ふたまた‐だいこん【二股大根】
⇒ふたまた‐ぶし【二股武士】
⇒ふたまた‐ぶね【二股舟】
⇒ふたまた‐みち【二股道】
ふたまた‐おんせん【二岐温泉】‥ヲン‥
福島県南西部、二岐山山麓にある温泉。泉質は硫酸塩泉。
ふたまた‐ごうやく【二股膏薬】‥ガウ‥
(→)「うちまたごうやく」に同じ。
⇒ふた‐また【二股・二俣】
ふたまた‐だいこん【二股大根】
①根の途中から二股になった大根。福が来るとして、大黒天の供物にした。浄瑠璃、心中宵庚申「けふは五日宵庚申…―のけておけ」
②紋所の名。二股大根を図案化したもの。
⇒ふた‐また【二股・二俣】
ふたまた‐ぶし【二股武士】
二股の態度の武士。二心を抱く武士。浄瑠璃、一谷嫩軍記「源氏がたの―が頼みしにちがひはあるまい」
⇒ふた‐また【二股・二俣】
ふたまた‐ぶね【二股舟】
舳へは一つで艫ともの二つに分かれた丸木の船。履中紀「両枝船ふたまたぶねを磐余市磯池いわれのいちしのいけに泛うかべたまふ」
⇒ふた‐また【二股・二俣】
ふたまた‐みち【二股道】
途中で二つに分かれた道。
⇒ふた‐また【二股・二俣】
ふだ‐まもり【札守り】
神仏の霊がこもり護身の利益りやくがあるという札。
ぶた‐まん【豚饅】
(豚饅頭の略。関西などで)肉饅頭のこと。
ふた‐みち【二道】
①ふたまたに分かれた道。源氏物語夕顔「すぎにしも今日わかるるも―に行く方知らぬ秋の暮かな」
②二人の異性と関係を持つこと。日葡辞書「フタミチヲカクル」
ふたみ‐の‐うら【二見ノ浦】
三重県伊勢市二見町の海岸の名勝。東端に夫婦岩めおといわがある。日の出は特に有名で、迎拝者が多い。ふたみがうら。
夫婦岩
撮影:山梨勝弘
ふた‐め【二女・二妻】
二人の妻。
⇒ふため‐くるい【二女狂い】
ふた‐め【二目】
ふたたび見ること。平家物語2「御髪おんぐしの一ふさ、文の奥にありけるを、―とも見給はず」
⇒二目と見られない
ふ‐ため【不為】
ためにならないこと。不利益。尾崎紅葉、続続金色夜叉「決して貴下方の―に成るやうには取計ひません」
ふた‐めか・す
〔他四〕
ふためくようにする。ばたばたと音を立てる。宇治拾遺物語3「羽を―・して惑ふほどに」
ふた‐め・く
〔自四〕
①ばたばたと音を立てる。今昔物語集19「此の棹に懸たる鳥ふたふたと―・く」
②さわぎたてる。古今著聞集16「あわて―・き参りけるに」
ふため‐くるい【二女狂い】‥クルヒ
同時に二人の女に心を動かすこと。醒睡笑「若女わかめ得て古女ふるめを内に置くならば―と人やいはまし」
⇒ふた‐め【二女・二妻】
広辞苑 ページ 17228 での【○豚に真珠】単語。