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○仏祖掛けてぶっそかけて🔗⭐🔉
○仏祖掛けてぶっそかけて
仏祖にちかって。決して。きっと。狂言、歌仙「今一度おしやつたならば、―堪忍致さぬ」
⇒ぶっ‐そ【仏祖】
ぶっそく‐せき【仏足石】
釈尊の足形を石面に刻んだもの。インドには古くからこれを礼拝する風習があり、西域から唐を経て奈良時代に日本にも伝わり、各地で模刻された。奈良薬師寺にあるものは長安の普光寺のものを写して753年(天平勝宝5)に造られた現存最古のもの。その傍に仏足石歌碑がある。仏足跡。仏脚石。
⇒ぶっそくせき‐かたい【仏足石歌体】
⇒ぶっそくせき‐の‐うた【仏足石の歌】
ぶっそくせき‐かたい【仏足石歌体】
仏足石歌碑の歌の歌体。五・七・五・七・七・七、すなわち普通の和歌の形式の末に最後の7音1句のくりかえしまたは歌い換えがついたもの。
⇒ぶっそく‐せき【仏足石】
ぶっそくせき‐の‐うた【仏足石の歌】
奈良薬師寺の仏足石歌碑に刻まれた21首の歌。仏の足跡を讃嘆し仏教の教えを歌ったもの。1字1音式の万葉仮名で記され、その形式を仏足石歌体という。
⇒ぶっそく‐せき【仏足石】
ふっそ‐じゅし【弗素樹脂】
フッ素を含むオレフィン炭化水素の重合で得られる合成樹脂の総称。代表的なものはポリテトラフルオロエチレン。→テフロン
⇒ふっ‐そ【弗素・フッ素】
ぶっそとうき【仏祖統紀】
南宋の志磐しばんの撰。54巻。1269年成る。中国天台の相承に基づき、釈尊から1236年に至る仏教史を紀伝体で集大成したもの。統紀。
ぶっ‐そらい【物徂徠】
荻生おぎゅう徂徠の中国風の自称。
ぶっ‐そん【物損】
物の損失。特に、自動車事故での人身損害に対していう。
ぶっだ【仏陀】
⇒ぶつだ
ぶつだ【仏陀】
〔仏〕(梵語buddhaの音写。覚者・智者と訳す)目覚めた人の意で、悟りに達した人をいう。特に釈迦牟尼を指すが、広義には過去・未来および十方世界に多くの仏陀が存在するという。仏ぶつ。ほとけ。ブッダ。
フッター【footer】
本や書類のページの最下部の、ページ数や章名などの定型情報。
ぶったい
(富山・静岡県などで)竹で編んだ箕み形の漁具。小川の雑魚類を獲るのに用いる。ぶった。ぶって。さで。
ぶっ‐たい【仏体】
仏のからだ。仏身。
ぶっ‐たい【物体】
①長さ・幅・高さの3次元において空間を充たしていて、知覚の対象となりうる物質。もの。
②〔哲〕(res extensa ラテン)知覚や精神をもたず、空間的広がりのあるもの。
ぶっ‐たお・す【打っ倒す】‥タフス
〔他五〕
「うちたおす」を荒くいう語。
ぶっ‐たお・れる【打っ倒れる】‥タフレル
〔自下一〕
「倒れる」を強め、荒くいう語。
ブッダガヤー【Buddha-gayā 梵・仏陀伽耶】
インド東部、ガヤ市の南方10キロメートルにある釈尊成道の聖地。ナイランジャナー(尼連禅河にれんぜんが)の河畔。釈尊は苦行6年の後、菩提樹下で正覚を得て仏陀となったので、仏教徒は菩提道場・摩訶菩提という。ボードガヤー。
ぶっ‐たぎ・る【打っ手切る】
〔他五〕
荒く切る。勢いよく切る。ぶっきる。
ぶっ‐たくり【打っ手繰り】
ぶったくること。特に、他人の物を強奪すること。また、盗人。歌舞伎、小袖曾我薊色縫「まづゆすり、かたり、―、俗に言やあ盗人さ」。「やらず―」
ぶっ‐たく・る【打っ手繰る】
〔他五〕
①無理にひっぱって奪い取る。ふんだくる。ひったくる。
②価格以上の値をむさぼる。ぼる。
ぶっ‐たた・く【打っ叩く】
〔他五〕
「うちたたく」を荒くいう語。
ぶっ‐たま・げる【打っ魂消る】
〔自下一〕
「たまげる」を強めていう語。ひどく驚く。
ぶつ‐だん【仏壇】
①仏像や位牌を安置して礼拝するための壇。
②仏龕ぶつがん。
ぶっ‐ち【仏智】
仏の円満な智慧。
ぶっ‐ち【仏意】
ブツイの連声れんじょう。
プッチ【Putsch ドイツ】
暴動。一揆。
プッチーニ【Giacomo Puccini】
イタリアの歌劇作曲家。代表作「マノン=レスコー」「ラ‐ボエーム」「トスカ」「マダム=バタフライ」など。(1858〜1924)
プッチーニ
提供:ullstein bild/APL
→歌劇「ラ‐ボエーム」 私の名はミミ
提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
→歌劇「トスカ」 テ・デウム
提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
ぶっ‐ちがい【打っ違い】‥チガヒ
斜交はすかいに交差させること。「十」の字を斜めにした形。ぶっちがえ。「―に板を打ちつける」
ぶっ‐ちぎり【打っ千切り】
(ブッは接頭語)他を大きく引き離していること。「―のトップ」
ぶっ‐ち・める【打っ締める】
〔他下一〕
①取り押さえてしめつける。とっちめる。
②(女を)ものにする。東海道中膝栗毛2「今夜あの娘を―・めて見せよう」
③喝采を博す。花暦八笑人「所作よりたてで―・めてくれべえ」
ぶっ‐ちゃ・ける
〔他下一〕
(ブチアケルの転)
①器の中身を全部あけ捨てる。
②隠すことなく語る。「―・けて話す」
ぶっ‐ちょう【仏頂】‥チヤウ
①仏の頭の頂。頂肉が盛り上がっている。→三十二相。
②仏頂尊の略。
⇒ぶっちょう‐がお【仏頂顔】
⇒ぶっちょう‐そん【仏頂尊】
⇒ぶっちょう‐づら【仏頂面】
ぶっちょう‐がお【仏頂顔】‥チヤウガホ
(→)仏頂面づらに同じ。
⇒ぶっ‐ちょう【仏頂】
ぶっちょう‐そん【仏頂尊】‥チヤウ‥
仏の頭頂に宿る広大無辺の功徳を仏格化した尊。
⇒ぶっ‐ちょう【仏頂】
ぶっちょう‐づら【仏頂面】‥チヤウ‥
(仏頂尊の恐ろしい相にたとえた語という)無愛想な顔。不機嫌な顔つき。ふくれづら。鹿の子餅「髭むしやむしやとはへた―のおとこ」。「―で返事もしない」
⇒ぶっ‐ちょう【仏頂】
ぶっ‐ちらか・す【打っ散らかす】
〔他五〕
「ちらかす」を強めていう語。
ぶっ‐ちらか・る【打っ散らかる】
〔自五〕
「ちらかる」を強めていう語。
ふっつ【富津】
千葉県南西部、浦賀水道に面する市。北部は京葉工業地域の臨海工業地。南部は保養地。人口5万。
ぶっつう‐じ【仏通寺】
広島県三原市にある臨済宗仏通寺派の大本山。1397年(応永4)小早川春平の創建、愚中周及の開山。雪舟ゆかりの寺。
⇒ぶっつうじ‐は【仏通寺派】
ぶっつうじ‐は【仏通寺派】
臨済宗の一派。愚中を祖とし、仏通寺を本山とする。
⇒ぶっつう‐じ【仏通寺】
ふつつか【不束】
①太くしっかりしていること。宇津保物語蔵開上「大きやかに―に肥え給へるが」
②(ごつごつして)不格好なこと。ふていさいなこと。源氏物語夕顔「少し黒みやつれたる旅姿いと―に心づきなし」
③(ごつごつして)風情がないこと。無骨。歌舞伎、傾城壬生大念仏「さても恋も情もない―なお方ぢや」
④雑なさま。かるはずみなさま。徒然草「不幸に愁へに沈める人のかしらおろしなど、―に思ひとりたるにはあらで」
⑤つたないこと。ゆきとどかないこと。歌舞伎、青砥稿花紅彩画「お酌とても伜ばかり、―の段はお許し下さいませ」。「―な娘ですが、どうぞよろしく」
⑥江戸時代、叱り・手鎖・過料などに処すべき裁判の宣告文の終りに書く罪名の上に付けた語。ふらち。ふとどき。
⇒ふつつか‐もの【不束者】
ふつつか‐もの【不束者】
無骨な者。ゆきとどかない者。
⇒ふつつか【不束】
ぶっ‐つか・る【打っ付かる】
〔自五〕
うちあたる。ぶつかる。
ぶつ‐つ・く
〔自四〕
ぶつぶつと不平を言う。浄瑠璃、心中天の網島「茶屋へ来て産所の夜伽することはつひにない図と―・けば」
ぶっ‐つけ【打っ付け】
①前もって予告も準備もせずにいきなりするさま。すぐそのまま。「―の作業」
②遠慮しないさま。むきだし。「―に物を言う」
③物事のやり初め。「―から失敗する」
⇒ぶっつけ‐がき【打付書】
⇒ぶっつけ‐ほんばん【打っ付け本番】
ぶっつけ‐がき【打付書】
下書きなどせず、いきなり書きつけること。
⇒ぶっ‐つけ【打っ付け】
ぶっつけ‐ほんばん【打っ付け本番】
①映画や演劇で、下稽古なしにいきなり撮影・上演すること。
②練習・準備なしに事を行うこと。「―で試合に臨む」
⇒ぶっ‐つけ【打っ付け】
ぶっ‐つ・ける【打っ付ける】
〔他下一〕
うちつける。打ち当てる。ぶつける。「ボールを―・ける」
ぶっ‐つづけ【打っ続け】
続けることを強めていう語。始めから終りまで、とぎれず、休まず続けること。「1週間―に働く」
ふっつ‐と
〔副〕
①ぷつりと。物を断つ音にいう。浄瑠璃、百合若大臣野守鏡「ともづな―切りたれば」
②全面的に。全く。曾我物語5「この事こそ―叶ふまじけれ」
ぷつっ‐と
〔副〕
①物がはじけ飛んだり、ふくらんだ薄い皮が破れたり、たるみなく張った糸が断ち切れたりするさま。「イクラを―噛む」
②続いていた物事が突然に途絶えるさま。「電話が―切れる」
③非常に小さい丸いものが存在するさま。「―にきびができる」
ぶっ‐つぶ・す【打っ潰す】
〔他五〕
「つぶす」を強めていう語。勢いよくつぶす。
ふっつり
①細く弱い糸などが切れるさま。
②爪を立ててつねる音。また、そのさま。狂言、枕物狂「乙が居所(尻)を―とつめつたれば」
③突然に途絶えるさま。ふつり。狂言、鈍太郎「これからは―と思ひ切つたぞ」。浄瑠璃、心中天の網島「―心残らねばとても足も踏みこむまじ」。「―来なくなる」
ぶっつり
①ひもなどが切れる音。また、そのさま。ふっつり。
②(ひとこと)つぶやくさま。不足を言うさま。ぶつり。浮世風呂2「ぞんざい者でござりますのに、つひしか―ともおつしやりません」
ぷっつり
(→)「ふっつり」に同じ。
ぷっつん
①張りつめた糸などが切れる音。
②我慢の限界を越え、自制心を失うこと。また、正常な判断ができなくなること。「罵られ続け、ついに―した」
ふっ‐てい【払底】
(底を払って何物もない意)物が非常に乏しくなること。また、すっかりなくなること。しなぎれ。日葡辞書「サケ・コメナドフッテイイタイタ」。「人材が―する」
ぶっ‐てき【仏敵】
仏法にあだをするもの。仏教の敵。
ぶっ‐てき【物的】
物に関するさま。物質的。「―損害」
⇒ぶってき‐がいしゃ【物的会社】
⇒ぶってき‐しょうこ【物的証拠】
⇒ぶってき‐たんぽ【物的担保】
ぶってき‐がいしゃ【物的会社】‥グワイ‥
信用が、社員の人的条件よりも、むしろ会社の物的条件に依拠している会社。株式会社の類。↔人的会社。
⇒ぶっ‐てき【物的】
ぶってき‐しょうこ【物的証拠】
証拠方法の一つ。証拠になる、人以外の有体物で、検証物・文書の類。↔人的証拠。
⇒ぶっ‐てき【物的】
ぶってき‐たんぽ【物的担保】
特定の財産による債権の担保。抵当権・質権が最も主要なもの。物上担保。↔人的担保
⇒ぶっ‐てき【物的】
ぶつ‐でし【仏弟子】
①釈尊の弟子。
②仏教の信者。
ふって‐わく【降って湧く】
⇒ふる(降)2
ふっ‐てん【沸点】
沸騰する際の液体の温度。圧力によって異なる。通常1気圧における値をいう。沸騰点。
⇒ふってん‐じょうしょう【沸点上昇】
フッテン【Ulrich von Hutten】
ドイツの帝国騎士・人文主義者。ルターを支持。ローマ教会の支配に対し論争や諷刺の文書で闘い、国民意識の形成に尽くした。騎士戦争に加わって敗北。(1488〜1523)
ぶっ‐てん【仏天】
①仏の敬称。源氏物語薄雲「―の告げあるによりて、奏し侍るなり」
②仏と諸天神。
ぶっ‐てん【仏典】
①仏教の経典。内典。「漢訳―」
②仏教に関する書物。
ぶつ‐でん【仏伝】
釈迦仏の伝記。「マハーヴァストゥ(大事)」が最古とされる。ほかに馬鳴めみょう著「ブッダチャリタ(仏所行讃)」「ラリタヴィスタラ(方広大荘厳経)」など。釈迦の超人化に伴い、さまざまな物語的要素を加え、文学として発展した。
ぶつ‐でん【仏殿】
仏・菩薩の像を安置し礼拝する殿舎。仏堂。
ふってん‐じょうしょう【沸点上昇】‥ジヤウ‥
不揮発性溶質の溶解により溶媒の沸点が上昇する現象。同じ溶媒の希薄溶液では、沸点上昇は溶液のモル濃度に比例し、溶質の種類によらない。
⇒ふっ‐てん【沸点】
ブッデンブロークけのひとびと【ブッデンブローク家の人々】
(Buddenbrooks ドイツ)トーマス=マンの長編小説。1901年刊。リューベックの4代にわたる豪商の繁栄と没落を描く。
フット【foot】
①足。歩み。
②⇒フート。
⇒フット‐ノート【footnote】
⇒フット‐ブレーキ【foot brake】
⇒フット‐ベースボール
⇒フット‐ボール【football】
⇒フット‐ライト【footlights】
⇒フット‐ワーク【footwork】
ふっ‐と
〔副〕
①口をすぼめて息を1回軽く吹きかけるさま。「―ろうそくを消す」
②急に消えたりいなくなったりするさま。「―見えなくなる」
③理由もなく急にそうなるさま。「―思い出す」
ふつ‐と
〔副〕
①物の急に切れるさま。ふっつと。ぷっつりと。今昔物語集27「頸を―くひ切り落して」
②(下に打消の語を伴って)さっぱり。まったく。少しも。ふっつり。大鏡伊尹「護法つきたる法師、おはします屏風のつらにひきつけられて―動きもせず」
ぶっ‐と【仏徒】
仏教を信仰する人々。仏教徒。
ブット【Benazir Bhutto】
パキスタンの政治家。元大統領ズルフィカル=アリ=ブット(1928〜1979)の長女。1988〜90年、93〜96年首相。イスラム世界で最初の女性首相。(1953〜)
ブット
提供:Photoshot/APL
ぶつ‐ど【仏土】
仏の住む国土。浄土。また、仏が教化する国土。
ぷっ‐と
〔副〕
①口をすぼめて勢いよく物を吐き出すさま。「たねを―出す」
②思わず吹き出すさま。
③急にふくらむさま。また、むくれるさま。「―ふくれる」
ふっ‐とう【沸湯】‥タウ
煮えたぎっている湯。にえゆ。
ふっ‐とう【沸騰】
①煮えたつこと。液体を熱したとき、その蒸気圧が液体の表面にかかる圧力よりも大きくなると、内部から気化が生じる現象。
②比喩的に、高く起こり立つこと。さわぎ立つこと。「世論が―する」
⇒ふっとう‐さん【沸騰散】
⇒ふっとうすいがた‐げんしろ【沸騰水型原子炉】
⇒ふっとう‐てん【沸騰点】
ぶっ‐とう【仏灯】
①仏前に供える灯火。
②仏法を無智の闇を照らす灯火にたとえていう語。
ぶっ‐とう【仏塔】‥タフ
仏舎利を安置する塔。→塔
ぶつ‐どう【仏堂】‥ダウ
仏像を安置する殿堂。てら。仏殿。
ぶつ‐どう【仏道】‥ダウ
①仏の説いた道。仏果ぶっかにいたる道。法のりの道。「―を極める」
②仏の悟り。仏果。「―無上」
ふっとう‐さん【沸騰散】
〔医〕炭酸水素ナトリウムと酒石酸とを水に溶かしたもの。沸騰したように二酸化炭素の気泡を生じ、その状態で服用。清涼剤・緩下剤。
⇒ふっ‐とう【沸騰】
ふっとうすいがた‐げんしろ【沸騰水型原子炉】
(boiling water reactor)原子炉の炉型の一つ。炉心で加熱された冷却水が沸騰して水蒸気となり、直接発電タービンへ送られる軽水炉。BWR →原子炉(図)。
⇒ふっ‐とう【沸騰】
ふっとう‐てん【沸騰点】
(→)沸点に同じ。
⇒ふっ‐とう【沸騰】
ぶっ‐とおし【打っ通し】‥トホシ
①さえぎるものをすべてとりはらって一続きにしたもの。「―の大広間」
②始めから終りまで休まず続けること。「午前中―で講義する」
ぶっ‐とお・す【打っ通す】‥トホス
〔他五〕
(「通す」を強めていう語)
①勢いよく向う側まで貫く。「五寸釘を―・す」
②途中をさえぎるものを全部はずして続ける。「二間ふたま―・して会場にする」
③ある動作をある期間休まず続ける。「一晩中―・して議論する」
プット‐オプション【put option】
「オプション取引」参照。
フットサル【futsal】
5人制のサッカー。20分ハーフで行う。1988年国際サッカー連盟が規則を決定。
ぶっとちょう【仏図澄】
中央アジアの亀玆きじの僧。310年洛陽に至り、後趙王石勒の保護を得る。華北に多数の寺を建立して仏教を急速に広めた。( 〜348)
フット‐ノート【footnote】
(→)脚注。
⇒フット【foot】
ふっ‐とば・す【吹っ飛ばす】
〔他五〕
フキトバスの促音化。
ぶっ‐とば・す【打っ飛ばす】
〔他五〕
①「飛ばす」を強めていう語。はげしく飛ばす。勢いよく走らせる。
②相手を飛ばすほど強い勢いでなぐる。
③無思慮に売り払う。うりとばす。
ふっ‐と・ぶ【吹っ飛ぶ】
〔自五〕
フキトブの促音化。
ぶっ‐と・ぶ【打っ飛ぶ】
〔自五〕
「飛ぶ」を強めていう語。
フット‐ブレーキ【foot brake】
自動車などの走行時に用いる足踏み式のブレーキ。
⇒フット【foot】
フット‐ベースボール
(和製語foot baseball)野球に似た球技。大きなボールをホームベースに置き、蹴って行うもの。球を走者に当ててもアウトになる。キック‐ベースボール。キック‐ボール。
⇒フット【foot】
フット‐ボール【football】
サッカー・ラグビー・アメリカン‐フットボールなどの総称。蹴球しゅうきゅう。
⇒フット【foot】
ふ‐づとめ【不勤め】
つとめを怠ること。特に、遊女がつとめを怠ること。
フット‐ライト【footlights】
①脚光。
②足もとを照らす室内灯。
⇒フット【foot】
フット‐ワーク【footwork】
①フットボール・ボクシングなどで、足さばき。足業あしわざ。
②機動性。身軽さ。「―が軽い」
⇒フット【foot】
ふつ‐トン【仏噸】
(→)トン1㋐に同じ。
ぶっ‐とん【仏恩】
(ブツオンの連声)仏のめぐみ。
ふつ‐に
〔副〕
(多く打消の語を伴って)全く。ふっつり。ふつと。法華義疏長保点「重罪を都フツに滅せり」
ぶつ‐にち【仏日】
仏を太陽にたとえていう語。栄華物語鶴林「―すでに涅槃の山に入り」
ふつぬし‐の‐かみ【経津主神】
日本神話で、磐筒男神いわつつのおのかみ・磐筒女神の子。天孫降臨に先だち、武甕槌神たけみかずちのかみと共に葦原の中つ国を平定し、大己貴命おおなむちのみことを説得してその国を皇孫瓊瓊杵尊ににぎのみことに譲らせた。刀剣の神。香取神宮に祀る。
ぶつ‐ねはん【仏涅槃】
〔仏〕(→)涅槃2に同じ。「―図」
⇒ぶつねはん‐き【仏涅槃忌】
ぶつねはん‐き【仏涅槃忌】
(→)涅槃会ねはんえに同じ。
⇒ぶつ‐ねはん【仏涅槃】
ぶつ‐のう【物納】‥ナフ
物品で租税などを納めること。「―地代」↔金納
ふつ‐の‐みたま【韴霊・布都御魂】
(フツは断ち切るさまをいう)日本神話で、天照大神(および高木神)の神慮により、神武天皇が熊野の人高倉下たかくらじから受け、国土を平定したという霊剣。石上いそのかみ神宮の祭神。
ぶつ‐ばち【仏罰】
仏から加えられる罰。
ぶっ‐ぱな・す【打っ放す】
〔他五〕
ブチハナスの音便。歌舞伎、東海道四谷怪談「捕へ次第に―・す」。「大砲を―・す」
ぶっ‐ぱら・う【打っ払ふ】‥パラフ
〔他四〕
(「うちはらう」を強めていう語)
①追い払う。
②金を払う。金をつかいつくす。遊子方言「みんな皆無けいむ―・つてきれた」
ぶっ‐ぴん【物品】
①しなもの。もの。しろもの。
②不動産以外の有体物。
⇒ぶっぴん‐ぜい【物品税】
ぶっぴん‐ぜい【物品税】
物品の製造業者または小売業者を納税義務者として個別物品に課する税。1989年の消費税導入に伴い廃止。
⇒ぶっ‐ぴん【物品】
ふつ‐ふつ
①物を切るさま。ぶつぶつ。今昔物語集28「刀を以て荒巻の縄を―と押切りて」
②思いきるさま。きっぱり。断然。ふっつり。好色一代女2「身のいたづら―とやめて」
③羽ばたく音にいう語。沙石集8「―と立つを見れば、鴛おしの雌なりけり」
ふつ‐ふつ【沸沸】
①沸騰するさま。「―と煮える」
②水が湧き出るさま。また、そのように思いが湧き出るさま。「―と詩想が湧き出る」
ぶつ‐ぶつ
①大まかに切り分けたり、刺し貫いていくつも穴を開けたりする音。また、そのさま。「魚を―と輪切りにする」
②噴き出した細かい気泡や水泡などが破れる音。また、そのさま。「シチューが―煮立つ」
③物の表面に小さな粒状の突起やへこみがあるさま。また、その突起やへこみ。「顔に―ができる」
④口中でつぶやく不明瞭な声。また、そのさま。不平不満を公然とではなく漏らすさま。竹斎「―と独言を言ひけるうちに」。「―不平を並べる」
ぶつぶつ‐こうかん【物物交換】‥カウクワン
交換の原始的形態で、品物を貨幣などの媒介物によらず、直接他の品物と交換すること。バーター。
ふつ‐ぶん【仏文】
①仏蘭西フランス語で書かれた文章。
②仏蘭西文学の略。「―科」
ぶっ‐ぽう【仏宝】
〔仏〕三宝の一つ。ほとけのこと。
ぶっ‐ぽう【仏法】‥ポフ
仏の説いた教法。仏教。仏道。↔世法↔王法。
⇒ぶっぽう‐の‐ひる【仏法の昼】
ぶっ‐ぽう‐そう【仏法僧】‥ポフ‥
①仏教で重んずる、仏と法と僧。すなわち三宝。
②ブッポウソウ目ブッポウソウ科の鳥。カケスよりもやや大きく、頭・風切羽・尾羽の大部分は黒色、その他は美しい青緑色で、嘴くちばし・脚は赤い。風切羽の中央に青白色の大斑があり、飛翔時に顕著。本州以南に分布し、山地のスギ・ヒノキなどの大木の高所にすむ。冬は南方へ渡る。霊鳥として名高い。鳴声は、飛ぶときは「ぎゃっ、ぎゃっ」、急降下のときは「げっけけけけ」。山梨・長野・岐阜・宮崎の各県の生息地では天然記念物。三宝鳥。〈[季]夏〉。性霊集10「後夜に―の鳥を聞く」→コノハズク
ぶっぽうそう
ブッポウソウ
提供:OPO
→鳴声
提供:NHKサービスセンター
ぶっぽう‐の‐ひる【仏法の昼】‥ポフ‥
仏法の盛んな時のたとえ。世間胸算用5「釈迦も銭ほど光らせ給ふ、今―ぞかし」
⇒ぶっ‐ぽう【仏法】
ぶつ‐ほけん【物保険】
物について生ずる事故(損傷・焼失・盗難など)に対する保険。↔人じん保険
ぶつ‐ぼさつ【仏菩薩】
ほとけとぼさつ。
ぶつ‐ま【仏間】
仏像や位牌を安置してある部屋。
ふつ‐ま‐に
〔副〕
(マは接尾語。ニは助詞)全部。すっかり。一説に、フツマはフトウマ(太馬)の約で、「肥え太った馬に」の意。万葉集18「片思ひを馬に―負おおせもて」
ふ‐づまり【不詰り】
道理にあわないこと。不都合なこと。傾城禁短気「正まささまといふ人は日ごろと違ふて、―なお方じや」
ぶつ‐みょう【仏名】‥ミヤウ
①ほとけの名号。
②仏名会の略。枕草子81「御―のまたの日」
⇒ぶつみょう‐え【仏名会】
⇒ぶつみょう‐きょう【仏名経】
ぶつみょう‐え【仏名会】‥ミヤウヱ
三世の諸仏の仏名を唱えてその年の罪障を懺悔し消滅を祈る法会。陰暦12月19日から1日または3日間行う。御仏名。〈[季]冬〉
⇒ぶつ‐みょう【仏名】
ぶつみょう‐きょう【仏名経】‥ミヤウキヤウ
数千の仏名を列記し、その受持・読誦を勧めたもの。5部のうち訳者不詳の「三劫三千諸仏名経」(3巻)を仏名会に用いる。
⇒ぶつ‐みょう【仏名】
ぶづみ‐よきん【歩積預金】
拘束性預金の一種。銀行が商業手形の割引に際し、割引金額の一部を預金として強制的に積み立てさせるもの。
ぶつ‐めい【物名】
物の名。
⇒ぶつめい‐か【物名歌】
ぶつめい‐か【物名歌】
物の名を歌の意味に関係なく詠みこんだ歌。「くべきほどときすぎぬれや待ちわびて鳴くなる声の人をとよむる」に「ほととぎす」を詠みこんだ類。隠題かくしだい。もののなのうた。
⇒ぶつ‐めい【物名】
ぶつ‐めつ【仏滅】
①仏の入滅。釈尊の死。
②仏滅日の略。暦注の六輝の一つで、勝負なしの日。俗信で、万事に凶である悪日とする。古くは「物滅」とも書いた。
ぶつ‐もつ【仏物】
ほとけのもの。仏に属する物。正法眼蔵随聞記3「―己用こようの罪いかん」
ぶつ‐もん【仏門】
仏の所説の法門。仏道。特に、出家あるいは入道することにいう。「―に入る」
ぶつ‐や・く
〔自四〕
(→)「つぶやく」に同じ。日葡辞書「ブツヤキゴト」
ぶつ‐よく【物欲・物慾】
金銭・物品などを得たいと思う心。欲心。「―にとらわれる」
ふつり
(→)「ふっつり」に同じ。
ぶつり
①途中で断ち切るさま。ぶっつり。「ロープが―と切れる」
②物を突きさすさま。ずぶり。
ぶつ‐り【物理】
①[新書道徳説]物の道理。
②物理学の略。
⇒ぶつり‐かがく【物理化学】
⇒ぶつり‐がく【物理学】
⇒ぶつり‐けい【物理系】
⇒ぶつり‐けんそう【物理検層】
⇒ぶつり‐こうがく【物理光学】
⇒ぶつりしんがくてき‐しょうめい【物理神学的証明】
⇒ぶつり‐たんこう【物理探鉱】
⇒ぶつり‐たんさ【物理探査】
⇒ぶつり‐ていすう【物理定数】
⇒ぶつり‐てき【物理的】
⇒ぶつりてき‐ふうじこめ【物理的封じ込め】
⇒ぶつり‐ふりこ【物理振子】
⇒ぶつり‐へんか【物理変化】
⇒ぶつり‐ほうそく【物理法則】
⇒ぶつり‐りょう【物理量】
⇒ぶつり‐りょうほう【物理療法】
ぷつり
①細い物が切れるさま。ふっつり。「―と糸が切れる」
②先の鋭い物で突き刺すさま。ぶすり。
③続いていたことが途絶えるさま。ぷつん。「消息が―と途絶えた」
④小さな粒状の物が一つできるさま。また、粒状のものをつぶす音。ぷつん。
ふ‐つりあい【不釣合】‥アヒ
つりあわないこと。釣合のわるいこと。「着物に―な帯」
ぶつり‐かがく【物理化学】‥クワ‥
(physical chemistry)物理学の理論を基礎とし、また、物理学的方法を利用して、物質の構造・性質・化学変化などを研究する学問。一般化学・理論化学などとも呼ばれた。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐がく【物理学】
(physics)自然科学の一部門。自然現象を支配する法則を発見し、その帰結を研究して体系化することにより、自然現象の理解に寄与するとともに、応用への道を開く学問分野。理論体系として完成度の高い部門(古典力学・熱力学・電磁気学・統計力学・量子力学)、その応用、探究的部門に分けられる。古典物理学と量子物理学、また理論物理学と実験物理学に二大別することもある。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつ‐りき【仏力】
仏の持つ不思議な威力または功力。
ぶつり‐けい【物理系】
物理法則に従う、明確に定義された物質の集り。宇宙・太陽系・固体などの巨視的物理系と、原子・原子核・素粒子などの微視的物理系に大別。物理的体系。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐けんそう【物理検層】
坑井内の地質状態などを調査するため、試料を採取することなく、岩石の物理的性質を深度に沿って連続的に測定すること。電気検層・放射能検層・音波検層・温度検層がある。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐こうがく【物理光学】‥クワウ‥
マクスウェルの方程式を基礎に、電磁波としての光を研究する物理学の一部門。干渉・回折・偏光・分散・吸収・放出など、波動に特有の現象や波動と物質との相互作用を扱う。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつりしんがくてき‐しょうめい【物理神学的証明】
(physicotheological argument)神の存在の証明の一つ。自然のうちに存在する合目的性を根拠として、これを付与した最高の知恵としての神が存在しなければならないとする論法。目的論的証明。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐そしつ【仏籬祖室】
(仏のまがきと祖師の室の意)仏門、特に禅門のこと。芭蕉、幻住庵記「一たびは―の扉とぼそに入らむとせしも」
ぶつり‐たんこう【物理探鉱】‥クワウ
(→)物理探査に同じ。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐たんさ【物理探査】
地殻表層の物理的現象を通して地下の状態を推定する探査法。弾性波・重力・電気・磁気・放射能・地温などを測定する。物理探鉱。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐ていすう【物理定数】
物理法則を記述する際に現れる基礎定数。物質定数も含める。万有引力定数・電気素量・プランク定数・誘電率など。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐てき【物理的】
①物理学により認識されるさま。「―変化」↔化学的。
②物量としてとらえられるさま。空間に位置を占め、感覚で知覚できるさま。「―に排除する」↔心理的。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつりてき‐ふうじこめ【物理的封じ込め】
バイオハザード(生物災害)防止措置の一つ。生物、特に組換えDNA実験で生じた組換え体が環境へ伝播・拡散するのを防ぐため、施設内に封じ込めること。組換え体の危険性に応じてP1からP4まで4段階のレベルがある。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐ふりこ【物理振子】
(→)実体振子に同じ。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐へんか【物理変化】‥クワ
物質の状態変化や相変化のように、化学組成の変化なしに起こる変化。↔化学変化。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐ほうそく【物理法則】‥ハフ‥
観測や実験によって立証される自然の規則性。物理量の間の数学的関係式で表されることが多い。17世紀の科学革命期に生まれた概念。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつ‐りゅう【物流】‥リウ
物的流通の略。物を生産者から消費者へと流通させる上で必要な包装・荷役にやく・輸送・保管および情報流通などの諸活動の全体。「―コスト」
ふつ‐りょう【仏領】‥リヤウ
フランス国の領有。
⇒ふつりょう‐インドシナ【仏領印度支那】
ぶつ‐りょう【物量】‥リヤウ
物資の量。「―作戦」「―にものをいわせる」
ぶつ‐りょう【物療】‥レウ
物理療法の略。「―内科」
ふつりょう‐インドシナ【仏領印度支那】‥リヤウ‥
インドシナ半島東部にあった旧フランス領植民地。現在のベトナムであるコーチシナ・アンナン・トンキンと、カンボジア・ラオスにより構成される。1887〜1945年、フランス人総督の下に連邦制によって統治された。略称、仏印。→ベトナム
⇒ふつ‐りょう【仏領】
ぶつり‐りょう【物理量】‥リヤウ
物理系の性質を表現し、その測定法、大きさの単位が規定された量。位置・質量・エネルギーなど。
⇒ぶつ‐り【物理】
ぶつり‐りょうほう【物理療法】‥レウハフ
熱・電気・光線・X線・空気・温泉などの物理的作用を利用して行う医療方法。理学療法。物療。
⇒ぶつ‐り【物理】
ふつりん【払菻】
東ローマ帝国。また、その首都コンスタンチノープル。唐の頃の呼称。
ぶつるいしょうこ【物類称呼】
辞書。越谷こしがや吾山編。5巻。1775年(安永4)刊。天地・人倫・動物・生植・器用・衣食・言語の7部門に分け、日本全国の方言約4000語を蒐集、古書を引いて考証。諸国方言物類称呼。
ぶつ‐ろん【物論】
(主として明治期に用いた語)世の中のうわさ。世人の評論。物議。
ふつ‐わ【仏和】
①フランスと日本。
②フランス語と日本語。
③仏和辞典の略。
⇒ふつわ‐じてん【仏和辞典】
ふつわ‐じてん【仏和辞典】
フランス語の見出しに日本語で解釈・説明をした辞典。
⇒ふつ‐わ【仏和】
ぷつん‐と
〔副〕
①糸などが切れるさま。ぷつりと。
②それまで続いていたものが途絶えるさま。「消息が―途絶えた」
③小さく腫れあがったさま。「虫に刺された跡が―残る」
ふで【筆】
(フミテ(文手)の転)
①墨・絵具・漆などを含ませ、文字または絵をかく用具。竹管または木製の軸の先に狸・兎・鹿などの毛を穂にしてはめたもの。毛筆もうひつ。源氏物語梅枝「墨・―、ならびなく選りいでて」。「―の運び」
②文字・絵などをかくこと。また、かかれた文字・文章・絵。筆跡。源氏物語梅枝「―すみたる気色ありて」。「狩野探幽の―」
③⇒ひつ。「―わけ」
⇒筆が荒れる
⇒筆が遅い
⇒筆が滑る
⇒筆が立つ
⇒筆に任せる
⇒筆を入れる
⇒筆を擱く
⇒筆を起こす
⇒筆を折る
⇒筆を下ろす
⇒筆を加える
⇒筆を染める
⇒筆を断つ
⇒筆を執る
⇒筆を拭う
⇒筆を走らす
⇒筆を揮う
⇒筆を曲げる
ふで‐あと【筆跡】
書いた文字のさま。ひっせき。
ふで‐あらい【筆洗】‥アラヒ
筆の先を洗う用器。ひっせん。
ふ‐てい【不弟・不悌】
兄に対し弟としての道を守らないこと。
ふ‐てい【不定】
きまっていないこと。一定していないこと。「住所―」
⇒ふてい‐が【不定芽】
⇒ふてい‐かんし【不定冠詞】
⇒ふてい‐けい【不定形】
⇒ふてい‐こん【不定根】
⇒ふてい‐し【不定詞】
⇒ふてい‐じ【不定時】
⇒ふてい‐しゅうそ【不定愁訴】
⇒ふてい‐しょう【不定称】
⇒ふてい‐せきぶん【不定積分】
⇒ふてい‐ふう【不定風】
⇒ふてい‐ほうていしき【不定方程式】
ふ‐てい【不貞】
貞操を守らないこと。「―を働く」
ふ‐てい【不逞】
①不平をいだき、従順でないこと。
②勝手な振舞をしてけしからぬこと。ずうずうしいこと。
⇒ふてい‐の‐やから【不逞の輩】
ふ‐てい【婦弟】
妻の弟。
ふ‐でい【腐泥】
藻類その他の下等水生動植物の遺骸が水底に沈み腐朽して生じる泥。
⇒ふでい‐がん【腐泥岩】
ぶ‐てい【武帝】
①前漢の第7代の皇帝。劉徹。内政を確立し匈奴を漠北に追い、西域・安南・朝鮮半島を経略。儒教を政治教化の基とした。(在位前141〜前87)(前156〜前87)
②西晋の始祖、司馬炎。
③南朝の宋の始祖、劉裕。
④南朝の斉の第2代皇帝。蕭頤しょうい。(在位482〜493)(440〜493)
⑤南朝の梁の始祖。蕭衍しょうえん。南斉を奪って自立。仏教を熱心に信奉。北魏の降人侯景の乱で幽閉されて没。(在位502〜549)(464〜549)
⑥南朝の陳の始祖。陳覇先。(在位557〜559)(503〜559)
⑦北周の第3代皇帝。宇文邕うぶんよう。仏教弾圧で知られる。(在位560〜578)(543〜578)
ふてい‐が【不定芽】
植物体に傷がついたり、その他の原因で茎頂や葉腋以外の場所に生じる芽。↔定芽。
⇒ふ‐てい【不定】
ふでい‐がん【腐泥岩】
腐泥が固まった岩石。
⇒ふ‐でい【腐泥】
ふてい‐かんし【不定冠詞】‥クワン‥
(indefinite article)冠詞の一つ。可算名詞に付けて、その名詞が指示する類の中の任意の個体であることを示す。a boyならば「少年」という類に属する任意のメンバーの意。a(英語)、un,une,des(フランス語)の類。↔定冠詞。
⇒ふ‐てい【不定】
ふ‐ていき【不定期】
時期・期限の一定していないこと。
⇒ふていき‐けい【不定期刑】
⇒ふていき‐こうろ【不定期航路】
⇒ふていき‐せん【不定期船】
ふていき‐けい【不定期刑】
刑の期間を定めずに言い渡し、その執行の状況により、釈放の時期を決める刑。日本では、少年法上、長期と短期とを定めて宣告する相対的不定期刑が認められている。↔定期刑。
⇒ふ‐ていき【不定期】
ふていき‐こうろ【不定期航路】‥カウ‥
航行期日・寄航地などが定まっていない航路。↔定期航路。
⇒ふ‐ていき【不定期】
ふていき‐せん【不定期船】
航路を特定せずに航行する商船。↔定期船
⇒ふ‐ていき【不定期】
ふてい‐けい【不定形】
①形または様式の一定しないもの。
②〔数〕二つの連続関数の商の形で表される関数が、変数の或る値で、分母・分子ともに0または無限大となること。
⇒ふ‐てい【不定】
ふていけい‐し【不定型詩】
一定の型にはまらない詩。散文詩の類。↔定型詩
ふてい‐こん【不定根】
茎・葉など、根以外の部分から出る根。
⇒ふ‐てい【不定】
ふ‐ていさい【不体裁】
体裁のわるいこと。見かけまたは外聞が悪いこと。ぶていさい。「―な格好」
ふてい‐し【不定詞】
(infinitive)非定形動詞の一つ。動詞を文中で名詞としての機能をもたせるために使用するのが基本。英語では、形容詞・副詞としての働きもする。その動作の主体の性・数・人称などによって語形が変化しないことからの称。to love(英語)、lieben(ドイツ語)、aimer(フランス語)の類。不定法。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐じ【不定時】
各地の日出・日没を基準の時刻として昼間と夜間とを別個に等分する時法。江戸時代の民間時法がその例。↔平分時。
⇒ふ‐てい【不定】
ふで‐いし【筆石】
(graptolites)カンブリア紀から石炭紀にかけて生息した海生化石動物の一群。半索動物に属すると見られ、蛋白質からなる硬質物をもつ群体を形成、枝状に個体が発芽する。多くは浮遊生活をしていたと考えられる。オルドビス紀からシルル紀の重要な示準化石の一つ。
プティジャン【Bernard Thadée Petitjean】
フランスの宣教師。1860年(万延1)琉球に渡来、のち主に長崎で伝道、日本カトリック教会再建に努めた。キリシタン釈放や宣教・宗教書類の刊行に尽力。(1829〜1884)
ぶ‐ていしゅ【無亭主】
人の訪問に対して、亭主が居合わさなかったりして、不行届きのあること。浄瑠璃、心中二つ腹帯「用意何かに取紛れ―の段御免あれ」
ふてい‐しゅうそ【不定愁訴】‥シウ‥
明白な器質的疾患が見られないのに、さまざまな自覚症状を訴える状態。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐しょう【不定称】
代名詞で、人または物、あるいは方角・場所などの定まらないものを指示するもの。「だれ」「どれ」「どちら」「どこ」などの類。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐せきぶん【不定積分】
「原始関数」参照。
⇒ふ‐てい【不定】
ブティック【boutique フランス】
(小売店の意)しゃれた婦人服・小物・装飾品などを扱う店。
ふてい‐の‐やから【不逞の輩】
勝手気ままに振る舞い、世の中の秩序を乱すけしからぬもの。
⇒ふ‐てい【不逞】
ふてい‐ふう【不定風】
季節・方向・強弱などの一定しない風。旋風の類。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐ほうていしき【不定方程式】‥ハウ‥
〔数〕
①有理数の係数をもつ代数方程式(未知数は二つ以上)の整数解を求めるとき、この方程式を不定方程式という。ディオファントスの方程式。
②(複数の)未知数に関する方程式の解が一意に定まらないとき、この方程式を不定方程式という。
⇒ふ‐てい【不定】
ふで‐いれ【筆入れ】
筆・鉛筆など筆記用具を入れる箱または筒。筆筒。筆箱。
ふで‐いん【筆印】
花押かおうの代りに筆の軸頭に墨汁をつけて押すもの。
プディング【pudding】
卵・牛乳・砂糖・香料などを混ぜ、蒸し焼きにして柔らかく固めた洋菓子。プリン。パン・米・果物・肉などを加えたものもある。「カスタード‐―」
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撮影:関戸 勇




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