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む‐い【無為】‥ヰ🔗🔉

む‐い無為‥ヰ ①自然のままで作為のないこと。老子で、道のあり方をいう。ぶい。平家物語5「尭舜―の化をうたひ」 ②〔仏〕因縁によって生成されたものでないもの。生滅変化を離れた永遠の存在。特に、仏の涅槃、また、仏法者の生活、仏門を意味する。今昔物語集1「永く―を得て解脱の岸に至れり」。謡曲、高野物狂「此の身を捨てて―に入らば」↔有為うい。 ③何もしないでぶらぶらしていること。「―無策」「―に過ごす」 ⇒無為にして化す

広辞苑 ページ 19073 での無為単語。