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むさし‐あぶみ【武蔵鐙】🔗🔉

むさし‐あぶみ武蔵鐙】 ①昔、武蔵国で製作された鐙。鐙を力革ちからがわに続ける鋂くさりの代りに、先に鉸具かこをつけた紋板(透し文様入りの一枚鉄)を用いたもの。儀式用のほか、一般にも普及。伊勢物語「―さすがにかけて頼むにはとはぬもつらしとふもうるさし」→鐙(図)。 ②サトイモ科の多年草。暖地の林下などに自生する。緑と白の縞の仏炎苞ぶつえんほうをもつ花を開く。その上部の巻いているさまが、やや鐙に似る。漢名、由跋。 むさしあぶみ ⇒むさし【武蔵】

広辞苑 ページ 19133 での武蔵鐙単語。