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○益体も無いやくたいもない🔗🔉

○益体も無いやくたいもない (→)「益体無し」に同じ。日葡辞書「ヤクタイモナイコト」 ⇒やく‐たい【益体】 やく‐だか役高】 ①江戸時代、役職の高下に応じて支給される禄高。→足高たしだか。 ②江戸時代、武士・百姓に課される役の基準高。 ③江戸時代、遠江国榛原はいばら郡など永高えいだか制をとっている地方で、永高1貫文を高5石替にした高。初め諸掛り物について、後には年貢も役高に割り付けて賦課した。 やく‐たく役宅】 その役目の人のために設けてある住宅。 やく‐だく約諾】 約束を承諾すること。約束して承知すること。 やく‐たたず役立たず】 役に立たないこと。また、そのような人や物。 やく‐だたり厄祟り】 災厄にたたられること。厄年に厄にかかること。 やく‐だ・つ役立つ】 [一]〔自五〕 役に立つ。使って効果がある。間に合う。「メモが―・つ」「―・つ部下」 [二]〔他下二〕 ⇒やくだてる(下一) やく‐だ・てる役立てる】 〔他下一〕[文]やくだ・つ(下二) 役に立たせる。間に合わせる。用立てる。「チャンスを―・てる」 やく‐ち役知】 江戸幕府で、京都所司代・大坂城代など重要な遠国役人に支給した役俸。役料知。 や‐ぐち矢口】 ①狩猟などの目的で初めて矢を射ること。初めて射術を実地に応用すること。 ②矢に射られた傷口。 ⇒やぐち‐いわい【矢口祝】 ⇒やぐち‐の‐まつり【矢口の祭】 やぐち‐いわい矢口祝‥イハヒ (→)「矢開き」に同じ。 ⇒や‐ぐち【矢口】 やく‐ぢえ役知恵‥ヱ 長く役目についた経験から得た才覚・分別。 やぐち‐の‐まつり矢口の祭】 矢開きの時、黒・赤・白3色の餅を調えて山神を祭り、射手などに饗応すること。 ⇒や‐ぐち【矢口】 やぐち‐の‐わたし矢口渡】 ①多摩川の下流六郷ろくごう川の渡し場。今の東京都大田区矢口か稲城市矢野口に当たる所という。1358年(正平13)新田義興自刃の地。東急多摩川線に同名の駅がある。 ②浄瑠璃「神霊矢口渡」の略称。 やく‐ちゅう訳注・訳註】 ①翻訳と注釈。 ②翻訳者が付けた注釈。↔原注 やく‐づか厄塚】 厄神を封じこめる盛土。京都の吉田神社で節分祭に、庭上に榊をさした塚を築くのが名高い。厄神塚。疫神塚。 やく‐づき厄月】 陰陽道おんようどうで、厄難にあうから万事につつしめという月。 やく‐づき役付】 役につくこと。また、その役にある人。 やく‐づくり役作り】 役者が自分の役の演技・扮装などを工夫すること。 やく‐づけ役付け】 役を割り当てること。割り当てた役を書き記すこと。また、その書き記したもの。 やく‐て約手】 約束手形の略。 やく‐てん約転(→)約音やくおんに同じ。 やく‐てん薬店】 薬を売る店。薬舗。くすりみせ。 やく‐でん易田】 (エキデンとも)律令時代、地味がやせていて毎年耕作するのに適せず、隔年または数年おいて耕作した田。班田はんでんに際し一般の田の倍を給する。片荒し。 やく‐と役と】 〔副〕 ①それを役目として。つとめて。もっぱら。枕草子135「上の御前などにても、―あづかりてほめきこゆるに」 ②たいそう。やたらと。東海道中膝栗毛4「―足が達者だアのし」 やく‐とう薬湯‥タウ ①くすりゆ。薬風呂。 ②薬を煎じ出した湯。せんじぐすり。湯薬とうやくやく‐どう躍動】 おどりうごくこと。いきいきとして勢いのあること。「―する肢体」「―的な動き」「―感」 やく‐とく役得】 その役目に従事しているために得られる余分の利得。「―にありつく」 やく‐どく訳読】 翻訳して読むこと。また、その読み方。 やく‐どく薬毒】 薬の中に含まれている毒。 やく‐どころ役所】 その人に与えられた役目。また、よく適した役目。「―を心得た人」 やく‐どし厄年】 人の一生のうち、厄にあうおそれが多いから忌み慎まねばならないとする年。数え年で男は25・42・61歳、女は19・33・37歳などという。特に男の42歳と女の33歳を大厄たいやくといい、その前後の年も前厄まえやく・後厄あとやくといって恐れ慎む風があった。厄回り。年忌としいみ。宇津保物語楼上下「左大殿の―におはするとて」 やく‐な・し益無し】 〔形ク〕 かいがない。むだである。つまらない。源氏物語帚木「―・き片思ひなりけり」 やく‐なん厄難】 わざわい。災難。

広辞苑 ページ 19719 での○益体も無い単語。