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○病を養うやまいをやしなう🔗🔉

○病を養うやまいをやしなう 療養する。 ⇒やまい【病】 やまうヤマフ やまい。平家物語3「漢の李夫人の、昭陽殿の―の床もかくやとおぼえ」 やま・う病まふヤマフ 〔自四〕 (病ムに接尾語フの付いた語とも、病ヒの動詞化した語ともいう)病気になる。わずらう。 やま‐うぐいす山鶯‥ウグヒス ①山にすむ鶯。野生の鶯。 ②〔植〕ヤマルリソウの別称。 やま‐うさぎ山兎】 山にいる兎。野生の兎。 やま‐うずら山鶉‥ウヅラ キジ目キジ科の鳥。ウズラに似るが大きく、頭・胸は褐色、背に灰褐色に細かい黒横線があり、雄は腹面に蹄鉄形の大きな黒斑がある。シベリア南部から中国北部にかけて分布。 やまうち山内】 (姓氏) ⇒やまのうち やま‐うつぼ山靫】 狩に用いる、粗末な靫。平家物語8「―竹箙たかえびらに矢ども少々さし」 やま‐うど山人】 (ヤマビトの音便)木樵きこりなど山に働く人。やもうど。〈日葡辞書〉 やま‐うど山独活】 山に生えているウド。野生のウド。〈[季]春〉 ヤマウド 撮影:関戸 勇 やま‐うば山姥】 深山に住み、怪力を発揮するなどと考えられている伝説的な女。山女。山に住む鬼女。やまんば。 ⇒やまうば‐の‐せんたくび【山姥の洗濯日】 やまうば‐の‐せんたくび山姥の洗濯日】 (壱岐で)12月20日のこと。→果はての二十日 ⇒やま‐うば【山姥】 やま‐うり山売り】 ①山を売ること。 ②鉱山の売買を業とする人。 ③いかさま物を売りつける人。山師。 ④一山ひとやまいくらとまとめて売ること。山盛りにして売ること。 やま‐うるし山漆】 ①ウルシ科の落葉小高木。山野に自生。高さ約3メートル。葉は3〜7対の楕円形の小葉から成る羽状複葉で、葉柄は赤く、秋美しく紅葉する。6〜7月頃、黄緑色の小花を円錐花序に密生。花後、扁球形で毛の密生した小核果を結ぶ。果実から蝋を製する。ハゼノキ。ハニシ。 ②ツタウルシの別称。 やま‐お山尾・山峰‥ヲ 山の峰つづき。山の稜線。 やま‐お山緒‥ヲ 鷹の捕らえた鳥を鳥柴としばなどに結びつける紐。葛かずら・籐とうなどを用いた。頼政集「―にたたむかづらだになし」 やまおか山岡‥ヲカ 姓氏の一つ。 ⇒やまおか‐げんりん【山岡元隣】 ⇒やまおか‐てっしゅう【山岡鉄舟】 やまおか‐げんりん山岡元隣‥ヲカ‥ 江戸前期の仮名草子作者・俳人。名は新三郎。伊勢商人の流れをくむ京都の人。北村季吟に和歌・俳諧を学び、著には「宝蔵」などの俳書とともに、「徒然草増補鉄槌」など古典の注釈も多く、仮名草子に「他我身たがみの上」「小巵こさかずき」などがある。(1631〜1672) ⇒やまおか【山岡】 やまおか‐ずきん山岡頭巾‥ヲカヅ‥ ①苧屑ほくそ頭巾の異称。 ②形は苧屑頭巾に似せて、八丈絹やビロードで作った頭巾。また藺でも作った。洒落本、辰巳之園「―を横ちよにかむり、日和下駄をはき」 やまおか‐てっしゅう山岡鉄舟‥ヲカ‥シウ 幕末・明治の政治家。無刀流の創始者。前名、小野高歩たかゆき。通称、鉄太郎。江戸生れの幕臣。剣術にすぐれ、禅を修行、書をよくした。戊辰戦争の際、西郷隆盛を説き、勝海舟との会談を成立させた。のち明治天皇の侍従などをつとめる。子爵。(1836〜1888) 山岡鉄舟 提供:毎日新聞社 ⇒やまおか【山岡】 やま‐おく山奥】 山の奥の方。山の深い所。「―の村」 やま‐おくり山送り】 死骸を山に送り葬ること。のべおくり。今昔物語集22「葬送の夜、…―せむとありければ」 やま‐おこぜ山鰧‥ヲコゼ 狩人が山の神に供え、あるいはこれを秘蔵すると好猟があるとして携えるもの。「おこぜ」は普通海魚をいうが、カジカのような川魚や巻貝、あるいは鹿の耳などを指す地方もある。 やま‐おだまき山苧環‥ヲ‥ キンポウゲ科の多年草。日本各地の山地草原に生える。太い主根があり、2回3出複葉で長柄のある根生葉を出す。茎の高さ30〜50センチメートル、3小葉の茎葉を互生。初夏に茎の上部が分かれて、クリーム色または紫褐色の大きな花を数個、下向きにつける。5片の萼片がくへんには長い管状の距がある。 やま‐おとこ山男‥ヲトコ ①山に住む男。山で仕事をする男。 ②深山に住むという男の怪物。椿説弓張月前編「いまだかかる獣を見ず。こは世にいふ―ならんか」 ③登山を趣味とし、その経験が深い男。 やま‐おやじ山親爺‥オヤヂ (北海道で)ヒグマの俗称。 やま‐おり山折り‥ヲリ 紙などを折る時に、折れ目が外側に出るように折ること。↔谷折り やま‐おろし山颪】 ①山から吹きおろす風。万葉集9「―の風な吹きそと」 ②歌舞伎囃子の一つ。山中の場面に用い、大太鼓で風が吹きすさむ音に擬するもの。 ⇒やまおろし‐の‐かぜ【山颪の風】 やまおろし‐の‐かぜ山颪の風(→)「やまおろし」1に同じ。 ⇒やま‐おろし【山颪】 やま‐おんな山女‥ヲンナ 深山に住み、怪異をはたらくという伝説的な女。山姥やまうばやま‐が山家】 山中や山里にある家。また、山里。 ⇒やまが‐ずまい【山家住まい】 ⇒やまが‐そだち【山家育ち】 やまが山鹿】 熊本県北部の市。菊池川中流に位置し、山鹿盆地の中心都市。山鹿温泉がある。人口5万8千。 やまが山鹿】 姓氏の一つ。 ⇒やまが‐そこう【山鹿素行】 ⇒やまが‐りゅう【山鹿流】

広辞苑 ページ 19837 での○病を養う単語。