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○山芋が鰻になるやまのいもがうなぎになる🔗🔉

○山芋が鰻になるやまのいもがうなぎになる 物事が急に意外なものに変わることのたとえ。また、身分の低い者が急に成り上がることのたとえ。狂言、成上り「―とは定じょうぢやと申しましてござる」 ⇒やま‐の‐いも【山芋・薯蕷】 やまのうえ山上‥ウヘ 姓氏の一つ。 ⇒やまのうえ‐の‐おくら【山上憶良】 やまのうえ‐の‐おくら山上憶良‥ウヘ‥ 万葉歌人。山上臣。702年(大宝2)遣唐録事として入唐、707年(慶雲4)頃帰国。従五位下・伯耆守・東宮侍講、後に筑前守。豊かな学識を有し、「子等を思ふ歌」「貧窮問答歌」など現実的な人生社会を詠じた切実・真率な作が多い。「類聚歌林」を編む。(660〜733頃) →作品:『貧窮問答歌』[貧窮問答歌(山上憶良)] ⇒やまのうえ【山上】 やまのうち山内】 (ヤマウチとも)姓氏の一つ。近世の大名。藤原秀郷の後裔首藤資清すどうすけきよの曾孫俊通が相州山内やまのうち荘を領したのに始まるという。 ⇒やまのうち‐かずとよ【山内一豊】 ⇒やまのうち‐すがお【山内清男】 ⇒やまのうち‐ようどう【山内容堂】 やまのうち‐かずとよ山内一豊】 安土桃山時代の武将。土佐藩祖。初め織田信長、後に豊臣秀吉に仕えた。秀吉没後、徳川家康に仕え、上杉征伐・関ヶ原の戦に功をたて、土佐に封。その妻は、信長の馬揃えのとき鏡匣かがみばこから黄金10両を出して一豊に名馬を買わせ、夫の立身の基を作ったという逸話で知られる。(1546〜1605) ⇒やまのうち【山内】 やまのうち‐すがお山内清男‥ヲ 考古学者。東京生れ。東大講師、成城大教授。縄文土器と縄文文化研究の基礎を確立。著「日本遠古之文化」「日本先史土器図譜」など。(1902〜1970) ⇒やまのうち【山内】 やまのうち‐ようどう山内容堂‥ダウ 幕末の土佐藩主。名は豊信とよしげ。分家の出。藩政を改革。公武合体に尽力、後藤象二郎の建策を容れて将軍徳川慶喜に大政奉還を建白。維新後、議定ぎじょう。酒を好み、鯨海酔侯と自称。(1827〜1872) ⇒やまのうち【山内】 やま‐の‐かみ山の神】 ①山を守り、山をつかさどる神。また、山の精。民間信仰では、秋の収穫後は近くの山に居り、春になると下って田の神となるという。法華経(竜光院本)平安後期点「魑ヤマノカミさわのかみ」。今昔物語集27「さやうならむ歌などをば深き山中などにては詠うたふべからず。―の此れを聞きてめづる程に留むるなり」 ②自分の妻の卑称。かかあ。狂言、花子「―が少しの間も離さぬに依て」 ③〔動〕 ㋐カジカ科の淡水産の硬骨魚。カジカに似る。全長約15センチメートル。有明海流入河川、朝鮮半島および中国に産。 ㋑ミノカサゴ・カジカ類の魚の方言。→やまおこぜ⇒やまのかみ‐まつり【山の神祭】 やまのかみ‐まつり山の神祭】 山に生業を持つ猟師・林業者・木地師などが山の神を崇め、仕事を休んで祭ること。〈[季]冬〉 ⇒やま‐の‐かみ【山の神】 やま‐の‐くちあけ山の口明け】 共有山野の草木・果実などの採取を解禁すること。禁止することを「山の鎌止め」という。

広辞苑 ページ 19883 での○山芋が鰻になる単語。