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○山を張るやまをはる🔗🔉

○山を張るやまをはる (→)「山を掛ける」に同じ。 ⇒やま【山】 やまんば山姥⇒やまうば やまんば山姥】 (ヤマウバの音便) ①能。世阿弥作。山姥の曲舞くせまいを歌って有名となった百ま山姥という都の遊女が、善光寺に詣でる途次、山中で山姥に逢う。 山姥 撮影:神田佳明(所蔵:堀安右衞門) ②1に関連する邦楽曲。地歌。沢野九郎兵衛作曲、紀海音作詞。常磐津節。初世鳥羽屋里長作曲、初世瀬川如皐作詞。「古山姥」とも。富本節・清元節など。 やみ止み】 やむこと。とまり。終止。「雨―」「小―」 やみ病み】 病むこと。やまい。病気。また、その病人。「目―」「―あがり」 やみ】 ①暗いこと。くらやみ。光のないこと。万葉集4「照らす日を―に見なして」。「無明の―」 ②夜の暗いこと。夜陰。万葉集8「―ならば宜うべも来まさじ梅の花咲ける月夜つくよに」 ③思慮・分別のないこと。心が乱れて迷うこと。後撰和歌集「人の親の心は―にあらねども子を思ふ道にまどひぬるかな」。「心の―」 ④字が読めないこと。文盲。醒睡笑「其の余の文字は―なる男」 ⑤世が乱れて治まらないことのたとえ。 ⑥先の見通しがつかないこと、絶望的であることのたとえ。「一寸先は―」 ⑦(陰暦の30日は闇夜であるところから)3、30、300など、3のつく値段を表す符丁。江戸時代の馬子や駕籠舁かごかきが用いた。→闇半。 ⑧世人の目にふれないところ。世間の目をはばかること。「―に葬る」 ⑨㋐闇相場やみそうばの略。 ㋑闇取引やみとりひきの略。「米を―で買う」「―商人」 ⇒闇から牛を引き出す ⇒闇から闇に葬る ⇒闇に烏 ⇒闇に暮れる ⇒闇に咲く花 ⇒闇に惑う や‐み矢見】 的矢まとやの当りの状態を調査する人。 やみ‐あがり病み上り】 病後まだ体力が十分に回復しないこと。また、その時、その人。病気あがり。「―の体で無理がきかない」 やみ‐あきない闇商い‥アキナヒ 闇取引でする商売。 やみ‐あげく病み挙句】 病後であること。また、その時期。やみあがり。 やみ‐いち闇市】 闇取引の品物を売る店が集まっているところ。闇市場。ブラック‐マーケット。 やみ‐うち闇討】 ①暗闇にまぎれて人を不意に討つこと。暗夜に乗じて人を討ち取ること。平家物語1「今夜―にせられ給べき由承り候あひだ」 ②不意を襲うこと。「―を食わせる」 やみ‐かえし病み返し‥カヘシ いったん快方に向かった病気がまた悪くなること。ぶりかえし。 やみ‐かえ・る病み返る‥カヘル 〔自四〕 病気が再発する。ぶり返す。〈日葡辞書〉 やみ‐がすり闇絣】 黒地に小さい乱れ絣を織り込んだ木綿絣。 やみ‐がた止み方】 ①止もうとすること。また、止む頃。「雨の―」 ②病気がなおりかけること。また、回復期。 やみ‐がた・い止み難い】 〔形〕[文]やみがた・し(ク) 感情などを、抑えることがむずかしい。「―・い悲しみ」

広辞苑 ページ 19902 での○山を張る単語。