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ゆ【自・従】🔗⭐🔉
ゆ【自・従】
〔助詞〕
(格助詞。上代語。「よ」に同じ)
①動作の起点・経由点となる所を表す。…を。…から。…を通って。万葉集1「我が寝たる衣の上―朝月夜さやかに見れば」。万葉集3「田児の浦―うち出でて見れば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」
②動作の起点となる時を表す。…から。万葉集8「天地あめつちの別れし時―いなうしろ川に向き立ち」
③比較の基準を表す。…より。万葉集11「人言は暫しましそ我妹縄手つなで引く海―益まさりて深くし思ふを」
④動作の手段・方法を表す。…で。万葉集14「目―か汝なを見むさ寝ざらなくに」
広辞苑 ページ 19937 での【自】単語。