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ゆ【柚】🔗🔉

(→)ユズに同じ。〈[季]秋〉。〈倭名類聚鈔17〉。日葡辞書「ユ、また、ユノス」

ゆ【喩】🔗🔉

】 たとえること。たとえ。「―によって表す」

ゆ【渝】🔗🔉

】 中国重慶の別称。

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〔助動〕 (活用は下二段型。[活用]え/え/ゆ/ゆる/ゆれ/(えよ))(奈良時代の助動詞。平安時代以後の「る」に相当した語で、四段・ナ変・ラ変の動詞の未然形に付く。また、上一段活用動詞の未然形に付いた例もある。「おぼゆ」「きこゆ」などは、それぞれ動詞「おもふ」「きく」に「ゆ」が付いたものから転じた語。平安時代以後は「いわゆる」「あらゆる」などにのみ残り、一般には「る」が使われた。命令形「えよ」の例は見当たらない) ①受身を表す。斉明紀「射ゆ鹿猪ししを認つなぐ川上かわへの若草の」。万葉集5「か行けば人に厭はえ、かく行けば人に憎まえ」 ②自発を表す。万葉集1「葦辺行く鴨の羽がひに霜降りて寒き夕べは大和し思ほゆ」。万葉集5「瓜食めば子ども思ほゆ、栗食めばまして偲しぬはゆ」 ③(打消の意を伴い)可能を表す。万葉集20「堀江越え遠き里まで送り来る君が心は忘らゆましじ」→らゆ

ゆ【自・従】🔗🔉

自・従】 〔助詞〕 (格助詞。上代語。「よ」に同じ) ①動作の起点・経由点となる所を表す。…を。…から。…を通って。万葉集1「我が寝たる衣の上―朝月夜さやかに見れば」。万葉集3「田児の浦―うち出でて見れば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」 ②動作の起点となる時を表す。…から。万葉集8「天地あめつちの別れし時―いなうしろ川に向き立ち」 ③比較の基準を表す。…より。万葉集11「人言は暫しましそ我妹縄手つなで引く海―益まさりて深くし思ふを」 ④動作の手段・方法を表す。…で。万葉集14「目―か汝を見むさ寝ざらなくに」

広辞苑 ページ 19937