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○夕虹百日の旱ゆうにじひゃくにちのひでり🔗🔉

○夕虹百日の旱ゆうにじひゃくにちのひでり 夕虹の立つのは晴天の続く前兆であるという意。 ⇒ゆう‐にじ【夕虹】 ゆう‐ねまどい夕寝惑いユフ‥マドヒ (→)「夕惑い」に同じ。 ゆう‐ねん遊年イウ‥ 陰陽道おんようどうで、生れ年によってその人が造作・出行・移転・嫁取りなどを忌み避けなくてはならないとする方角。 ⇒ゆうねん‐ほう【遊年方】 ゆう‐ねんぶつ夕念仏ユフ‥ 夕方、念仏をとなえること。「朝題目に―」 ゆうねん‐ほう遊年方イウ‥ハウ 遊年にあたる方位。 ⇒ゆう‐ねん【遊年】 ゆう‐のう有能イウ‥ はたらきのあること。役に立つこと。能力のあること。「―の士」「―な新人」↔無能 ユーバー‐カップUber Cup】 バドミントンの世界選手権大会で、女子の団体優勝国に贈られる賞杯。著名な女性選手Betty U.(1906〜1983)に因む。ユーバー杯。→トマス‐カップ ゆう‐はい有配イウ‥ 株式などの利益配当のあること。↔無配 ゆうはい‐るい有肺類イウ‥ 軟体動物腹足綱の一亜綱。カタツムリ・キセルガイなどの陸生貝類のほとんどが含まれる。外套膜に囲まれた部位(外套腔)が肺のような構造と機能を持つ。 ゆう‐ばえ夕映えユフ‥ ①夕日の光を受けて物が美しく見えること。また、夕日に照りかがやく姿。源氏物語薄雲「柱によりゐ給へる―いとめでたし」 ②夕日に空が赤く染まること。夕焼け。「―の空」 ゆう‐ばく誘爆イウ‥ 一つの爆発が原因となって、その近くにある爆発物が爆発を起こすこと。 ゆう‐はた結機ユフ‥ (→)「ゆいはた」に同じ。→ゆはた ゆう‐はつ誘発イウ‥ さそいおこすこと。ある事が原因となり、それに誘い出されて他の事が起こること。「弾圧が内乱を―する」 ゆう‐パック 小包郵便物の愛称。1987年制定。 ゆう‐はな木綿花ユフ‥ 木綿ゆうで作った白い造花。上代、女性の髪の飾りとした。万葉集6「泊瀬女はつせめの造る―み吉野の滝たぎの水沫みなわに咲きにけらずや」 ⇒ゆうはな‐かずら【木綿花鬘】 ⇒ゆうはな‐の【木綿花の】 ゆうはな‐かずら木綿花鬘ユフ‥カヅラ 木綿花を鬘としたもの。夫木和歌抄4「初瀬女の―玉にぬくまで」 ⇒ゆう‐はな【木綿花】 ゆうはな‐の木綿花のユフ‥ 〔枕〕 「栄ゆ」にかかる。万葉集2「―栄ゆる時に」 ⇒ゆう‐はな【木綿花】 ゆう‐はふる夕羽振るユフ‥ 夕ぐれに鳥が羽ばたくように、風が吹いて波がゆれる。万葉集2「朝羽振る風こそ寄せめ―浪こそ来寄せ」 ゆう‐ば・ゆ夕映ゆユフ‥ 〔自下二〕 夕日の光を受けて物が美しく輝いて見える。夕映えする。山家集「躑躅咲く山の岩かげ―・えて」 ゆう‐はらえ夕祓ユフハラヘ 夕方にする祓はらえ。特に、夏越なごしの祓。 ゆうばり夕張ユフ‥ 北海道中央部の市。石狩炭田の炭鉱都市として発達。南大夕張炭鉱などがあった。閉山後は、映画とのゆかりが深い。メロン栽培が盛ん。人口1万3千。 ⇒ゆうばり‐がわ【夕張川】 ⇒ゆうばり‐さんち【夕張山地】 ⇒ゆうばり‐たんでん【夕張炭田】 ゆうばり‐がわ夕張川ユフ‥ガハ 北海道中央部を流れる川。夕張山地中の芦別岳あしべつだけに発源し、S字形に屈曲して石狩川に注ぐ。長さ136キロメートル。 ⇒ゆうばり【夕張】 ゆうばり‐さんち夕張山地ユフ‥ 北海道中央部に南北に連なる山地。東側の富良野盆地を挟んで大雪・十勝火山群と日高山脈とに対する。最高峰は芦別岳で標高1726メートル。 ⇒ゆうばり【夕張】 ゆうばり‐たんでん夕張炭田ユフ‥ 夕張山地の西側にある炭田。石狩炭田の南部を占めたが、近年すべて閉山。 ⇒ゆうばり【夕張】 ゆう‐ばれ夕晴れユフ‥ 夕方、空が晴れあがること。東山万句「―の蕀の花に日のうつり」(菖波) ゆう‐はん夕飯ユフ‥ 夕方の食事。夕食。ゆうめし。 ゆう‐はん有半イウ‥ (「有」は又の意)…と、さらに半分。「1年―」 ゆう‐はん雄藩イウ‥ 勢力の雄大な藩。雄鎮。「西国の―」 ゆう‐ひ夕日・夕陽ユフ‥ 夕方の太陽。入日。万葉集7「山高み―隠りぬ」 夕日 撮影:関戸 勇 ⇒ゆうひ‐がくれ【夕日隠れ】 ⇒ゆうひ‐かげ【夕日影】 ゆう‐ひ雄飛イウ‥ (雄鳥の飛揚するように)勢い盛んに勇ましく活動すること。「海外に―する」↔雌伏しふく ゆう‐ひ熊斐イウ‥ 江戸中期の画家。本姓は神代くましろ、のち熊代。別号、繍江。長崎の唐通詞の家に生まれる。清人沈南蘋しんなんぴんに学び、南蘋風花鳥画を普及。門人に鶴亭(1722〜1785)・宋紫石らがいる。(1693〜1772) ゆう‐ひ熊羆イウ‥ 熊と羆ひぐま。勇猛なもののたとえ。 ゆう‐び優美イウ‥ 上品で美しいこと。「―な立居振舞」 ユー‐ピー‐アイUPI】 (United Press International)APと並ぶアメリカの代表的通信社。1907年UPとして創立。58年INS社を合併してUPIと改称。 ユー‐ピー‐エスUPS】 (uninterruptible power supply)電池や発電機を内蔵し、停電時などに、短時間電力を供給する予備装置。無停電電源装置。 ゆうひ‐が‐おか夕陽ヶ丘ユフ‥ヲカ 大阪市天王寺区西部の台地。藤原家隆の夕陽庵の跡があるのでいう。 夕陽ヶ丘 撮影:的場 啓 ゆうひ‐がくれ夕日隠れユフ‥ 夕日のあたらないこと。また、その所。夕日の没すること。また、その時。新拾遺和歌集「秋風の―に吹くほどは」 ⇒ゆう‐ひ【夕日・夕陽】 ゆうひ‐かげ夕日影ユフ‥ 夕日の光。夕方の日影。 ⇒ゆう‐ひ【夕日・夕陽】 ゆう‐ひつ右筆・祐筆イウ‥ ①筆をとって文を書くこと。 ②武家の職名。貴人に侍して文書を書くことをつかさどった人。ものかき。 ③文筆に長じた人。文書にたずさわる者。文官。平家物語1「我―の身にあらず」 ⇒ゆうひつ‐しゅう【右筆衆】 ゆう‐ひつ雄筆イウ‥ 雄壮な筆力。雄渾な筆づかい。 ゆうひつ‐しゅう右筆衆イウ‥ 室町幕府の職名。幕府の裁判・政治の実務を担当。右筆方。 ⇒ゆう‐ひつ【右筆・祐筆】 ゆう‐ひょう遊標イウヘウ (→)副尺ふくしゃくに同じ。 ⇒ゆうひょう‐しゃく【遊標尺】 ゆうひょう‐しゃく遊標尺イウヘウ‥ 副尺。また、副尺をそなえた尺度。 ⇒ゆう‐ひょう【遊標】 ゆうび‐るい有尾類イウ‥ 両生綱の一目。一生尾を持ち、四肢が短い。幼生は鰓えらで、成体は肺または皮膚で呼吸する。完全に変態せず、鰓を持ったまま成熟するメキシコ産のアホロートルなどもいる。イモリ・サンショウウオ・オオサンショウウオなど。サンショウウオ目。→無尾類 ゆう‐ひん遊牝イウ‥ 獣が交尾すること。ゆひ。 ゆう‐ひん優品イウ‥ 優れた品物・作品。 ゆう‐びん郵便イウ‥ ①信書(書状・はがき)その他所定の物品を国内・国外へ送達する通信制度。前島密ひそかが選定・建議した語。1871年(明治4)創業。福沢諭吉、通俗国権論「鉄道電信―等の便利も西洋を真似て出来たるものと云ふ可し」 ②郵便物の略。 ⇒ゆうびん‐うけ【郵便受け】 ⇒ゆうびん‐かわせ【郵便為替】 ⇒ゆうびん‐かわせ‐しょうしょ【郵便為替証書】 ⇒ゆうびん‐きって【郵便切手】 ⇒ゆうびん‐きょく【郵便局】 ⇒ゆうびん‐きんせいひん【郵便禁制品】 ⇒ゆうびん‐く【郵便区】 ⇒ゆうびんくない‐とくべつゆうびん【郵便区内特別郵便】 ⇒ゆうびん‐しゅうはいにん【郵便集配人】 ⇒ゆうびん‐しょかん【郵便書簡】 ⇒ゆうびん‐せん【郵便船】 ⇒ゆうびん‐ちょきん【郵便貯金】 ⇒ゆうびん‐ねんきん【郵便年金】 ⇒ゆうびん‐はがき【郵便葉書】 ⇒ゆうびん‐ばこ【郵便箱】 ⇒ゆうびん‐ばんごう【郵便番号】 ⇒ゆうびん‐ぶつ【郵便物】 ⇒ゆうびん‐ふりかえ【郵便振替】 ⇒ゆうびん‐ふりかえちょきん【郵便振替貯金】 ⇒ゆうびん‐ほうち‐しんぶん【郵便報知新聞】 ⇒ゆうびん‐りょうきん【郵便料金】 ゆうびん‐うけ郵便受けイウ‥ 郵便物を受け取るために家の入口に設ける箱。ポスト。メール‐ボックス。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐かわせ郵便為替イウ‥カハセ 郵便局で取り扱う郵便為替証書による送金方法。普通・電信・定額小為替の3種類がある。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐かわせ‐しょうしょ郵便為替証書イウ‥カハセ‥ 郵便局で振り出す、隔地間の送金に関する証書。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐きって郵便切手イウ‥ 郵便物に貼付して郵便料金支払済を表示する印紙。郵便料金の前納方式として、1840年イギリスのローランド=ヒル(Rowland Hill1795〜1879)によって創始。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐きょく郵便局イウ‥ 日本郵政公社に属し、郵便・郵便貯金・郵便為替・簡易生命保険などの現業事務を行う施設。普通郵便局・特定郵便局・簡易郵便局に大別。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐きんせいひん郵便禁制品イウ‥ 郵便で送ることが禁止されている物品。毒物・火薬・病原体など。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐く郵便区イウ‥ 郵便物集配の便宜上から定めた土地の区画。集配郵便局の担当区域。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびんくない‐とくべつゆうびん郵便区内特別郵便イウ‥イウ‥ 同一郵便区内発着の郵便物で、特定の条件にかなったものを同時に100通以上差し出す場合に、特別の減額取扱いを受けるもの。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐しゅうはいにん郵便集配人イウ‥シフ‥ 郵便物をポストから集め、または各戸に配達する職員。郵便外務員。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐しょかん郵便書簡イウ‥ 第一種郵便物として取り扱う、封筒と便箋とを兼ねた用紙。郵便料金を表す料額印面を備え、料金は書状より低価。ミニレター。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐せん郵便船イウ‥ 郵便物を搭載する船。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐ちょきん郵便貯金イウ‥ 郵便局で取り扱う貯金事業。1875年(明治8)創設。第二次大戦後の制度は1947年の郵便貯金法によって定められ、郵政省が所管。2003年より日本郵政公社が運営。通常貯金・積立貯金・定額貯金・定期貯金などがある。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐ねんきん郵便年金イウ‥ 郵便局が取り扱った国営の年金保険制度。1926年創設。91年より簡易生命保険制度に組みこまれた。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐はがき郵便葉書イウ‥ 第二種郵便物に属するカード状の通信用紙。郵便料金を表す料額印面を備え、日本郵政公社が規格・様式を定めて発行する。これを標準とした私製はがきも許される。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐ばこ郵便箱イウ‥ 普通郵便による通常郵便物を投入するため、各所に設けてある箱。郵便差出箱。ポスト。→郵便受け⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐ばんごう郵便番号イウ‥ガウ 郵便物の区分け・配達の合理化のため郵便局の受持地域の行政区・町域を示した7桁の番号。郵便物の表面上部に記す。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐ぶつ郵便物イウ‥ 郵便で送る信書または物品。通常郵便物と小包郵便物とに分かれ、通常郵便物は、第一種から第四種までの種類がある。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐ふりかえ郵便振替イウ‥カヘ 金銭取引を行おうとする者が口座を設け、本人と取引先との受払いを郵便局を通じて帳簿上の振替によって行う制度。1966年、郵便振替貯金を変更。振替。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐ふりかえちょきん郵便振替貯金イウ‥カヘ‥ 郵便振替の旧制度の称。振替貯金。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐ほうち‐しんぶん郵便報知新聞イウ‥ 「報知新聞」参照。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆうびん‐りょうきん郵便料金イウ‥レウ‥ 郵便物の差出人が納付する料金。原則として郵便切手で前納する。旧称、郵税。 ⇒ゆう‐びん【郵便】 ゆう‐ふ有夫イウ‥ 夫を持っていること。夫のあること。 ⇒ゆうふ‐かん【有夫姦】 ゆう‐ふ有婦イウ‥ 妻を持っていること。妻のあること。 ゆう‐ふ勇夫】 勇気のある男性。勇ましい男性。勇士。日葡辞書「ユウフ。即ち、ケナゲナヲトコ」 ゆう‐ふ勇婦】 勇気に富んだ女性。 ゆう‐ぶ勇武】 勇ましくて強いこと。「―を尊ぶ」 ゆう‐ぶ幽舞イウ‥ 幽玄な舞。花鏡「定めて花姿玉得の―に至らむ事、目前の証見なるべし」 ゆう‐ぶ遊舞イウ‥ 舞い遊ぶこと。 ユー‐ブイUV】 (ultraviolet)(→)紫外線⇒ユーブイ‐カット ⇒ユーブイ‐フィルター【UV filter】 ユーブイ‐カット (和製語UV cut)紫外線の透過量を減らすこと。化粧品・衣料などにいう。 ⇒ユー‐ブイ【UV】 ユーブイ‐フィルターUV filter】 (写真用語)紫外線を吸収する無色あるいは無色に近いフィルター。 ⇒ユー‐ブイ【UV】 ゆう‐ふう幽風イウ‥ (世阿弥の用語)幽玄な風趣。至花道「最初の児姿の―は三体に残り」 ゆう‐ふう雄風イウ‥ ①勢いよく気持のよい風。 ②勇ましく雄々しいさま。雄壮な風采。 ユーフォーUFO】 (unidentified flying object)未確認飛行物体。空飛ぶ円盤など。ユー‐エフ‐オー。 ユーフォニウムeuphonium】 低音の金管楽器。サクソルンの一種で、チューバに似る。 ゆうふ‐かん有夫姦イウ‥ 夫のある女性の姦通。 ⇒ゆう‐ふ【有夫】 ゆう‐ふく有福イウ‥ ゆたかに富みさかえること。富裕。裕福。 ゆう‐ふく裕福】 富んで生活のゆたかなこと。富裕。有福。「―に暮らす」 ゆう‐ぶつ尤物イウ‥ ①すぐれたもの。 ②[左伝昭公28年]すぐれて美しい女。美女。 ゆうふつ‐へいや勇払平野】 北海道石狩平野の南部、太平洋岸の平野。沼沢・低湿地・泥炭地が多く、沿岸部に掘込式の苫小牧とまこまい港を建設。 ユーフラテスEuphrates】 西アジア第一の大河。トルコ東部の山地に発源し、南流してシリア・イラクを南東に貫流、チグリス川と合してペルシア湾に注ぐ。長さ約2800キロメートル。その下流域のメソポタミア平原は氾濫のため沃地となり、ここにバビロニア・アッシリアの文明が興った。エウフラテス。 ゆう‐ふん勇奮】 勇気を出してふるい立つこと。 ゆう‐ふん憂憤イウ‥ うれえいきどおること。 ゆう‐ぶん右文イウ‥ 文事を尊ぶこと。文学を重んずること。 ⇒ゆうぶん‐さぶ【右文左武】 ゆう‐ぶん雄文イウ‥ 雄々しい文章。雄渾な文体。 ゆうぶん‐さぶ右文左武イウ‥ 文と武の両方を重んずること。文と武とを兼ねそなえること。 ⇒ゆう‐ぶん【右文】 ゆうふん‐るい有吻類イウ‥ ①顕著な吻部をもつ、鉤頭こうとう動物・動吻動物・鰓曳えらひき動物の総称。これらは線形動物などとともに袋形たいけい動物として、まとめられていた。 ②昆虫類のカメムシ目(半翅類)のこと。 ゆうべ夕べユフベ (古くは清音) ①日が暮れて夜が始まろうとする頃。ゆうがた。万葉集1「霜零りて寒き―は」→朝あした。 ②(「昨夜」と書く。一説にヨベの転。これによれば、歴史的仮名遣はユウベ)きのうの夕方または夜。昨夜。よんべ。源平盛衰記12「―も今朝も御熟米をだにも御覧じ入れさせ給はず」。「―は眠れなかった」 ③夕方から始まる催し物。「音楽の―」 ⇒ゆうべ‐け【昨夜気】 ⇒夕べを残す ゆう‐へい勇兵】 勇気のある兵。勇ましい兵。 ゆう‐へい幽閉イウ‥ ①人を他人と接触のない状態に閉じこめること。「地下牢に―する」 ②深く閉じこもること。心のふさぐこと。 ゆう‐へい遊兵イウ‥ (→)遊軍に同じ。 ゆうべ‐け昨夜気ユフベ‥ 昨夜の疲れの残っていること。房事や酒酔いについていう。好色一代女3「奥様は―にて今に御枕も上がらず」 ⇒ゆうべ【夕べ】

広辞苑 ページ 20010 での○夕虹百日の旱単語。