複数辞典一括検索+

ようめい‐がく【陽明学】ヤウ‥🔗🔉

ようめい‐がく陽明学ヤウ‥ 明の王陽明が唱えた儒学。初め朱子学の性即理説に対して心即理説、後に致良知説、晩年には無善無悪説を唱えた。朱子学が明代には形骸化したのを批判しつつ、明代の社会的現実に即応する理をうち立てようとして興り、やがて、経典の権威の相対化、欲望肯定的な理の索定などの新思潮が生まれた。日本では、中江藤樹・熊沢蕃山、また大塩平八郎(中斎)らに受け入れられた。王学。心学。 ⇒ようめいがく‐は【陽明学派】

広辞苑 ページ 20215 での陽明学単語。