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○世が世ならばよがよならば🔗🔉

○世が世ならばよがよならば こんな時世でなく、もっとよい時世であれば。自分が栄えていた時世であるなら。 ⇒よ【世・代】 よ‐がら世柄】 世の有様。世間の状態。時勢。 よ‐がらす夜烏】 ①夜鳴く烏。万葉集7「暁と―鳴けど」 ②ゴイサギの異称。 よから‐ぬ良からぬ】 良くない。好ましくない。「―うわさ」 よ‐かり夜狩】 夜間に狩や川猟をすること。また、その狩猟。 よ‐が・る善がる】 〔自五〕 ①善いと思う。満足に思う。 ②うれしがる。愉快に思う。得意になる。 ③快感をあらわす。 よ‐が・る夜離る】 〔自下二〕 夜の通いが絶える。夫が妻のところへ通ってこなくなる。後拾遺和歌集「―・れむ床の形見ともせよ」 よ‐かれ善かれ】 (ヨクアレの約)よくあってくれ。うまくいってくれ。浄瑠璃、心中天の網島「一門中が世話かくも皆治兵衛為―。兄弟の孫どもかはいさ」。「―と思ってしたことが裏目に出る」 ⇒よかれ‐あしかれ【善かれ悪しかれ】 ⇒よかれ‐かし【善かれかし】 よ‐がれ夜離れ】 男が女のところへ通ってこなくなること。源氏物語明石「その頃は―なくかたらひ給ふ」 よかれ‐あしかれ善かれ悪しかれ】 よかろうとわるかろうと。善悪にかかわらず。どうあろうとも。「―決着はついた」 ⇒よ‐かれ【善かれ】 よかれ‐かし善かれかし】 (カシは助詞)「よかれ」を強めた言い方。狂言、昆布布施「そなた達も―と思うての事ぢや」 ⇒よ‐かれ【善かれ】 よか‐れん予科練‥クワ‥ 海軍飛行予科練習生の略称。1930年(昭和5)創設の飛行搭乗員養成制度で、旧制中学4年1学期修了者(甲種)、高等小学校卒業者(乙種)による志願制。茨城県土浦の霞ヶ浦航空隊が特に有名。 よ‐かわ夜川‥カハ ①夜中の川。鵜飼・漁猟などにいう。 ②夜行われる狸狩。〈日葡辞書〉 ⇒よかわ‐ぶね【夜川船】 よかわ横川ヨカハ 比叡山の三塔の一つ。根本中堂の北で、中堂を首楞厳院しゅりょうごんいんといい、円仁が建立。のち、良源が住み興隆した。四季講堂(元三堂)・慧心堂・瑠璃堂がある。→三塔⇒よかわ‐ほうご【横川法語】 よかわ‐ぶね夜川船‥カハ‥ ①夜の川船。 ②夜、川狩をする船。 ⇒よ‐かわ【夜川】 よかわ‐ほうご横川法語ヨカハホフ‥ 源信の著。「往生要集」の趣旨を1枚の文書に要約したもの。念仏をすすめ、往生を疑うべきでない意を強調する。念仏法語。 →文献資料[横川法語] ⇒よかわ【横川】 よ‐がわり世変り‥ガハリ 時代や世の中が変わること。 よ‐かん予感】 事をあらかじめ暗示的に感ずること。虫のしらせ。「―が当たる」「不吉な―」「春の―」 よ‐かん余寒】 立春後の寒気。寒があけてもまだ残る寒さ。残寒。〈[季]春〉。「―がなお厳しい」 よがん‐いん与願印‥グワン‥ 〔仏〕右手または左手の五指を伸ばし、手のひらを外に向けて下に垂らす印。仏が衆生の願いを実現してくれることを象徴する。施願印。施与印。→印 与願印 よかんべい与勘平】 ①浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑あしやどうまんおおうちかがみ」に出てくる保名やすなの奴やっこの名。 ②与勘平1に由来する文楽人形のかしら。 与勘平 ③安永(1772〜1781)ごろ、泉州信田しのだの森の与勘平と称する奴姿の二人が、挟箱を持ち、「疝気寸白すばこに張ったらよかんべい」などと言って、江戸で膏薬を売り歩いたもの。また、その膏薬。 ④奴凧やっこだこのこと。 よき】 斧おのの別称。倭名類聚鈔15「斧、与岐」 よき】 (上代東国方言)ゆき。万葉集14「上毛野かみつけの伊香保の嶺ろに降ろ―の」 よ‐き予期】 あらかじめ待ち設けること。前もって推測・期待・覚悟すること。「―に反する」「―せぬ敗北」 よ‐ぎ夜着】 ①夜寝る時にかけるふとんなど。よるのもの。「―にくるまる」 ②普通の着物のような形で大形のものに厚く綿を入れた夜具。かいまき。〈[季]冬〉 よ‐ぎ予議】 ①あずかりはかること。相談すること。 ②あらかじめ協議すること。 よ‐ぎ余技】 専門以外の技芸。「―に絵を描く」「ほんの―にすぎない」 よ‐ぎ余儀】 他の事。他の方法。→余儀無い

広辞苑 ページ 20230 での○世が世ならば単語。