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ろん・ずる【論ずる】🔗⭐🔉
ろん・ずる【論ずる】
〔他サ変〕[文]論ず(サ変)
①事理を説明する。また、物事の是非をただす。平家物語1「国を治め道を―・じ、陰陽をやはらげをさむ」。「天下国家を―・ずる」
②言い争う。議論する。あげつらう。源氏物語絵合「とりどりに―・ずるを」
③とりたてて問題とする。太平記35「貴賤上下を―・ずることなし」。「―・ずるまでもない」
⇒論ずる物は中から取れ
○論ずる物は中から取れろんずるものはなかからとれ
所属が定まらず相争っている物は、第三者が取ってしまえの意。狂言、茶壺「昔から―といふによつて」
⇒ろん・ずる【論ずる】
広辞苑 ページ 21077 での【論ずる】単語。