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○割って入るわってはいる🔗⭐🔉
○割って入るわってはいる
(強引に)間に入り込む。「喧嘩の仲裁に―」
⇒わ・る【割る】
ワット【James Watt】
イギリスの技師・発明家。1774年、ボールトン(Matthew Boulton1728〜1809)と協力し、蒸気機関の改良に成功。往復機関・調速機・蒸気圧力指示計などを発明。(1736〜1819)
ワット【watt】
(J.ワットの名に因む)仕事率・電力の単位。国際単位系の組立単位。1ボルトの電位差を有する2点間を1アンペアの電流が流れるときになされる仕事率、すなわち毎秒1ジュールの仕事をする仕事率を1ワットという。記号W
⇒ワット‐じ【ワット時】
⇒ワットじ‐メーター【ワット時メーター】
⇒ワット‐メーター【wattmeter】
わっ‐と
〔副〕
①急に大声を上げたり激しく泣き出したりするさま。「―歓声を上げる」
②勢いよく一挙に物事が起こったり変化したりするさま。「人が―集まる」「昨日から―暑くなった」
ワット‐じ【ワット時】
(watt-hour)電力量の実用単位。1ワットの仕事率で、1時間にする仕事の量。1ワット時は3600ジュール。記号Wh
⇒ワット【watt】
ワットじ‐メーター【ワット時メーター】
(→)積算電力計に同じ。
⇒ワット【watt】
ワット‐タイラー‐の‐らん【ワットタイラーの乱】
1381年人頭税賦課への不満を誘因として、イングランド南東部を中心に全国的規模で起こった農民反乱。ロンドンの民衆も合流し、農奴制の廃止、地代の引上げ禁止を国王に約束させてほぼ鎮まったが、指導者ワット=タイラー(Wat Tyler 〜1381)はさらに要求を続ける中で殺害された。
ワットマン‐し【ワットマン紙】
(Whatman paper)イギリスのケント州メードストン特産の厚い純白色の細目・中目・荒目などをもつ画用紙。水彩画用。
ワット‐メーター【wattmeter】
指示電力計。→電力計
⇒ワット【watt】
わっぱ
大声でわめき、また、やかましい音を立てるさま。狂言、餅酒「是へ―と申して参る程に」
わっぱ【童】
(ワラハの転)
①男の子をののしっていう語。また、男の子自身の卑称。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「―に仰せつけられば」
②子供が無理・わがままを言うこと。また、その言葉。わんぱく。
③乱暴な者をののしっていう語。
④軍中の間者。すっぱ。
⑤年少の下僕。〈日葡辞書〉
⇒わっぱ‐し‐め【童し奴】
わっぱ【輪っぱ】
曲木まげき製の食物容器。めっぱ。めんぱ。
ワッハーブ‐は【ワッハーブ派】
(Wahhābi アラビア)スンニー派イスラムの改革を主張する一派。アラビア半島中央部のネジドの人、ムハンマド=イブン=アブドゥル=ワッハーブ(Muḥammad ibn ‘Abd al-Wahhāb1703〜1791)が創始し、サウード家の武力と結びついて拡大。初期イスラムへの復帰とイスラム法の厳格な適用を提唱し、イスラム神秘主義を禁圧。サウジ‐アラビアで支配的。
わっぱ‐さっぱ
口やかましく言うさま。あれこれと大声で言うさま。わっぱ。狂言、連歌毘沙門「夜半のころ何やら―とおほせられた」
わっぱ‐し‐め【童し奴】
子供をののしったり、大人を子供扱いにしてののしったりする語。歌舞伎、名歌徳三升玉垣「のめくりつん出た―」
⇒わっぱ【童】
わっ‐ぷ【割符】
ワリフの音便。「年貢―」「糸―」
わっ‐ぷ【割賦】
(ワリフの音便。カップとも)支払いなどを何回かに分けてわりふること。
⇒わっぷ‐きん【割賦金】
⇒わっぷ‐しょうかん【割賦償還】
わっぷ‐きん【割賦金】
①わりつける金。
②配当金。
⇒わっ‐ぷ【割賦】
わっぷ‐しょうかん【割賦償還】‥シヤウクワン
負債の元利を、月賦・年賦など分割払いで償還すること。かっぷしょうかん。
⇒わっ‐ぷ【割賦】
ワッフル【waffle】
洋菓子。小麦粉・卵・砂糖などを混ぜた生地を楕円形や焼き型の凹凸を残した形に焼き、二つに折ってクリームなどを挟んだもの。薄くかりっとしたものと厚めで柔らかいものとがある。
ワッフル
撮影:関戸 勇
ワッペン【Wappen ドイツ】
(紋章の意。中世騎士の楯などに付けていたもの)ブレザーなどの胸・腕などに付ける縫取りの装飾の類。また、これに模して作った紙・ビニール製の玩具。エンブレム。
わづみ‐ほう【輪積法】‥ハフ
土器成形法の一つ。紐状に伸ばした粘土を輪形にしたものを積み重ねて形を作る技法。巻上げ法とともに紐作りともいう。
わて【私】
〔代〕
(京阪地方で)わたし。
わてざ
(ウワテザ(上手座)の約か)
①(島根県東部で)台所。
②(同西部で)いろりばたの主婦の座。
わ‐ど【倭奴】
[新唐書東夷伝、日本]古代中国人が日本人を称した語。→倭奴国わどこく
わ‐とう【話頭】
①話のいとぐち。
②話の内容。話題。「―を転ずる」
③〔仏〕禅に用いられる問題。古くは公案とほぼ同義。後に心に生じる様々な働きの最初の部分を指すようにもなる。
⇒わとう‐ぜん【話頭禅】
わ‐とう【吾党・和党】‥タウ
〔代〕
(二人称)親しい相手や目下に対して用いる。お前ら。汝ら。宇治拾遺物語14「やや―連歌だにつかぬとつきたるぞかし」
わ‐どう【和同】
[礼記月令「天地和同、艸木萌動」]やわらぎむつぶこと。和合すること。
⇒わどう‐かいちん【和同開珎】
⇒わどう‐かいほう【和同開珎】
わどう【和銅】
元明天皇朝の年号。慶雲5年1月11日(708年2月7日)、武蔵国秩父郡から天然の純銅(和銅)が出たために改元。和銅8年9月2日(715年10月3日)霊亀に改元。
わどう‐かいちん【和同開珎】
(「珎」は「珍」の異体字)和銅元年(708)に発行したという、皇朝十二銭のうち最初の銅銭および銀銭。全国数カ所で鋳造されたらしく、長門(山口県)などで遺物が発見された。和銅2年、銀銭は廃止。奈良時代を通じて畿内地方に流通。形は唐の開元通宝を模倣。
和同開珎
⇒わ‐どう【和同】
わどう‐かいほう【和同開珎】
「和同開珎わどうかいちん」の「珎」を、「寶(宝)」の俗字「寳」のウ冠と貝とを省略して刻字したものとみて、読んだもの。
⇒わ‐どう【和同】
わ‐とうし【和唐紙】‥タウ‥
三椏みつまたを主原料として楮こうぞを混ぜた紙料で、中国の唐紙に模して漉すいた大判の和紙。江戸末期より作られ、神奈川県川崎市多摩区が主産地であった。
わとう‐ぜん【話頭禅】
話頭3を用いた禅。公案禅とほぼ同義。
⇒わ‐とう【話頭】
わとうちんかい【和唐珍解】‥タウ‥
⇒ほうとんちんけい(和唐珍解)
わとうない【和藤内】
①「国性爺合戦こくせんやかっせん」の主人公。後に、延平王国性爺鄭成功えんぺいおうこくせんやていせいこうと改名。→鄭成功。
②金魚の一品種。和金と琉金との一代雑種。和金に似た体形で、尾びれが長い。
ワトー【Antoine Watteau】
フランスの画家。ロココ美術の代表者の一人。豊かな色彩、繊細で華やかな詩情を表現。作「シテール島の巡礼」「ジル」など。ヴァトー。(1684〜1721)
「シテール島の巡礼」
提供:Photos12/APL
「ジル」
提供:Photos12/APL
わ‐どく【和独】
①日本語と独逸ドイツ語。
②和独辞典の略。
⇒わどく‐じてん【和独辞典】
わ‐どく【和読】
漢文を、和音・和訓を使って上下ひっくり返しなどして読むこと。和訳して読むこと。
わどく‐じてん【和独辞典】
日本語からそれに相当するドイツ語を引く辞書。
⇒わ‐どく【和独】
わ‐どけい【和時計】
江戸時代に、西洋時計にならって日本で作られた機械時計。
わど‐こく【倭奴国】
[後漢書東夷伝、倭]古代、中国人が北九州にあった小国を呼んだ称。委奴国。わのなのくに。→奴国なのくに→倭奴国王印わのなのこくおうのいん
わ‐とじ【和綴じ】‥トヂ
和装本の綴じ方。日本風の、本の綴じ方。また、その本。↔洋綴じ
ワトソン【James Dewey Watson】
アメリカの分子生物学者。クリックと共にDNAの二重らせん構造モデルを提唱。ノーベル賞。(1928〜)
ワトソン【John Broadus Watson】
アメリカの心理学者。行動主義を唱え、客観的に観察しうる行動のみを心理学の研究対象にすることを主張。著「行動主義」など。(1878〜1958)
わ‐どの【吾殿・和殿】
〔代〕
(二人称)相手を親しんで、また、軽んじて呼ぶ語。大鏡道長「―の聞きわかせ給へば」
わ‐どめ【輪留め】
①ブレーキのこと。
②(→)「車止め」2に同じ。
わ‐どり【我鳥】
私の鳥。自由の身で相手に従わないたとえ。古事記上「今こそは―にあらめ」↔汝鳥などり
わ‐ど・る【輪取る】
〔自四〕
輪状に円くなる。
わな【罠・羂】
①紐などを輪状にしたもの。徒然草「ただくるくるとまきて上より下へ―の先をさしはさむべし」
②縄を輪状にして餌を中に置いて鳥獣を誘い、その足に縄をからませ、締めて捕らえる仕掛け。また、いろいろの装置により鳥獣をおびきよせて捕らえる猟具の総称。万葉集14「足柄の彼面此面おてもこのもにさす―の」
③他人を陥れるための謀略。「まんまと―に掛かった」「―にはまる」
わな【輪奈】
(「罠わな」と同源。「奈」はナの音を示した字)
①糸・緒などを輪状にわがねたもの。
②輪奈天の略。
わな【和南】
(オナとも)〔仏〕(梵語vandana)稽首けいしゅ。礼拝。敬礼。
わな‐いと【輪奈糸】
(loop yarn)飾り糸の一種。強く張った綿糸または梳毛糸そもうしと、それより弱く張ったモヘア糸または紡毛糸とを撚より合わせて輪奈を作った糸。
わな‐おりもの【輪奈織物】
表面が輪奈になった織物の総称。輪奈天・タオルの類。
わな・く【縊く・経く】
〔自他四〕
(ワナ(羂)の動詞化)くびをくくる。くびる。皇極紀(岩崎本)平安中期点「一時もろともに自ら経ワナキて倶に死ぬ」
わ‐なげ【輪投げ】
棒を立て、一定の距離から輪を投げてこれにかけ、かかった輪の数の多さを競う遊戯。
わな‐てん【輪奈天】
天鵞絨ビロードの一種。織ったままで輪奈を切らないもの。輪奈ビロード。輪奈。
わななか・す【戦慄かす】
〔他五〕
体や声をふるわせる。源氏物語末摘花「さへづる春は、とからうじて―・し出でたり」
わななき【戦慄】
わななくこと。せんりつ。宇津保物語蔵開下「水の―して汗にしとどにぬれてかがまり伏し給へれば」
⇒わななき‐ごえ【戦慄声】
⇒わななき‐で【戦慄手・顫掣筆】
わななき‐ごえ【戦慄声】‥ゴヱ
わななきふるえるこえ。源氏物語手習「あさましき―にて」
⇒わななき【戦慄】
わななき‐で【戦慄手・顫掣筆】
(→)「震い筆」に同じ。
⇒わななき【戦慄】
わなな・く【戦慄く】
〔自五〕
①恐怖や怒り、または寒気のために、体がふるえる。枕草子25「寒がり―・きをりけるげす男」。「全身が怒りに―・く」「寒さで手が―・く」
②音声がふるえる。枕草子142「神楽の笛の面白く―・き吹きすまされて」
③不安・動揺でさわぎ乱れて落ちつかない。落窪物語2「―・き騒ぎ笑ふこと限りなし」
④髪の毛がほつれる。枕草子83「髪などもわがにはあらねばにや所々―・きちりぼひて」
わな‐ビロード【輪奈天鵞絨】
(→)輪奈天わなてんに同じ。
わ‐なま【和生】
和風の生菓子の略称。
わなみ【罠網】
(ワナアミの約)わなに使う網。
わ‐なみ【吾儕】
〔代〕
①自分をへりくだって呼ぶ語。自分。われら。〈伊呂波字類抄〉
②同輩を呼ぶ語。おまえ。
わな‐むすび【輪奈結び】
輪の形にして、引けば締まるように結ぶこと。浄瑠璃、心中天の網島「首しめくくる―」
わ‐なり【輪形】
輪のかたち。車輪の形。輪状。
わな‐わな
恐怖・興奮・寒さなどのためにわななき震えるさま。わだわだ。平家物語5「あまりに内裏のおびたたしきを見て秦舞陽―とふるひければ」。「怒りで唇を―させる」
わに【鰐】
①ワニ目の爬虫はちゅう類の総称。現存するのはアリゲーター・クロコダイル・ガビアルの3科約30種。東南アジア・インド・アフリカ・中国・アメリカ・オーストラリアに分布。爬虫類中最も高等な体制をもち、形はトカゲに似て長大、8メートルに達するものもあるが2メートルもないものもある。体は角質の鱗でおおわれ、尾は側扁し、水中進行の用をするとともに、獲物をたたく武器となる。前肢は5趾、後肢は4趾、後肢の趾間に蹼みずかきがある。皮は種々に利用。古代エジプトをはじめ世界各地で神聖化される。
イリエワニ
提供:東京動物園協会
ミシシッピワニ
提供:東京動物園協会
ガビアル
提供:東京動物園協会
②鮫さめ類の古名。〈倭名類聚鈔19〉
わに【王仁】
古代、百済からの渡来人。漢の高祖の裔で、応神天皇の時に来朝し、「論語」10巻、「千字文」1巻をもたらしたという。和邇吉師わにきし。
わに‐あし【鰐足】
人の歩く時、足首の方向が斜めになること。足先が外に向くのを「そとわに」、内に向くのを「うちわに」という。〈黒本本節用集〉
わに‐がわ【鰐皮】‥ガハ
ワニの皮をなめしたもの。黒褐色で光沢があり、長亀甲形の模様がある。鞄・がまぐち・ハンドバッグ・煙草入れなどに用いる。
わに‐ぐち【鰐口】
①(鰐は恐るべきものであることから)きわめて危険な場所・場合。浄瑠璃、心中重井筒「急ぎ遁るる―や」
②口さがない世評。こわいうわさ。浄瑠璃、心中天の網島「神にはあらぬ紙様と、世の―に乗るばかり」
③俗に、人の口の横に広いのをあざけっていう語。好色一代女5「是非ともに臭い物、―の小よしが息遣い」
④がまぐち。
⑤鞍の名所などころの一つ。前輪と後輪しずわの下で、馬の背に面する部分の洲浜形すはまがたの切込みをいう。鞍の寸法はここを測るのが普通。→鞍橋くらぼね(図)。
⑥社殿・仏堂正面の軒下につるす金属製の音響具。扁円・中空で、下方に横長い口がある。参詣者は、布で編んだ綱を振り動かして打ち鳴らす。金鼓こんく。
鰐口
わに‐ざめ【鰐鮫】
猛悪な鮫の俗称。
ワニス【varnish】
顔料を含まず、透明な塗膜をつくる塗料の総称。天然または合成の樹脂と乾性油または半乾性油とを加熱して溶かし合わせ、さらに溶剤や乾燥剤を加えた油ワニス、天然樹脂(シェラックなど)をエチル‐アルコールに溶かした酒精ワニスなどがある。ニス。仮漆。








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