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え‐ぼし【烏帽子】🔗🔉

え‐ぼし烏帽子】 (烏からすの羽のように黒く塗った帽子の意)元服した男子が略装につける袋形のかぶりもの。奈良時代以来、結髪の一般化につれて広く庶民の間にも用いられた。貴族の間では平常に用い、階級・年齢などによって形と塗り様とを異にした。もと羅や紗で作ったが、後世は紙で作り、漆で塗り固めた。立たて烏帽子・風折かざおり烏帽子・侍烏帽子・引立烏帽子・揉もみ烏帽子などがある。源氏物語柏木「―ばかりおし入れて」 ⇒えぼし‐おや【烏帽子親】 ⇒えぼし‐おり【烏帽子折】 ⇒えぼし‐がい【烏帽子貝】 ⇒えぼし‐かけ【烏帽子掛】 ⇒えぼし‐がみ【烏帽子髪】 ⇒えぼし‐ぎ【烏帽子着】 ⇒えぼし‐ご【烏帽子子】 ⇒えぼし‐した【烏帽子下】 ⇒えぼし‐たがね【烏帽子鏨】 ⇒えぼし‐づけ【烏帽子付】 ⇒えぼし‐な【烏帽子名】 ⇒えぼし‐のうし【烏帽子直衣】 ⇒えぼし‐はじめ【烏帽子始め】 ⇒烏帽子を着せる

広辞苑 ページ 2271 での烏帽子単語。