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○大路を渡すおおじをわたす🔗⭐🔉
○大路を渡すおおじをわたす
罪人などを都大路に引きまわす。〈日葡辞書〉
⇒おお‐じ【大路】
おお‐しんぶん【大新聞】オホ‥
明治前期の新聞の一形態。紙幅が広く、文語体で書かれた政論中心の新聞。東京日日新聞・郵便報知新聞などで、教養層を対象とした。→小こ新聞
おお・す【生す】オホス
〔他四〕
①草木などを成長させる。はやす。万葉集20「山吹は撫でつつ―・さむ」
②子どもを養い育てる。栄華物語花山「我が御ふところにて―・し奉り給へれば」
おお・す【負す・課す・仰す】オホス
〔他下二〕
(負ハスの転)
➊《負・課》
①背に負わせる。しょわす。万葉集18「片思ひを馬にふつまに―・せ持て越辺にやらば」
②傷などを、受けさせる。こうむらせる。徒然草「あまたして手―・せ、打ち伏せて」
③名を持たせる。万葉集3「酒の名を聖ひじりと―・せし」
④責めを負わす。罪をきせる。古今和歌集春「誰に―・せてここら鳴くらむ」
⑤課役・課税を負わせる。神代紀上「―・するに千座ちくらの置戸を以てし」
⑥(債務をしょわせる意で)金などを貸す。天草本伊曾保物語「汝に―・せた小麦一石急いで返せ」
➋《仰》(命令を相手に背負わせる意)
①言いつける。命ずる。源氏物語夕顔「随身も弦打ちして絶えずこわづくれと―・せよ」
②お言いつけになる。おっしゃる。源氏物語帚木「こと人の言はむやうに、心得ず―・せらるとて中将にくむ」
おお・す【果す】オホス
〔自下二〕
⇒おおせる
おおず【大洲】オホ‥
愛媛県西部、大洲盆地にある市。もと加藤氏6万石の城下町。中江藤樹の旧宅がある。人口5万1千。
⇒おおず‐ばんし【大洲半紙】
おおすが【大須賀】オホ‥
姓氏の一つ。
⇒おおすが‐おつじ【大須賀乙字】
おおすが‐おつじ【大須賀乙字】オホ‥
俳人。名は績いさお。福島県生れ。東大卒。新傾向俳句を提唱し、多数の俳論を発表。著「乙字俳論集」「乙字句集」など。(1881〜1920)
⇒おおすが【大須賀】
おおす‐かんのん【大須観音】オホ‥クワンオン
真福寺の通称。
おおすぎ【大杉】オホ‥
姓氏の一つ。
⇒おおすぎ‐さかえ【大杉栄】
おお‐すぎごけ【大杉苔】オホ‥
蘚類スギゴケ科の一種。茎葉体は直立し、高さ3〜13センチメートル。葉は乾いても縮れない。頂端細胞は卵形。雌雄同株。山地の林床などに生える。苔庭に利用される代表的なコケ植物。
おおすぎ‐さかえ【大杉栄】オホ‥
無政府主義者。香川県生れ。東京外語卒業後、社会主義運動に参加、幾度か投獄。関東大震災の際、憲兵大尉甘粕正彦により妻伊藤野枝らと共に殺害。クロポトキンの翻訳・紹介、「自叙伝」などがある。(1885〜1923)→アナルコ‐サンディカリスム
大杉栄(右,伊藤野枝)
提供:毎日新聞社
⇒おおすぎ【大杉】
おお‐すけ【大介】オホ‥
①平安時代以後、国守が国符・庁宣などの公文書に自署する場合、「守」に代えて用いた称号。
②諸国の介の前官。
おおずけ‐な・い【大づけない】オホヅケ‥
〔形〕
おとなげない。浄瑠璃、伽羅先代萩「―・うて哀れなり」
おお‐すじ【大筋】オホスヂ
①物事の大体のすじみち。あらすじ。大略。「話の―」
②(副詞的に)大体のところ。「―間違いない」
オースティン【Austin】
アメリカ合衆国南部、テキサス州の州都。1839年から45年までテキサス共和国の首都。人口65万7千(2000)。
オースティン【Jane Austen】
イギリスの女性小説家。地方地主を中心とした社会の日常生活を皮肉と哀感をこめて描き、イギリス小説の一つの頂点を示した。作「分別と多感」「高慢と偏見」「エマ」など。(1775〜1817)
オースティン【John Austin】
イギリスの法学者。法と道徳とを区別し、法は主権者の命令であるとした。実定法上の諸概念の分析を課題とする分析法学の創始者。(1790〜1859)
オースティン【John Langshaw Austin】
イギリスの哲学者。言語行為論を創始し、言葉(発話)には事実を記述する機能のみならず、命令や約束のように行為遂行的機能があることを明らかにした。著「言語と行為」「知覚の言語」。(1911〜1960)
オーステナイト【austenite】
(イギリスの冶金学者W. C. Roberts-Austen1843〜1902の名に因む)鋼の組織の一種。ガンマ鉄に炭素・窒素などが固溶したもの。室温でオーステナイト組織となるよう成分元素を調整したオーステナイト鋼は加工性に富む。
オーストラリア【Australia・濠太剌利】
①世界最小の大陸。東は太平洋、西・南はインド洋、北はアラフラ海に面する。4万〜5万年前から先住民アボリジニが居住。
エアーズ‐ロック
撮影:小松義夫
②オーストラリア大陸を占める連邦国家。1901年成立。住民の大部分はイギリス系。羊毛の産出は世界第一。金・銀・石炭・鉄鉱などの産出も多い。面積769万2000平方キロメートル。人口2011万(2004)。首都キャンベラ。濠(豪)州。→オセアニア(図)。
⇒オーストラリア‐く【オーストラリア区】
⇒オーストラリア‐しょご【オーストラリア諸語】
オーストラリア‐く【オーストラリア区】
生物地理学上の一区域。オーストラリア・ニュー‐ジーランド・ニューギニアなどを含む(植物区系ではニューギニアを除く)。動物ではカンガルー・カモノハシ・エミュー、植物ではモクマオウ・ユーカリ・ヤマモガシ科などが著名。→植物区系(図)→動物地理区(図)。
⇒オーストラリア【Australia・濠太剌利】
オーストラリア‐しょご【オーストラリア諸語】
オーストラリア先住民の言語。ヨーロッパ人上陸時には600ほどの言語があったとされるが現在はそのほとんどが絶滅。最大のワルビリ語で話者人口は数千人。
⇒オーストラリア【Australia・濠太剌利】
オーストラレーシア【Australasia】
オーストラリア・ニュー‐ジーランドおよびその周辺の島々の総称。
オーストリア【Austria・墺太利】
中部ヨーロッパの共和国。1278〜1918年ハプスブルク家が支配。第一次大戦後共和国となり、1938年ドイツに併合。第二次大戦後、米・英・仏・ソ4国によって分割占領、55年主権回復、永世中立国となる。主産業は鉄鋼・化学工業・酪農・観光。言語はドイツ語。面積8万4000平方キロメートル。人口817万5千(2004)。首都ウィーン。ドイツ語名エスターライヒ。→ヨーロッパ(図)。
ウィーン
撮影:田沼武能
⇒オーストリア‐がくは【オーストリア学派】
⇒オーストリア‐けいしょう‐せんそう【オーストリア継承戦争】
⇒オーストリア‐ハンガリー【Austria Hungary】
オーストリア‐がくは【オーストリア学派】
ウィーン大学のメンガーを創始者とし、ヴィーザー・ベーム=バヴェルクらを中心に発展した経済学派。方法論的個人主義と限界効用理論を基礎とする。ウィーン学派。
⇒オーストリア【Austria・墺太利】
オーストリア‐けいしょう‐せんそう【オーストリア継承戦争】‥サウ
1740〜48年、オーストリアのマリア=テレジアがハプスブルク家の全領土を継承したことから起こった戦争。プロイセン・フランス・イギリス・バイエルン・スペイン等が参戦、紆余うよ曲折の後、アーヘン条約で終結、オーストリアはシュレジエンをプロイセンに割譲。
⇒オーストリア【Austria・墺太利】
オーストリア‐ハンガリー【Austria Hungary】
ハプスブルク家がハンガリーのマジャール貴族と妥協して、1867年ハンガリー王国の建設を認め、同君連合(オーストリア皇帝がハンガリー王を兼ねる)のもとに成立した二重帝国。第一次大戦に敗れ、1918年解体。
⇒オーストリア【Austria・墺太利】
オーストリッチ【ostrich】
①駝鳥だちょう。
②オーストリッチ‐レザーの略。
⇒オーストリッチ‐レザー【ostrich leather】
オーストリッチ‐レザー【ostrich leather】
駝鳥だちょうの皮をなめして作った革。柔軟で丈夫なため、ハンドバッグ・ベルトなどに用いる。
⇒オーストリッチ【ostrich】
オーストロ‐アジア‐ごぞく【オーストロアジア語族】
(Austro-Asiatic)アジア南部に分布する言語。インドシナのモン‐クメール語派、インドのムンダー諸語、インドのニコバル諸語の3群に分かれる。アウストロ‐アジア語族。南アジア語族。
オーストロネシア‐ごぞく【オーストロネシア語族】
(Austronesian)インド洋から太平洋にわたる広い地域に分布する諸語の総称。西部諸語と東部諸語に大別される。西部諸語にはジャワ語・マレー語・タガログ語・台湾諸語など約300語が含まれ、東部諸語にはメラネシア語群・ポリネシア語群・ミクロネシア語群など約400語が含まれる。アウストロネシア語族。マライ‐ポリネシア語族。南島語族。
おおず‐ばんし【大洲半紙】オホ‥
和紙の名。愛媛県大洲市産の半紙。
⇒おおず【大洲】
おお‐すべらかし【大垂髪】オホ‥
宮女が唐衣・裳を着用する時の髪型。前髪と鬢びんの毛を横に張り、長髢ながかもじを加えて背後に長く垂れ下げたもの。大だい。
おおすみ【大隅】オホ‥
①旧国名。今の鹿児島県の東部、大隅半島および種子島・屋久島などの大隅諸島、奄美大島を含む。
②(「おおすみ」と書く)日本初の人工衛星。1970年、国産のL‐4Sロケットで打ち上げ。
⇒おおすみ‐しょとう【大隅諸島】
⇒おおすみ‐はんとう【大隅半島】
おおすみ‐しょとう【大隅諸島】オホ‥タウ
鹿児島県南部、吐噶喇とから列島・奄美諸島とともに薩南諸島の一部をなす諸島。種子島・屋久島などから成る。
⇒おおすみ【大隅】
おおすみ‐はんとう【大隅半島】オホ‥タウ
鹿児島県南東部に突出する半島。薩摩半島と相対して鹿児島湾を抱く。北部には白砂しらす台地がひろがり、南部は山地で、ソテツ・ビロウなどが自生。
⇒おおすみ【大隅】
おお‐ずもう【大相撲】オホズマフ
①一流の力士。大きな力士。
②盛大な相撲の興行。特に、日本相撲協会によって行われる相撲興行。
③力のこもった、見ごたえのある相撲の取組。
おお‐ずり【大刷】オホ‥
印刷で、大組おおぐみの校正刷。
おお‐すりあげ【大摺上・大磨上】オホ‥
刀剣で、銘が残らない程に茎なかご先を大きく切り落とすこと。また、その刀剣。
おおせ【大瀬】オホ‥
オオセ科の海産の軟骨魚。全長1メートル。体の後半に背びれが二つあり、口の周りに複数の短いひげ状の皮弁がある。卵胎生。本州南部から南シナ海、フィリピンの浅海域に生息。食用。
おおせ【仰せ】オホセ
①目上の人の言いつけ。御命令。「―の通り」
②おことば。「有難い―をいただく」
⇒おおせ‐いで【仰せ出で】
⇒おおせ‐がき【仰書】
⇒おおせ‐ごと【仰せ言】
⇒おおせ‐ぶみ【仰文】
おおせ‐あ・ぐ【仰せ上ぐ】オホセ‥
〔自下二〕
「申し上げる」の尊敬語。お申し上げになる。狂言、鴈雁金「上へは…よろしう―・げられて下されませい」
おおせ‐あわ・す【仰せ合す】オホセアハス
〔他下二〕
(四段にも活用)相談なさる。保元物語(金刀比羅本)「三浦介義明、畠山庄司重能、小山田別当有重なんどを召寄せて―・せられ」
おお‐ぜい【大勢】オホ‥
多くの人。多人数。「―で押しかける」
⇒大勢に手なし
おおせ‐いだ・す【仰せ出す】オホセ‥
〔他五〕
仰せになる。命令を発せられる。
おおせ‐いで【仰せ出で】オホセ‥
仰せ出されたこと。おさしず。御沙汰。
⇒おおせ【仰せ】
⇒おおすぎ【大杉】
おお‐すけ【大介】オホ‥
①平安時代以後、国守が国符・庁宣などの公文書に自署する場合、「守」に代えて用いた称号。
②諸国の介の前官。
おおずけ‐な・い【大づけない】オホヅケ‥
〔形〕
おとなげない。浄瑠璃、伽羅先代萩「―・うて哀れなり」
おお‐すじ【大筋】オホスヂ
①物事の大体のすじみち。あらすじ。大略。「話の―」
②(副詞的に)大体のところ。「―間違いない」
オースティン【Austin】
アメリカ合衆国南部、テキサス州の州都。1839年から45年までテキサス共和国の首都。人口65万7千(2000)。
オースティン【Jane Austen】
イギリスの女性小説家。地方地主を中心とした社会の日常生活を皮肉と哀感をこめて描き、イギリス小説の一つの頂点を示した。作「分別と多感」「高慢と偏見」「エマ」など。(1775〜1817)
オースティン【John Austin】
イギリスの法学者。法と道徳とを区別し、法は主権者の命令であるとした。実定法上の諸概念の分析を課題とする分析法学の創始者。(1790〜1859)
オースティン【John Langshaw Austin】
イギリスの哲学者。言語行為論を創始し、言葉(発話)には事実を記述する機能のみならず、命令や約束のように行為遂行的機能があることを明らかにした。著「言語と行為」「知覚の言語」。(1911〜1960)
オーステナイト【austenite】
(イギリスの冶金学者W. C. Roberts-Austen1843〜1902の名に因む)鋼の組織の一種。ガンマ鉄に炭素・窒素などが固溶したもの。室温でオーステナイト組織となるよう成分元素を調整したオーステナイト鋼は加工性に富む。
オーストラリア【Australia・濠太剌利】
①世界最小の大陸。東は太平洋、西・南はインド洋、北はアラフラ海に面する。4万〜5万年前から先住民アボリジニが居住。
エアーズ‐ロック
撮影:小松義夫
②オーストラリア大陸を占める連邦国家。1901年成立。住民の大部分はイギリス系。羊毛の産出は世界第一。金・銀・石炭・鉄鉱などの産出も多い。面積769万2000平方キロメートル。人口2011万(2004)。首都キャンベラ。濠(豪)州。→オセアニア(図)。
⇒オーストラリア‐く【オーストラリア区】
⇒オーストラリア‐しょご【オーストラリア諸語】
オーストラリア‐く【オーストラリア区】
生物地理学上の一区域。オーストラリア・ニュー‐ジーランド・ニューギニアなどを含む(植物区系ではニューギニアを除く)。動物ではカンガルー・カモノハシ・エミュー、植物ではモクマオウ・ユーカリ・ヤマモガシ科などが著名。→植物区系(図)→動物地理区(図)。
⇒オーストラリア【Australia・濠太剌利】
オーストラリア‐しょご【オーストラリア諸語】
オーストラリア先住民の言語。ヨーロッパ人上陸時には600ほどの言語があったとされるが現在はそのほとんどが絶滅。最大のワルビリ語で話者人口は数千人。
⇒オーストラリア【Australia・濠太剌利】
オーストラレーシア【Australasia】
オーストラリア・ニュー‐ジーランドおよびその周辺の島々の総称。
オーストリア【Austria・墺太利】
中部ヨーロッパの共和国。1278〜1918年ハプスブルク家が支配。第一次大戦後共和国となり、1938年ドイツに併合。第二次大戦後、米・英・仏・ソ4国によって分割占領、55年主権回復、永世中立国となる。主産業は鉄鋼・化学工業・酪農・観光。言語はドイツ語。面積8万4000平方キロメートル。人口817万5千(2004)。首都ウィーン。ドイツ語名エスターライヒ。→ヨーロッパ(図)。
ウィーン
撮影:田沼武能
⇒オーストリア‐がくは【オーストリア学派】
⇒オーストリア‐けいしょう‐せんそう【オーストリア継承戦争】
⇒オーストリア‐ハンガリー【Austria Hungary】
オーストリア‐がくは【オーストリア学派】
ウィーン大学のメンガーを創始者とし、ヴィーザー・ベーム=バヴェルクらを中心に発展した経済学派。方法論的個人主義と限界効用理論を基礎とする。ウィーン学派。
⇒オーストリア【Austria・墺太利】
オーストリア‐けいしょう‐せんそう【オーストリア継承戦争】‥サウ
1740〜48年、オーストリアのマリア=テレジアがハプスブルク家の全領土を継承したことから起こった戦争。プロイセン・フランス・イギリス・バイエルン・スペイン等が参戦、紆余うよ曲折の後、アーヘン条約で終結、オーストリアはシュレジエンをプロイセンに割譲。
⇒オーストリア【Austria・墺太利】
オーストリア‐ハンガリー【Austria Hungary】
ハプスブルク家がハンガリーのマジャール貴族と妥協して、1867年ハンガリー王国の建設を認め、同君連合(オーストリア皇帝がハンガリー王を兼ねる)のもとに成立した二重帝国。第一次大戦に敗れ、1918年解体。
⇒オーストリア【Austria・墺太利】
オーストリッチ【ostrich】
①駝鳥だちょう。
②オーストリッチ‐レザーの略。
⇒オーストリッチ‐レザー【ostrich leather】
オーストリッチ‐レザー【ostrich leather】
駝鳥だちょうの皮をなめして作った革。柔軟で丈夫なため、ハンドバッグ・ベルトなどに用いる。
⇒オーストリッチ【ostrich】
オーストロ‐アジア‐ごぞく【オーストロアジア語族】
(Austro-Asiatic)アジア南部に分布する言語。インドシナのモン‐クメール語派、インドのムンダー諸語、インドのニコバル諸語の3群に分かれる。アウストロ‐アジア語族。南アジア語族。
オーストロネシア‐ごぞく【オーストロネシア語族】
(Austronesian)インド洋から太平洋にわたる広い地域に分布する諸語の総称。西部諸語と東部諸語に大別される。西部諸語にはジャワ語・マレー語・タガログ語・台湾諸語など約300語が含まれ、東部諸語にはメラネシア語群・ポリネシア語群・ミクロネシア語群など約400語が含まれる。アウストロネシア語族。マライ‐ポリネシア語族。南島語族。
おおず‐ばんし【大洲半紙】オホ‥
和紙の名。愛媛県大洲市産の半紙。
⇒おおず【大洲】
おお‐すべらかし【大垂髪】オホ‥
宮女が唐衣・裳を着用する時の髪型。前髪と鬢びんの毛を横に張り、長髢ながかもじを加えて背後に長く垂れ下げたもの。大だい。
おおすみ【大隅】オホ‥
①旧国名。今の鹿児島県の東部、大隅半島および種子島・屋久島などの大隅諸島、奄美大島を含む。
②(「おおすみ」と書く)日本初の人工衛星。1970年、国産のL‐4Sロケットで打ち上げ。
⇒おおすみ‐しょとう【大隅諸島】
⇒おおすみ‐はんとう【大隅半島】
おおすみ‐しょとう【大隅諸島】オホ‥タウ
鹿児島県南部、吐噶喇とから列島・奄美諸島とともに薩南諸島の一部をなす諸島。種子島・屋久島などから成る。
⇒おおすみ【大隅】
おおすみ‐はんとう【大隅半島】オホ‥タウ
鹿児島県南東部に突出する半島。薩摩半島と相対して鹿児島湾を抱く。北部には白砂しらす台地がひろがり、南部は山地で、ソテツ・ビロウなどが自生。
⇒おおすみ【大隅】
おお‐ずもう【大相撲】オホズマフ
①一流の力士。大きな力士。
②盛大な相撲の興行。特に、日本相撲協会によって行われる相撲興行。
③力のこもった、見ごたえのある相撲の取組。
おお‐ずり【大刷】オホ‥
印刷で、大組おおぐみの校正刷。
おお‐すりあげ【大摺上・大磨上】オホ‥
刀剣で、銘が残らない程に茎なかご先を大きく切り落とすこと。また、その刀剣。
おおせ【大瀬】オホ‥
オオセ科の海産の軟骨魚。全長1メートル。体の後半に背びれが二つあり、口の周りに複数の短いひげ状の皮弁がある。卵胎生。本州南部から南シナ海、フィリピンの浅海域に生息。食用。
おおせ【仰せ】オホセ
①目上の人の言いつけ。御命令。「―の通り」
②おことば。「有難い―をいただく」
⇒おおせ‐いで【仰せ出で】
⇒おおせ‐がき【仰書】
⇒おおせ‐ごと【仰せ言】
⇒おおせ‐ぶみ【仰文】
おおせ‐あ・ぐ【仰せ上ぐ】オホセ‥
〔自下二〕
「申し上げる」の尊敬語。お申し上げになる。狂言、鴈雁金「上へは…よろしう―・げられて下されませい」
おおせ‐あわ・す【仰せ合す】オホセアハス
〔他下二〕
(四段にも活用)相談なさる。保元物語(金刀比羅本)「三浦介義明、畠山庄司重能、小山田別当有重なんどを召寄せて―・せられ」
おお‐ぜい【大勢】オホ‥
多くの人。多人数。「―で押しかける」
⇒大勢に手なし
おおせ‐いだ・す【仰せ出す】オホセ‥
〔他五〕
仰せになる。命令を発せられる。
おおせ‐いで【仰せ出で】オホセ‥
仰せ出されたこと。おさしず。御沙汰。
⇒おおせ【仰せ】
広辞苑 ページ 2557 での【○大路を渡す】単語。