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○顎が干上がるあごがひあがる🔗⭐🔉
○顎が干上がるあごがひあがる
生計の道を失って食えなくなる。
⇒あご【顎・頤】
あこが・る【憧る・憬る】
〔自下二〕
⇒あこがれる(下一)
あこがれ【憧れ・憬れ】
あこがれること。憧憬しょうけい。「―の的」「―をいだく」
あこが・れる【憧れる】
〔自下一〕[文]あこが・る(下二)
(アクガルの転)
①さまよい出る。太平記4「虎伏す野辺、鯨の寄る浦なりとも、―・れぬべき心地しけれども」
②物事に心が奪われる。太平記6「宮は又南山の道なき雲に踏み迷はせ給ひて、―・れたる御住居と聞ゆれど」
③気をもむ。浄瑠璃、大経師昔暦「打たんともがく杖の下、母は―・れ火を吹消し、娘を袖に押し囲ひ」
④思いこがれる。理想として思いを寄せる。「都会に―・れる」「女優に―・れる」
あこぎ
〔植〕アコウ(赤秀)の別称。
あこぎ【阿漕】
(地名「阿漕ヶ浦」の略。古今和歌集六帖3「逢ふことを―の島に引く鯛のたびかさならば人も知りなむ」の歌による)
①たびかさなること。源平盛衰記8「重ねて聞し召す事の有ければこそ―とは仰せけめ」
②転じて、際限なくむさぼること。また、あつかましいさま。ひどく扱うさま。狂言、比丘貞「―やの―やの今のさへ漸と舞うた、もう許してくれさしめ」。「―な仕打ち」
③能。伊勢国阿漕ヶ浦の漁夫が密漁して海に沈められ、地獄で苦しむさまを描く。
⇒あこぎ‐が‐うら【阿漕ヶ浦】
⇒あこぎ‐の‐へいじ【阿漕の平次】
⇒あこぎ‐やき【阿漕焼】
⇒阿漕ヶ浦に引く網
あこぎ‐が‐うら【阿漕ヶ浦】
三重県津市の海浜。伊勢神宮に供する神饌しんせんの漁場で殺生禁断の地とされ、また、謡曲・浄瑠璃によって有名。(歌枕)「―に引く網」
⇒あこぎ【阿漕】
広辞苑 ページ 259 での【○顎が干上がる】単語。