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○朝駆けの駄賃あさがけのだちん🔗🔉

○朝駆けの駄賃あさがけのだちん (朝駆けには馬も勢いよく、少しの荷物ぐらいは意に介しないことから)物事のたやすいたとえ。 ⇒あさ‐がけ【朝駆け・朝懸け】 あさか‐ごんさい安積艮斎】 江戸後期の儒学者。陸奥安積(福島県)の人。佐藤一斎・林述斎に学び、詩文に長じた。著「艮斎間話」「見山楼詩集」など。(1791〜1860) ⇒あさか【安積】 あさか‐しゃ浅香社】 (「あさ香社」とも書く)1893年(明治26)落合直文が興した歌人の結社。直文の住所浅嘉町(東京駒込)に因む。門下から与謝野寛・金子薫園・尾上柴舟・塩井雨江らを輩出。 あさ‐がすみ朝霞】 [一]〔名〕 朝立つ霞。春秋ともにいったが、後には多く春にいう。〈[季]春〉 [二]〔枕〕 「ほのか」「八重」「鹿火かひ」にかかる。 あさ‐かぜ朝風】 ①朝吹く風。日の出後、海岸で陸上から海上へ、山間で山頂から谷へ吹く風。 ②〔動〕ハヤブサの異称。 あさか‐そすい安積疏水】 福島県中部の猪苗代いなわしろ湖から取水し、郡山盆地を灌漑する用水路。新旧2本あり、1882年(明治15)、1951年それぞれ完成。 ⇒あさか【安積・浅香】 あさ‐がた麻型(→)「麻の葉」1に同じ。 あさ‐がた朝方】 朝のうち。朝のあいだ。 あさ‐がた朝型】 早朝に仕事や勉強をし、夜ふかしをしない生活習慣。また、朝の方が仕事などのはかどる人。↔夜型 あさ‐がたち朝容(→)「あさがお」1に同じ。頼政集「暮れぬとて人寝る野辺の女郎花今さば花の―見む」 あさか‐たんぱく安積澹泊】 江戸中期の儒学者。名は覚。通称、覚兵衛。水戸藩士。朱舜水に朱子学を学ぶ。史学に通じ、彰考館総裁として「大日本史」編纂に従う。著「西山遺事」「大日本史賛藪」など。水戸黄門の諸国漫遊に従う「格さん」として脚色。(1656〜1737) →資料:『大日本史賛藪』 ⇒あさか【安積】 あさか‐の‐うら浅鹿の浦】 大阪湾の海岸。現在の堺市浅香山町付近。(歌枕) あさか‐の‐ぬま安積の沼・浅香の沼】 安積山の麓にあったという沼。東勝寺の後ろの小池などその跡と伝える。(歌枕) ⇒あさか【安積・浅香】 あさか‐の‐みや朝香宮】 旧宮家の一つ。1906年(明治39)久邇宮くにのみや朝彦親王第8王子鳩彦やすひこ王が創始。47年宮号廃止。 あさ‐がみ朝髪】 朝、起き出たままのみだれ髪。 ⇒あさがみ‐の【朝髪の】 あさ‐がみしも麻上下】 麻布で作った裃かみしも。江戸時代の武士・庶民の通常礼服。多くは小紋染で、紋所をつけた。 あさがみ‐の朝髪の】 〔枕〕 「乱る」にかかる。 ⇒あさ‐がみ【朝髪】 あさか‐やま安積山】 福島県郡山市西部、猪苗代湖の東にある峰。標高1009メートル。別称、額取山ひたいとりやま。葛城王(橘諸兄)と采女うねめの伝説があり、采女の「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心をわが思はなくに」(万16)の歌は、「難波津」の歌とともに歌の父母として手習いの初めに用いるといわれる。(歌枕) ⇒あさか【安積・浅香】 あさか‐やま朝香山】 三重県津市にある山。(歌枕) あさ‐がゆ朝粥】 朝、食べる粥。 あさ‐がら麻幹・麻殻(→)「おがら」に同じ。 あさ‐がら白辛樹】 エゴノキ科の落葉高木。西日本の山地に自生。春の末、多数の白花を垂下する。果実は倒卵形、油を採る。アサギ。 あさがら あさ‐がらす朝烏】 夜明けに鳴く烏。あけがたの烏。あけがらす。万葉集12「―早くな鳴きそ」 あさ‐かり麻刈り】 夏の土用の頃、麻を根元から刈ること。葉や枝を取り去り、皮を採って干す。〈[季]夏〉 あさ‐かり朝猟・朝狩】 朝する狩猟。万葉集1「―に今立たすらし夕狩に今立たすらし」 あさ‐がれい朝餉‥ガレヒ ①天皇の簡単な食事。大床子だいしょうじの御膳おものに対し、うちうちの食事。源氏物語桐壺「―のけしきばかりふれさせ給ひて」 ②「朝餉の間」の略。 ⇒あさがれい‐の‐ま【朝餉の間】 あさがれい‐の‐ま朝餉の間‥ガレヒ‥ 天皇が朝餉を召しあがる部屋。清涼殿の夜御殿よるのおとどの西にある。能因本枕草子うへにさぶらふ御猫は「―にうへはおはします」→清涼殿(図) ⇒あさ‐がれい【朝餉】 あさかわ浅川‥カハ 東京都八王子市西部の地名。甲州街道の宿駅として発達。近くに多摩陵(大正天皇)・多摩東陵(貞明皇后)・武蔵野陵(昭和天皇)がある。 あさ‐かわ朝川‥カハ ①朝、渡る川。万葉集1「船並めて―渡り」 ②早朝に行う川漁。 あさかわ朝河‥カハ 姓氏の一つ。 ⇒あさかわ‐かんいち【朝河貫一】 あさかわ‐かんいち朝河貫一‥カハクワン‥ 歴史学者。福島県生れ。東京専門学校卒。イェール大学教授。日欧封建制研究で業績をあげ、特に「入来文書」(The Documents of Iriki)は世界的に著名。(1873〜1948) ⇒あさかわ【朝河】 アサ‐かんどアサ感度】 アメリカ規格協会(American Standards Association; ASA)制定の規格に基づいて定めた写真感光材料の感度。現在はイソ(ISO)感度が用いられる。 あさ‐かんのん朝観音‥クワンオン 朝、観音に参ること。特に観音の縁日である毎月18日の朝参ること。 ⇒朝観音に夕薬師

広辞苑 ページ 271 での○朝駆けの駄賃単語。