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○朝観音に夕薬師あさかんのんにゆうやくし🔗⭐🔉
○朝観音に夕薬師あさかんのんにゆうやくし
毎月18日の朝は観音に参り、8日の夕は薬師に参る信心。
⇒あさ‐かんのん【朝観音】
あさ‐かんむり【麻冠】
漢字の冠の一つ。「麾」「麿」などの冠の「麻」の称。
あさ‐ぎ【浅木】
ふしの多い雑木ぞうき。ふしのある、悪い材木。
⇒あさぎ‐ずみ【浅木炭】
あさ‐ぎ【浅黄】
①薄い黄色。
②(→)浅葱あさぎに同じ。
⇒あさぎ‐まだら【浅黄斑】
あさ‐ぎ【浅葱】
(薄い葱きの葉の色の意。「浅黄」とも書く)
①薄い藍あい色。みずいろ。うすあお。
Munsell color system: 2.5B5/8
②(六位の人の袍の色が浅葱であったから)六位をいう。源氏物語少女「―にて殿上に帰り給ふを」
③あっさりと控えめなこと。また、いい加減なこと。浄瑠璃、心中重井筒「何事もさらりつと―にいうて」
④浅葱裏の略。
⇒あさぎ‐いと【浅葱糸】
⇒あさぎ‐いろ【浅葱色】
⇒あさぎ‐うら【浅葱裏】
⇒あさぎ‐おどし【浅葱縅】
⇒あさぎ‐ざくら【浅葱桜】
⇒あさぎ‐じま【浅葱縞】
⇒あさぎ‐の‐ほう【浅葱の袍・浅黄の袍】
⇒あさぎ‐まく【浅葱幕】
⇒あさぎ‐わん【浅葱椀】
あさ‐ぎ【麻木】
アサガラ(白辛樹)の別称。
あさぎ‐いと【浅葱糸】
浅葱に染めた糸。
⇒あさ‐ぎ【浅葱】
あさぎ‐いろ【浅葱色】
(→)浅葱1に同じ。
⇒あさ‐ぎ【浅葱】
あさぎ‐うら【浅葱裏】
①浅葱色の裏地。
②(江戸吉原遊郭などで田舎武士をあざけっていった語。その羽織の裏が多く浅葱木綿だったからいう)やぼな田舎ざむらい。あさぎ。
⇒あさ‐ぎ【浅葱】
あさぎ‐おどし【浅葱縅】‥ヲドシ
鎧よろいの縅の一種。浅葱色の綾あやや糸でおどしたもの。
⇒あさ‐ぎ【浅葱】
あさぎ‐ざくら【浅葱桜】
里桜の一品種。花は一重で白いが、萼がくの色が萌葱もえぎだから浅い青色に見えるもの。
⇒あさ‐ぎ【浅葱】
あさぎ‐じま【浅葱縞】
浅葱色の縞織物。
⇒あさ‐ぎ【浅葱】
あさぎ‐ずみ【浅木炭】
浅木を焼いた下等の炭。
⇒あさ‐ぎ【浅木】
あさ‐きた【朝北】
朝吹く北風。土佐日記「―の吹き来ぬさきに」
あさ‐きど【朝木戸】
劇場が朝早く開場すること。
あさ‐ぎぬ【麻衣】
①麻布でつくった着物。万葉集9「―に青衿あおくびつけ」
②喪中に着る麻布の着物。万葉集13「―着ければ夢かもうつつかもと」
あさぎ‐の‐ほう【浅葱の袍・浅黄の袍】‥ハウ
六位の薄藍色の袍。「浅黄の袍」は無品むほん親王の薄黄色の袍だが、混用されることがある。
⇒あさ‐ぎ【浅葱】
あさぎ‐まく【浅葱幕】
歌舞伎の大道具。浅葱色無地の綿布製の幕。引幕より少し内側につる。引幕を引かないで舞台装置をかえる時にふり落とす。また、開幕すると浅葱幕になっていて、口上・大薩摩おおざつまなどの後これをふり落とす。
⇒あさ‐ぎ【浅葱】
あさぎ‐まだら【浅黄斑】
マダラチョウ科の大形のチョウ。翅は青灰色半透明で、前翅の翅脈と外縁に沿う部分は黒く、後翅の翅脈と外周部は濃褐色。幼虫の食草はガガイモ科の植物で、年に数回発生。成虫が長距離移動をする。
アサギマダラ
撮影:海野和男
⇒あさ‐ぎ【浅黄】
あさぎ‐みず‥ミヅ
(東北地方で)暖流。黒潮くろしお。
あさ‐ぎよめ【朝浄め】
朝の掃除。拾遺和歌集雑春「殿守のともの宮つこ心あらばこの春ばかり―すな」
あさ‐ぎり【朝霧】
朝立つ霧。〈[季]秋〉
⇒あさぎり‐がくり【朝霧隠り】
⇒あさぎり‐ごもり【朝霧籠り】
⇒あさぎり‐そう【朝霧草】
⇒あさぎり‐の【朝霧の】
あさぎり‐がくり【朝霧隠り】
(→)「朝霧ごもり」に同じ。
⇒あさ‐ぎり【朝霧】
あさぎり‐こうげん【朝霧高原】‥カウ‥
静岡県富士宮市にある富士山西麓の高原。酪農地域で、観光地化も進む。
あさぎり‐ごもり【朝霧籠り】
朝霧の中に隠れて。万葉集15「あかときの―かりがねそ鳴く」
⇒あさ‐ぎり【朝霧】
あさぎり‐そう【朝霧草】‥サウ
キク科ヨモギ属の多年草。本来は高山および北地の海岸植物だが、観賞用に栽培もする。高さ約60センチメートル。全体が銀白色を帯び、葉は羽状に細裂、秋、多数の黄白色の小頭状花をつける。ハクサンヨモギ。〈[季]秋〉
⇒あさ‐ぎり【朝霧】
あさぎり‐の【朝霧の】
〔枕〕
「おほに」「みだる」「惑ふ」「八重」「通ふ」「立つ」にかかる。
⇒あさ‐ぎり【朝霧】
あさぎ‐わん【浅葱椀】
黒い漆塗りの椀に浅葱・赤・白色の漆で花鳥模様を描いたもの。近世、京都二条南北新町に産。あさぎごき。
⇒あさ‐ぎ【浅葱】
あさくさ【浅草】
東京都台東区の一地区。もと東京市35区の一つ。浅草寺せんそうじの周辺は大衆的娯楽街。
⇒あさくさ‐おくら【浅草御蔵】
⇒あさくさ‐オペラ【浅草オペラ】
⇒あさくさ‐がみ【浅草紙】
⇒あさくさ‐かんのん【浅草観音】
⇒あさくさ‐こうえん【浅草公園】
⇒あさくさ‐じま【浅草縞】
⇒あさくさ‐たんぼ【浅草田圃】
⇒あさくさ‐でら【浅草寺】
⇒あさくさ‐にんぎょう【浅草人形】
⇒あさくさ‐のり【浅草海苔】
⇒あさくさ‐ぶんこ【浅草文庫】
⇒あさくさ‐まつり【浅草祭】
あさくさ‐おくら【浅草御蔵】
江戸時代、幕府が管理した最大の御蔵。1620年(元和6)浅草に創設。幕領の年貢米を収納し、旗本・御家人への切米(俸禄米)支給にあてた。御蔵の前の区画を蔵前と呼び、札差が店を構えた。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐オペラ【浅草オペラ】
大正中期、浅草の興行街で上演され評判となったオペラ・オペレッタ・ミュージカル的音楽劇の俗称。「天国と地獄」「ボッカチオ」など。清水金太郎・原信子・田谷力三らが活躍。関東大震災で凋落。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐がみ【浅草紙】
すきがえし紙の下等品。主におとし紙に用いる。江戸時代に、多く浅草山谷や千住辺から産出したからいう。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐かんのん【浅草観音】‥クワンオン
浅草寺の通称。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐こうえん【浅草公園】‥ヱン
浅草にあった公園。観音堂(浅草寺)、仲見世、大衆的娯楽街(六区)などを含んだ。1951年(昭和26)廃止。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐じま【浅草縞】
江戸の西、八王子地方で織った縞織物。経たてに屑くず生糸、緯よこに綿糸を用いた女物の交織織物。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐たんぼ【浅草田圃】
吉原遊郭の後ろにあった田圃。中田圃。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐でら【浅草寺】
⇒せんそうじ。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐にんぎょう【浅草人形】‥ギヤウ
明治初年、奈良一刀彫の手法を用いて浅草花川戸で作られた、極彩色の人形。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐のり【浅草海苔】
①(江戸時代、隅田川下流の浅草辺で養殖したからいう)紅藻類ウシケノリ科の海藻。薄い笹の葉形で、縁に著しいしわがある。全長5〜30センチメートル、幅1〜15センチメートル。生時は濃緑紫色、乾燥すると紫黒色。冬に採集、乾して食用。かつては東京湾内をはじめ、全国各地で養殖されたが、現在は絶滅危惧種。カキツモ。ムラサキノリ。〈[季]春〉。幸田露伴、辻浄瑠璃「香料やくみは京に珍しき―紅葉おろし」
②乾海苔ほしのりの称。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐ぶんこ【浅草文庫】
浅草の蔵屋敷跡にあった官設の公共図書館。1874年(明治7)湯島の書籍館しょじゃくかんの蔵書を移して設立、81年閉鎖、84年太政官文庫(内閣文庫の前身)に移管。→内閣文庫。
⇒あさくさ【浅草】
あさくさ‐まつり【浅草祭】
(→)三社祭さんじゃまつりに同じ。〈[季]夏〉
⇒あさくさ【浅草】
あさくち【浅口】
岡山県南西部の市。漁業・農業・造園業が盛ん。近年、住宅地化が進行。国立天文台岡山天体物理観測所がある。人口3万7千。
あさ‐ぐつ【浅沓】
浅いこしらえのくつ。古くは革製、のち木製や張抜はりぬき製で、黒漆塗り。足の甲に当たる部分に込こみまたは甲当こうあてと称する綿入れの白の平絹を差しこみ、底には沓敷くつしきを張った。束帯・衣冠・直衣・狩衣着用の際に用いる。↔深沓
浅沓
あさ‐ぐも【朝蜘蛛】
朝、出てくる蜘蛛。俗に吉兆とする。
あさ‐ぐもり【朝曇り】
朝、空の曇っていること。また、靄もやで曇ったように見えること。俳諧では、夏の暑くなる日の朝の、曇ったような空模様にいう。〈[季]夏〉
あさくら【朝倉】
①筑前国(福岡県)の地名。郡名。
②福岡県中南部の市。稲作・果樹園芸が盛ん。市北部の秋月地区はもと黒田氏の城下町。人口5万9千。
⇒あさくら‐の‐みや【朝倉宮】
⇒あさくら‐やま【朝倉山】
あさくら【朝倉】
姓氏の一つ。
⇒あさくら‐たかかげ【朝倉孝景】
⇒あさくら‐ふみお【朝倉文夫】
⇒あさくら‐よしかげ【朝倉義景】
あさくら‐ざんしょう【朝倉山椒】‥セウ
サンショウの一品種。とげは少なく、香気激しく、葉・実ともに普通のサンショウより大きい。人家に栽培され、兵庫県養父やぶ市八鹿ようか町朝倉から多く産出。
あさくら‐たかかげ【朝倉孝景】
室町中期の武将。敏景は俗伝。法名は英林。応仁の乱中、一乗谷を本拠として越前1国を掌握。戦国大名家法の先駆である朝倉敏景十七箇条(朝倉孝景条々ともいう)を定めた。(1428〜1481)
⇒あさくら【朝倉】
あさくら‐の‐みや【朝倉宮】
①朝倉橘広庭宮あさくらのたちばなのひろにわのみやの略称。斉明天皇の行宮あんぐう。661年百済救援のため滞在中、天皇がここで没した。伝承地は福岡県朝倉市山田、一説に同市須川。木丸殿きのまろどの。朝倉行宮。
②奈良県桜井市初瀬はせにあった雄略天皇の宮。泊瀬朝倉宮はつせのあさくらのみやのこと。伝承地は奈良県桜井市岩坂、一説に同市黒崎。
⇒あさくら【朝倉】
あさくら‐ふみお【朝倉文夫】‥ヲ
彫刻家。大分県生れ。文展に出品、自然主義的写実に徹し、官展彫塑の一つの典型をつくった。東京美術学校教授。作「墓守」など。文化勲章。(1883〜1964)
朝倉文夫
撮影:田村 茂
⇒あさくら【朝倉】
あさくら‐やま【朝倉山】
福岡県朝倉市鳥屋山の南の山。(歌枕)
⇒あさくら【朝倉】
あさくら‐よしかげ【朝倉義景】
戦国時代の武将。越前の大名。孝景(1493〜1548)の子。一向一揆と対立。織田信長に一乗谷を攻められて自刃。(1533〜1573)
⇒あさくら【朝倉】
あさ‐ぐろ・い【浅黒い】
〔形〕[文]あさぐろ・し(ク)
うす黒い。人の顔色などにいう。「色―・くたくましい男」
あさ‐け【朝明】
(アサアケの約)夜あけ。明けがた。万葉集14「さきもりに立ちし―の金門出かなとでに」
あさ‐げ【朝食・朝餉】
(古くはアサケ)朝の食事。朝飯。永久百首「―夕けの煙立つめり」。日葡辞書「アサケヲコシラユル」↔ゆうげ
あさ‐げいこ【朝稽古】
早朝にする稽古。
あさけし‐むらさき【浅滅紫】
染色の名。紫色のつやを薄く消したもの。
あさ‐けぶり【朝煙】
朝、炊事や炭・瓦などを焼いて立ち昇る煙。
あざけり【嘲り】
あざけること。そしり笑うこと。
あざけ・る【嘲る】
〔他五〕
①ばかにして笑う。見さげて悪口を言う。嘲笑する。三蔵法師伝延久頃点「嗤アサケルこと無かれ」。「失態を―・る」
②(自動詞として)興に乗じて勝手な口をきく。また、風月などに興じて吟ずる。後拾遺和歌集序「月に―・り風にあざむく」
あさご【朝来】
兵庫県中央部の市。古来より播磨・丹波地方から山陰地方に至る交通の要衝。生野銀山や史跡の竹田城趾がある。人口3万5千。
あさ‐こぎ【朝漕ぎ】
朝、舟を漕ぐこと。万葉集19「―しつつ歌ふ船人」
あさ‐ごち【朝東風】
朝吹く東風。〈[季]春〉。万葉集11「―に井堤いで越す浪のよそめにも」
あさ‐ごと【浅事】
あさはかなこと。つまらないこと。十訓抄「彼が―どもを申しければ」
あさ‐ごはん【朝御飯】
「あさめし」を丁寧にいう語。
あさ‐ごみ【朝込み】
①早朝、不意に敵を襲うこと。あさがけ。あさごめ。
②朝の茶会に客が早く来ること。
③遊客が開門を待って早朝から遊里に入ること。好色一代男7「明けそむるより―の客は」
あさ‐ごろも【麻衣】
麻でつくった着物。喪服にも用いる。あさぎぬ。あさのきぬ。
あさ‐さ【浅さ】
浅い度合。浅み。蜻蛉日記下「みつせ川―のほども知られじと」
あさざ【莕菜・荇菜】
(上代はアザサ)リンドウ科の多年生水草。葉は楕円形で水面に浮かび、表面緑色、裏面帯紫色。夏秋の頃、葉の付け根に黄色の花をつけ、髪飾りとした。若葉は食用。近縁種に白花のガガブタがある。ハナジュンサイ。〈[季]夏〉。万葉集13「―結ひ垂れ」
あさ‐ざ【朝座】
朝の勤行ごんぎょう、特に法華八講などの時の朝の読経や講経の座。枕草子35「―の講師清範」↔夕座
あさ‐ざくら【朝桜】
朝、露をおびて咲いた美しい桜。〈[季]春〉
あさ‐ざけ【朝酒】
朝から酒を飲むこと。また、その酒。
あさ‐さなだ【麻真田】
マニラ麻の優良繊維を真田に編んだもの。女性用帽子の材料。
あさ‐ざぶとん【麻座蒲団・麻座布団】
麻地で作った座ぶとん。薄くて感触が涼しい。〈[季]夏〉
あさ‐さぶらい【朝侍】‥サブラヒ
夜から朝にかけて禁中に伺候すること。家長日記「―日たけて」
あさ‐さむ【朝寒】
朝方のうすら寒いこと。〈[季]秋〉。源氏物語野分「けさの―なる」
あさ‐さらず【朝さらず】
朝ごとに。毎朝。毎朝かかさず。万葉集3「三笠の山に―雲居棚引き」↔夕さらず
あさ‐され‐ば【朝されば】
朝になると。万葉集15「―妹が手にまく鏡なす」↔夕されば
あさ・し【浅し】
〔形ク〕
⇒あさい
あさ‐じ【朝事・朝勤】
①浄土真宗で、毎朝の読経。
②「朝事参り」の略。浄瑠璃、今宮の心中「明日より―に参られず」
⇒あさじ‐まいり【朝事参り】
あさ‐しお【朝潮】‥シホ
朝さしてくる潮。
あさじ‐ざけ【麻地酒】‥ヂ‥
粳うるち米と糯もち米とを等分に用い、寒の水で仕込み土中に埋めておいた酒。夏の土用に取り出して飲む。色が白く濃厚。〈[季]夏〉
あさ‐じのはら【浅篠原】
篠のまばらに生えている野原。古事記中「―腰なづむ」
あさじ‐まいり【朝事参り】‥マヰリ
浄土真宗で、信徒が朝早く寺に参ること。
⇒あさ‐じ【朝事・朝勤】
あさ‐じみ【朝凍み】
朝、あたりのものがこおっていること。東関紀行「―の程に発たば」
あさ‐じめり【朝湿り】
朝、露や霧などのために、ものがしめっていること。
あさ‐しも【朝霜】
朝方におく霜。〈[季]冬〉
⇒あさしも‐の【朝霜の】
あさしも‐の【朝霜の】
〔枕〕
「消ゆ」「起く」「置く」「御木みけ」(地名)などにかかる。
⇒あさ‐しも【朝霜】
あさ‐シャン【朝シャン】
(シャンはシャンプーの略)朝、出かける前に行う洗髪。
あさ‐すおう【浅蘇芳】‥スハウ
薄い蘇芳色。
Munsell color system: 9RP4.5/7.5
あさ‐すがた【朝姿】
(起き出たばかりの人、あるいは咲き出た草花などの)朝の様子。拾玉集4「おほしたててかきなでしこの花ざかり露の色濃き―かな」
あさ‐ずきん【麻頭巾】‥ヅ‥
麻布製の頭巾。夏季用。
あさ‐すず【朝涼】
夏の朝の涼しさ。〈[季]夏〉
あさ‐すずみ【朝涼み】
①(→)「あさすず」に同じ。源氏物語椎本「―のほどに出で給ひければ」
②夏の朝の風にあたってすずむこと。〈[季]夏〉
あさ‐せ【浅瀬】
川の、水の浅い所。海などにもいう。「船が―に乗り上げる」
⇒浅瀬に仇波
あさ‐せち【朝節】
正月などの朝、節日せちにちの馳走をふるまうこと。朝の節振舞せちぶるまい。↔夕節ゆうぜち



広辞苑 ページ 274 での【○朝観音に夕薬師】単語。