複数辞典一括検索+

お‐の‐こ【男・男の子】ヲ‥🔗🔉

お‐の‐こ男・男の子ヲ‥ (「を(男)のこ(子)」の意、「め(女)のこ(子)」の対。平安時代以後、多くは低いものとして扱う男性にいう) ①成人の男子。男性。おとこ。万葉集20「鳥が鳴くあづま―は出で向かひかへりみせずて」 ②男の子。むすこ。源氏物語玉鬘「むすめどもも―どもも」 ③宮中の殿上に奉仕する男。枕草子9「―ども召せば蔵人忠隆・なりなか参りたれば」 ④召使の男。下男。郎党。竹取物語「家に使はるる―どものもとに」 ⑤目下めしたの男の名の下につけて呼ぶ語。徒然草「又五郎―を」 ⇒おのこ‐ご【男の子子】 ⇒おのこ‐じ‐もの【男の子じもの】 ⇒おのこ‐はらから【男同胞】 ⇒おのこ‐みこ【男御子】 ⇒おのこ‐やつこ【男の子奴】 ⇒おのこ‐やもめ【男の子鰥】

広辞苑 ページ 2926 での単語。