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○折紙を付けるおりがみをつける🔗⭐🔉
○折紙を付けるおりがみをつける
⇒おりがみつき(折紙付)
⇒おり‐がみ【折紙】
おり‐かも【氈】
毛織りの敷物。欽明紀「―一領ひとき」
おり‐から【折柄】ヲリ‥
ちょうどその時。折しも。源氏物語須磨「―の御文いとあはれなれば」。「―の雨」「寒さの―」
おり‐からど【折唐戸】ヲリ‥
折りたたみ式の唐戸。
おり‐き【織機】
⇒しょっき
おり‐きごう【折り記号】ヲリ‥ガウ
製本で、丁合いを間違いなく行えるように、各折丁の背の部分に印刷した小さな文字や数字・記号。背丁(書名と折丁の順序を示す数字)と背標(記号)の2種がある。
おり‐きど【折木戸】ヲリ‥
折りたたみのできるように造った木戸。
おり‐きん【織金】
(→)金襴きんらんに同じ。
おり‐く【折句】ヲリ‥
短歌・俳句などの各句の上に物名などを1字ずつ置いたもの。「かきつばた」を「から衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびをしぞおもふ」(伊勢物語)、「ゆたか」を「夕立や田をみめぐりの神ならば」(其角)とする類。
おり‐くぎ【折釘】ヲリ‥
頭部を直角に折り曲げて、物をかけるようにした釘。おれくぎ。
おり‐くち【下り口・降り口】
①階段・山道・坂などの、下りはじめる所。
②乗物をおりる出口。
おりくち【折口】ヲリ‥
姓氏の一つ。
⇒おりくち‐しのぶ【折口信夫】
おりくち‐しのぶ【折口信夫】ヲリ‥
国文学者・歌人。大阪生れ。国学院大卒。国学院・慶大教授。民俗学を国文学に導入して新境地を開き、歌人としては釈迢空しゃくちょうくうの名で知られた。主著「古代研究」、歌集「海やまのあひだ」、詩集「古代感愛集」、小説「死者の書」など。(1887〜1953)
折口信夫
提供:毎日新聞社
⇒おりくち【折口】
おり‐けい【折罫】ヲリ‥
紙に折り目をつけて、罫とすること。
オリゲネス【Origenēs】
キリスト教のギリシア教父。アレクサンドリアで教えた。新プラトン派的思想とキリスト教とを結合して体系的な神学をつくる。晩年はパレスチナで活躍。教父中、最大の聖書解釈学者とされる。(185頃〜254頃)
おり‐こ【織子】
はたを織る女工。
おり‐こう【織工】
織物に従事する工員。しょっこう。
おりこう【織工】
(Die Weber ドイツ)ハウプトマンの社会劇。1893年初演。シュレジエン山村の織工らの蜂起を描く。労働争議を扱った最初の戯曲。
おり‐こうばい【織紅梅】
経たて紫に緯よこ紅の織物。紅梅織。狂言、吃り「綾紫に―」
おり‐ごと【折琴】ヲリ‥
折りたたみのできるようにした琴。方丈記「いはゆる―、つぎ琵琶これなり」
オリゴ‐とう【オリゴ糖】‥タウ
(→)少糖に同じ。
オリゴマー【oligomer】
〔化〕同種の分子が数個ないし数十個結合した重合体。ふつう分子量1000程度までのものをいう。低重合体。
おり‐こみ【折込み】ヲリ‥
①おりこむこと。また、その物。特に「折込み広告」のこと。
②雑俳の一つ。課題の2字の漢字を1句の中に詠み込むもの。「振向」を「松の振見て向け直す春日形」とする類。
⇒おりこみ‐こうこく【折込み広告】
おりこみ‐こうこく【折込み広告】ヲリ‥クワウ‥
折って新聞などにはさみ入れる広告。
⇒おり‐こみ【折込み】
おり‐こ・む【折り込む】ヲリ‥
〔他五〕
①中のほうへ折りまげる。「裾を―・む」
②折って他のものを中に入れる。「広告を―・む」
おり‐こ・む【織り込む】
〔他五〕
①金銀糸や模様などを織り入れる。
②一つの物事の中に他の物事を組み入れる。加味する。「その意見も―・んである」
おり‐こん【織紺】
盲縞めくらじまの別称。
オリザニン【oryzanin】
鈴木梅太郎が1910年(明治43)に抗脚気かっけ有効成分として米糠こめぬかから抽出・命名したもの。ビタミンB1を主成分とする。
おり‐ざま【織り様】
織り方。織りよう。
おり‐じ【織地】‥ヂ
織物の地質。
おり‐しき【折敷】ヲリ‥
(軍隊用語)右脚を折り曲げて尻の下に敷き、左膝を立てた身の構え。
おり‐し・く【折り敷く】ヲリ‥
〔他四〕
木の枝などを折って敷く。宇津保物語菊宴「紅葉―・きて」
おり‐し・く【折り頻く】ヲリ‥
〔自四〕
波などが、折り返し繁く寄せる。新古今和歌集春「―・く波にまかせてぞ見る」
オリジナリティー【originality】
独創。独創性。創意。
オリジナル【original】
①独創的。特有の。「―な発想」
②原物。原型。特に、美術品・文芸作品の原画・原作・原典・原本。複製・模造品・翻訳などに対していう。
③書きおろしの創作脚本・戯曲など。
おり‐し‐も【折しも】ヲリ‥
〔副〕
(シは強めの助詞)ちょうどその時に。折も折。
⇒おりしも‐あれ【折しもあれ】
おりしも‐あれ【折しもあれ】ヲリ‥
「折しも」を強調していう語。
⇒おり‐し‐も【折しも】
おり‐じゃく【折り尺】ヲリ‥
折りたたむことのできる物差し。たたみ尺。
折り尺
提供:竹中大工道具館
おりじょう‐じたて【折帖仕立】ヲリデフ‥
和装本の装丁の一つ。二つ折の紙を糊付けして継ぎ、両端に表紙を付けて折本のように仕立てたもの。紙の継目が必ず折目に来る。
おり‐じり【織尻】
織物の最後の部分。おりどめ。↔織付おりつけ
おり‐しりがい【織鞦】
織物で作った鞦。
おりしり‐がお【折知り顔】ヲリ‥ガホ
時節をわきまえたような顔つき。和泉式部日記「れいの―にの給はせたるに」
おり‐しろ【折り代】ヲリ‥
紙や布の、端を細く折り曲げるための部分。
オリジン【origin】
起源。根源。出所。由来。
おり‐すえ【折据え】ヲリスヱ
紙を折っていろいろの物の形を作ること。折紙細工。好色一代男1「或る時は―を遊ばし、比翼の鳥の形はこれぞ、と賜はりける」
おり‐ずきん【折頭巾】ヲリヅ‥
頂に多くのひだを折りつけた頭巾。
おりすけ【折助】ヲリ‥
武家に奉公する仲間ちゅうげんの異名。福沢諭吉、日本婦人論「力士―等の社会に博奕は公に行はれて禁ずることなきの慣行なりき」
⇒おりすけ‐こんじょう【折助根性】
おりすけ‐こんじょう【折助根性】ヲリ‥ジヤウ
主人の目をぬすんでなまける奉公人根性。
⇒おりすけ【折助】
おり‐すじ【織筋】‥スヂ
横筋を太く織り出した絹織物。
オリストストローム【olistostrome】
大小様々の岩塊が乱雑に含まれている泥質の堆積物。巨大地滑りや土石流によって形成され、岩塊はオリストリスと呼ばれる。
おり‐せつ【折節】ヲリ‥
おりふし。折々。
おり‐そ・う
〔自四〕
(ソウは歴史的仮名遣サウ・サフとも。「御入り候」の転)
①「ある」「居る」の尊敬語。狂言、今参「早うおりそへ」
②「行く」「来る」の尊敬語。狂言、二千石じせんせき「何方へやら―・うてござる」→そう(候)→そえ(候)。
③指定の「ある」の丁寧語。史記抄「真に良い明王で―・うけるぞ」
おり‐ぞこ【織底】
細い経糸たていとと太い緯糸よこいととを用いて、刺子さしこのように丈夫に製した木綿織。足袋たびの底に用いる。いしぞこ。
おりたくしばのき【折たく柴の記】ヲリ‥
(題名は後鳥羽院の歌「思ひ出づる折りたく柴の夕煙むせぶもうれし忘れがたみに」による)新井白石の自叙伝。3巻3冊。1716年(享保1)、将軍家宣の5周忌の日に筆を執り、その年中に書き上げた。父祖の事から始めて自己の生い立ち・経歴に及び、家宣没後の停職引退に至る。平易・雄勁な和漢混淆文。
→文献資料[折たく柴の記]
おり‐だ・す【織り出す】
〔他五〕
①織ってつくり出す。「模様を―・す」
②織り始める。
おり‐たたみ【折畳み】ヲリ‥
折りたたむこと。折りたたんだもの。「―の傘」「―式」
おり‐たた・む【折り畳む】ヲリ‥
〔他五〕
折って重ね合わせ、小さくする。「ハンカチを―・む」
おり‐たち【下り立ち】
(初めて田に下り立つ意。福岡県などで)水田作業に着手する時の祝宴。
おり‐た・つ【下り立つ・降り立つ】
〔自五〕
①馬・乗物などから、おりて地面に立つ。低いところにおりて行く。源氏物語葵「―・つ田子の自らぞ憂き」
②立ち入って事を行う。直接手を下す。源氏物語宿木「道の程の御送り迎へも―・ちて仕うまつらむに」
おり‐ちょう【折丁】ヲリチヤウ
製本するため、印刷された紙をページ順になるように折ったもの。一般に16ページ折りまたは32ページ折りを基準とする。おり。折本。
おり‐つ・く【織り付く】
〔他下二〕
織り出す。日葡辞書「ナミ(波)ノモンヲヲリツクル」
オリックス【oryx】
ウシ目ウシ科の哺乳類3〜4種の総称。体長1〜1.5メートル。真直な長い角をもつ。体色は灰色から白、顔と下腹部に黒の模様がある。中近東からアフリカの砂漠、草原に分布。水をほとんど飲まないでも生活できる。伝説上の一角獣(ユニコーン)の原形ともいわれる。
オリックス
シロオリックス
提供:東京動物園協会
おり‐つけ【織付】
織り出した最初の部分。↔織尻
オリッサ【Orissa】
インド中東部の州。インド半島北東端部を占め、ベンガル湾に面する。東部の海岸は同国有数の農業地帯で、北部は鉱産資源に恵まれる。
おり‐つまど【折妻戸】ヲリ‥
折り畳みのできる妻戸。謡曲、熊坂「―を小楯にとつて」
おり‐づまり【織り詰り】
織り上がった布の長さが経糸たていとの長さより詰まったこと。
おり‐づめ【折詰】ヲリ‥
食品を折箱に詰めること。また、詰めたもの。折おり。「鮨の―」
おり‐づる【折鶴】ヲリ‥
紙を折って鶴の形にしたもの。「香箱に御手みてあとのこる―やむかしは在ましき春のおん母」(武山英子)
⇒おりづる‐らん【折鶴蘭】
おりづる‐らん【折鶴蘭】ヲリ‥
ユリ科の常緑草本。南アフリカ・マダガスカル・インドなどに200種余が分布。細長い葉を叢生、鉢植とする。花は6弁、小さく穂状につく。伸びた茎の先の新株が、折鶴に似る。クロロフィツム。
⇒おり‐づる【折鶴】
おり‐て【折り手】ヲリ‥
紙などを折る人。特に、扇の地紙を折る職人。好色一代女5「扇屋のお内儀様と呼ばれて、あまたの―交りに見世に出で」
おり‐て【織り手】
はたを織る人。
おり‐でほん【折手本】ヲリ‥
折本仕立ての手本。
おり‐ど【折戸】ヲリ‥
蝶番ちょうつがいで折りたためるようにした戸。
おり‐どころ【居り所】ヲリ‥
①いる場所。いばしょ。いどころ。
②宮。御殿。
おり‐どの【織殿】
①⇒はたどの。
②織物を業とする家。織屋。織殿屋。
おり‐どめ【織留め】
①布を織り終わること。また、織尻。
②転じて、物事の終り。浄瑠璃、薩摩歌「今ぞ一期の―と」
③「西鶴織留」の略称。
おり‐な【下名】
叙位・除目じもくに位・官を授けられた人名を記したもの。中務・兵部の2省の丞に下付する。
おり‐ない
(御入リナイの約。「おりゃる」の否定形)
①「居ない」の尊敬語。天草本平家物語「これにはさやうの人は―」
②「無い」の丁寧語。狂言、察化「ここもとは生なものが―所で」。狂言、末広がり「その両眼のことでは―」
おり‐な・す【織り成す】
〔他五〕
織って模様などをつくる。比喩的にも使う。「様々な人生模様を―・す」




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