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かくれ‐ざと【隠れ里】🔗⭐🔉
かくれ‐ざと【隠れ里】
①世のわずらわしさを避け、世間を離れてかくれ住む所。特に、貴人が山奥にかくれ住んで作った部落をいい、伝説化している所が多い。
②山中や地下にあるといわれる人に知られぬ別世界。多くは椀わん貸し伝説に結びつく。
③公認されていない遊里。岡場所おかばしょ。
⇒かくれ【隠れ】
○隠れたるより見わるるは莫しかくれたるよりあらわるるはなし
[中庸「隠れたるより見わるるは莫し、微かすかなるより顕あきらかなるはなし、故に君子は其の独りを慎む也」]他人にかくれて悪事を行い、知る者がないと思うのは誤りで、自分が知っているからには、これ以上に明らかなことはない。転じて、秘密は、かえって世間に知れやすいこと、また、心中に思っていることは、どんなに隠してもその顔色に現れることをいう。「隠すよりあらわる」に同じ。
⇒かく・れる【隠れる】
広辞苑 ページ 3568 での【隠れ里】単語。