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○風口の蝋燭かざぐちのろうそく🔗⭐🔉
○風口の蝋燭かざぐちのろうそく
尽きやすいこと、また、はかないことのたとえ。
⇒かざ‐ぐち【風口】
かさ‐ぐも【笠雲】
高山の頂にかかる笠状の雲。一尺八寸。
笠雲
撮影:高橋健司
かざ‐ぐも【風雲】
風が吹き始める前兆としての雲。かぜくも。義経記4「これこそ―よと申しも果てねば」
かさく‐ものがたり【仮作物語】
虚構の物語。小説の類。
⇒か‐さく【仮作】
かざ‐ぐるま【風車】
①⇒ふうしゃ。
②子供の玩具の一つ。紙やセルロイドなどで作った車輪形の羽根に柄をつけて風力でまわすもの。春に多く売られた。〈[季]春〉
かざぐるま(宮城)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
かざぐるま(愛知)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
かざぐるま(福島)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
かざぐるま(静岡)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
③〔植〕キンポウゲ科の多年生蔓草。山地に稀に自生。葉は3小葉から成る複葉。長い葉柄で他物に巻きつく。5月頃、枝端に紫または白色の風車に似た6弁の大花を開く。観賞用。近縁のものにテッセン・クレマチスがある。
④紋所の名。「かざぐるま」2をかたどったもの。
かさ‐け【瘡気】
梅毒ばいどくの気味。
かざ‐け【風気】
①かぜ気味。かぜにかかった感じ。かぜけ。
②風の吹きだす気配。
が‐ざけ【我酒】
むりに酒を飲むこと。がのみ。また、やけ酒。浄瑠璃、長町女腹切「宵の―にほのぼのと、二人こたつのじやらくらを」
かさ‐ご【笠子】
フサカサゴ科の海産の硬骨魚。全長約20センチメートル。鯛型で、背びれ・臀びれの棘とげは強い。美しい紅色ないし黒褐色で、複雑な斑紋がある。胎生。国内各地沿岸に産し、美味。また、広くはフサカサゴ科魚類の総称。ミノカサゴ・メバル・ソイ・メヌケなど、日本に約100種以上。ガシラ。アカメバル。アンポンタン。アラカブ。物類称呼「笠子魚、かさご」
かさご
カサゴ
提供:東京動物園協会
ミノカサゴ
提供:東京動物園協会
かざ‐ごえ【風邪声】‥ゴヱ
かぜのためにかすれた、または鼻のつまったような声。
かさ‐ごこう【傘御光】‥クワウ
仏像光背の一種。頭背から傘形に光線が放射した形のもの。
かざ‐ごし【風越】
①風の吹きこすところ。
②「風越の峰」の略。
かざごし‐の‐みね【風越の峰】
(→)風越山に同じ。(歌枕)
かざこし‐やま【風越山】
長野県飯田市の西部にある山。標高1535メートル。白山権現がある。風越の峰。権現山。ふうえつざん。
かさ‐こそ
乾いた小さくて軽いものが触れ合って発する音。「―と落葉を踏む」
がさ‐ごそ
乾いたものが触れ合って発するやや大きな音。また、人や動物がそのような音を立てて動き回るさま。「押入れを―と探す」
かささぎ【鵲】
(朝鮮語の慶尚南北道方言カンチェギからか)
①スズメ目カラス科の鳥。カラスよりやや小さい。肩羽と腹面とが白色であるほかは黒色で金属光沢がある。北半球の中北部に広く分布し、日本には17世紀に朝鮮半島から持ち込まれたとされる。佐賀平野を中心に北九州に生息し、天然記念物。村落付近の高木の枝に大きな巣を造る。かちがらす。朝鮮烏。高麗烏。烏鵲うじゃく。〈[季]秋〉。推古紀「―二隻を献る」
かささぎ
カササギ
提供:OPO
→鳴声
提供:NHKサービスセンター
②サギの一種。今のアオサギという。源氏物語浮舟「寒き洲崎に立てる―の姿も」
⇒かささぎ‐の‐かがみ【鵲の鏡】
⇒かささぎ‐の‐はし【鵲の橋】
かざ‐さき【風先】
(→)「かざしも」に同じ。
かささぎ‐の‐かがみ【鵲の鏡】
①裏面に鵲の模様のある鏡。また、鏡の汎称。夫木和歌抄9「―の山の夏の月さし出づるよりかげもくもらず」
②[李嶠、月詩]月の異称。
⇒かささぎ【鵲】
かささぎ‐の‐はし【鵲の橋】
①[白孔六帖鵲部、注「烏鵲河を填うずめ橋と成し織女を度わたらしむ」]陰暦7月7日の夜、牽牛星と織女星とを会わせるため、鵲が翼を並べて天の河に渡すという想像上の橋。烏鵲橋うじゃくきょう。鵲橋。〈[季]秋〉。詞花和歌集秋「逢瀬に渡す―」
②(宮中を天上に見立てて)宮中の御階みはし。新古今和歌集冬「鵲の渡せる橋に置く霜の」
⇒かささぎ【鵲】
かさ‐さつ【傘札】
江戸末期の藩札の一種。美濃国加納藩で発行。札元が傘問屋だったため金額のほかに、特産である傘の数量が記されている。
かささ‐の‐みさき【笠狭崎】
記紀神話で瓊瓊杵尊ににぎのみことが降臨後とどまった所。伝承地は鹿児島県南さつま市笠沙町の野間崎。
かさ‐じ【傘地】‥ヂ
こうもり傘を張るのに用いる布地。
かざし【翳し】
①手に持ってかざすこと。また、そのもの。
②能の型。扇で顔を隠すようにすること。また、能で、手に持つものの称。狂女の手にする花・枝など。
⇒かざし‐ことば【翳詞】
⇒かざし‐の‐は【翳しの羽】
⇒かざし‐もんく【翳文句】
かざし【挿頭】
①頭髪または冠にさした花枝または造花。万葉集10「わが背子が―の萩に置く露を」
②「挿頭抄かざししょう」参照。
⇒かざし‐ぐさ【挿頭草】
⇒かざし‐の‐だい【挿頭の台】
⇒かざし‐の‐はこ【挿頭の箱】
⇒かざし‐の‐はな【挿頭の花】
⇒かざし‐の‐わた【挿頭の綿】
かざ‐しお【風潮】‥シホ
台風などのために起こる高潮たかしお。
かざし‐ぐさ【挿頭草】
①フタバアオイの古名。夫木和歌抄7「葵。神祭る今日のみあれの―」
②(新古今集の歌「ももしきの大宮人はいとまあれや桜かざして今日も暮しつ」による)桜の異称。
⇒かざし【挿頭】
かさ‐しぐれ【笠時雨】
笠の上に降りかかるしぐれ。「この海に草鞋わらんじ捨てん―」(芭蕉)
かざし‐ことば【翳詞】
俳諧などで、忌むべきことを呼びかえていう語。正月三が日は「雨」を「おさがり」、「ねずみ」を「よめが君」という類。
⇒かざし【翳し】
かさ‐じころ【笠錏】
扁平にした兜かぶとの錏。
かざししょう【挿頭抄】‥セウ
語学書。富士谷成章なりあきら著。3巻。1767年(明和4)成る。代名詞・副詞・感動詞・接続詞・接頭語に当たる語を一括して挿頭かざしと名づけて、それについて解説する。→脚結あゆい抄
かざ‐した【風下】
(→)「かざしも」に同じ。観音経鈔「我が居家は―なれば、のがるべきやう更になし」
かざし‐の‐だい【挿頭の台】
「かざしの花」をのせておく台。源氏物語若菜上「御―には、ぢん、したんを造り」
⇒かざし【挿頭】
かざし‐の‐は【翳しの羽】
(→)「さしは(翳)」に同じ。
⇒かざし【翳し】
かざし‐の‐はこ【挿頭の箱】
「かざしの花」を入れる箱。黒棚の上にのせ座敷の装飾とする。
⇒かざし【挿頭】
かざし‐の‐はな【挿頭の花】
①かざしとしてさす花や草葉。
②冠に挿す造花。多く金属で造る。
挿頭の花
⇒かざし【挿頭】
かざし‐の‐わた【挿頭の綿】
踏歌とうかの舞人の冠につける綿製の造花。源氏物語初音「―は匂もなきものなれど」
⇒かざし【挿頭】
かざ‐しも【風下】
風の吹き進む方角。かざした。かざじり。かざさき。↔かざかみ
⇒風下に居る
かざ‐ぐも【風雲】
風が吹き始める前兆としての雲。かぜくも。義経記4「これこそ―よと申しも果てねば」
かさく‐ものがたり【仮作物語】
虚構の物語。小説の類。
⇒か‐さく【仮作】
かざ‐ぐるま【風車】
①⇒ふうしゃ。
②子供の玩具の一つ。紙やセルロイドなどで作った車輪形の羽根に柄をつけて風力でまわすもの。春に多く売られた。〈[季]春〉
かざぐるま(宮城)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
かざぐるま(愛知)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
かざぐるま(福島)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
かざぐるま(静岡)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
③〔植〕キンポウゲ科の多年生蔓草。山地に稀に自生。葉は3小葉から成る複葉。長い葉柄で他物に巻きつく。5月頃、枝端に紫または白色の風車に似た6弁の大花を開く。観賞用。近縁のものにテッセン・クレマチスがある。
④紋所の名。「かざぐるま」2をかたどったもの。
かさ‐け【瘡気】
梅毒ばいどくの気味。
かざ‐け【風気】
①かぜ気味。かぜにかかった感じ。かぜけ。
②風の吹きだす気配。
が‐ざけ【我酒】
むりに酒を飲むこと。がのみ。また、やけ酒。浄瑠璃、長町女腹切「宵の―にほのぼのと、二人こたつのじやらくらを」
かさ‐ご【笠子】
フサカサゴ科の海産の硬骨魚。全長約20センチメートル。鯛型で、背びれ・臀びれの棘とげは強い。美しい紅色ないし黒褐色で、複雑な斑紋がある。胎生。国内各地沿岸に産し、美味。また、広くはフサカサゴ科魚類の総称。ミノカサゴ・メバル・ソイ・メヌケなど、日本に約100種以上。ガシラ。アカメバル。アンポンタン。アラカブ。物類称呼「笠子魚、かさご」
かさご
カサゴ
提供:東京動物園協会
ミノカサゴ
提供:東京動物園協会
かざ‐ごえ【風邪声】‥ゴヱ
かぜのためにかすれた、または鼻のつまったような声。
かさ‐ごこう【傘御光】‥クワウ
仏像光背の一種。頭背から傘形に光線が放射した形のもの。
かざ‐ごし【風越】
①風の吹きこすところ。
②「風越の峰」の略。
かざごし‐の‐みね【風越の峰】
(→)風越山に同じ。(歌枕)
かざこし‐やま【風越山】
長野県飯田市の西部にある山。標高1535メートル。白山権現がある。風越の峰。権現山。ふうえつざん。
かさ‐こそ
乾いた小さくて軽いものが触れ合って発する音。「―と落葉を踏む」
がさ‐ごそ
乾いたものが触れ合って発するやや大きな音。また、人や動物がそのような音を立てて動き回るさま。「押入れを―と探す」
かささぎ【鵲】
(朝鮮語の慶尚南北道方言カンチェギからか)
①スズメ目カラス科の鳥。カラスよりやや小さい。肩羽と腹面とが白色であるほかは黒色で金属光沢がある。北半球の中北部に広く分布し、日本には17世紀に朝鮮半島から持ち込まれたとされる。佐賀平野を中心に北九州に生息し、天然記念物。村落付近の高木の枝に大きな巣を造る。かちがらす。朝鮮烏。高麗烏。烏鵲うじゃく。〈[季]秋〉。推古紀「―二隻を献る」
かささぎ
カササギ
提供:OPO
→鳴声
提供:NHKサービスセンター
②サギの一種。今のアオサギという。源氏物語浮舟「寒き洲崎に立てる―の姿も」
⇒かささぎ‐の‐かがみ【鵲の鏡】
⇒かささぎ‐の‐はし【鵲の橋】
かざ‐さき【風先】
(→)「かざしも」に同じ。
かささぎ‐の‐かがみ【鵲の鏡】
①裏面に鵲の模様のある鏡。また、鏡の汎称。夫木和歌抄9「―の山の夏の月さし出づるよりかげもくもらず」
②[李嶠、月詩]月の異称。
⇒かささぎ【鵲】
かささぎ‐の‐はし【鵲の橋】
①[白孔六帖鵲部、注「烏鵲河を填うずめ橋と成し織女を度わたらしむ」]陰暦7月7日の夜、牽牛星と織女星とを会わせるため、鵲が翼を並べて天の河に渡すという想像上の橋。烏鵲橋うじゃくきょう。鵲橋。〈[季]秋〉。詞花和歌集秋「逢瀬に渡す―」
②(宮中を天上に見立てて)宮中の御階みはし。新古今和歌集冬「鵲の渡せる橋に置く霜の」
⇒かささぎ【鵲】
かさ‐さつ【傘札】
江戸末期の藩札の一種。美濃国加納藩で発行。札元が傘問屋だったため金額のほかに、特産である傘の数量が記されている。
かささ‐の‐みさき【笠狭崎】
記紀神話で瓊瓊杵尊ににぎのみことが降臨後とどまった所。伝承地は鹿児島県南さつま市笠沙町の野間崎。
かさ‐じ【傘地】‥ヂ
こうもり傘を張るのに用いる布地。
かざし【翳し】
①手に持ってかざすこと。また、そのもの。
②能の型。扇で顔を隠すようにすること。また、能で、手に持つものの称。狂女の手にする花・枝など。
⇒かざし‐ことば【翳詞】
⇒かざし‐の‐は【翳しの羽】
⇒かざし‐もんく【翳文句】
かざし【挿頭】
①頭髪または冠にさした花枝または造花。万葉集10「わが背子が―の萩に置く露を」
②「挿頭抄かざししょう」参照。
⇒かざし‐ぐさ【挿頭草】
⇒かざし‐の‐だい【挿頭の台】
⇒かざし‐の‐はこ【挿頭の箱】
⇒かざし‐の‐はな【挿頭の花】
⇒かざし‐の‐わた【挿頭の綿】
かざ‐しお【風潮】‥シホ
台風などのために起こる高潮たかしお。
かざし‐ぐさ【挿頭草】
①フタバアオイの古名。夫木和歌抄7「葵。神祭る今日のみあれの―」
②(新古今集の歌「ももしきの大宮人はいとまあれや桜かざして今日も暮しつ」による)桜の異称。
⇒かざし【挿頭】
かさ‐しぐれ【笠時雨】
笠の上に降りかかるしぐれ。「この海に草鞋わらんじ捨てん―」(芭蕉)
かざし‐ことば【翳詞】
俳諧などで、忌むべきことを呼びかえていう語。正月三が日は「雨」を「おさがり」、「ねずみ」を「よめが君」という類。
⇒かざし【翳し】
かさ‐じころ【笠錏】
扁平にした兜かぶとの錏。
かざししょう【挿頭抄】‥セウ
語学書。富士谷成章なりあきら著。3巻。1767年(明和4)成る。代名詞・副詞・感動詞・接続詞・接頭語に当たる語を一括して挿頭かざしと名づけて、それについて解説する。→脚結あゆい抄
かざ‐した【風下】
(→)「かざしも」に同じ。観音経鈔「我が居家は―なれば、のがるべきやう更になし」
かざし‐の‐だい【挿頭の台】
「かざしの花」をのせておく台。源氏物語若菜上「御―には、ぢん、したんを造り」
⇒かざし【挿頭】
かざし‐の‐は【翳しの羽】
(→)「さしは(翳)」に同じ。
⇒かざし【翳し】
かざし‐の‐はこ【挿頭の箱】
「かざしの花」を入れる箱。黒棚の上にのせ座敷の装飾とする。
⇒かざし【挿頭】
かざし‐の‐はな【挿頭の花】
①かざしとしてさす花や草葉。
②冠に挿す造花。多く金属で造る。
挿頭の花
⇒かざし【挿頭】
かざし‐の‐わた【挿頭の綿】
踏歌とうかの舞人の冠につける綿製の造花。源氏物語初音「―は匂もなきものなれど」
⇒かざし【挿頭】
かざ‐しも【風下】
風の吹き進む方角。かざした。かざじり。かざさき。↔かざかみ
⇒風下に居る
広辞苑 ページ 3640 での【○風口の蝋燭】単語。