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○片手で錐は揉まれぬかたてできりはもまれぬ🔗🔉

○片手で錐は揉まれぬかたてできりはもまれぬ 錐を揉むのに片手ではできないように、何事も他人と協力し合うことが大切である。 ⇒かた‐て【片手】 かたて‐なぐり片手擲り】 片手でなぐりつけるように刀を打ちおろすこと。浄瑠璃、嫗山姥こもちやまうば「―の一打ちに、御覧候へ、この大首」 ⇒かた‐て【片手】 かたて‐なべ片手鍋】 柄が1本ついている鍋。 ⇒かた‐て【片手】 かたて‐にんぎょう片手人形‥ギヤウ 一人遣いの操あやつり人形で、左手で胴を支えて右手で人形の右の手をつかい、人形の左の手は動かない方式。また、それに使う人形。 ⇒かた‐て【片手】 かたて‐ぬき片手抜】 神伝流泳法の技。足を交互に折り、踏み出した足が右ならば右手で水を掻き、その手を水から抜いて前へ落とす。 ⇒かた‐て【片手】 かたて‐ばらい片手払い‥バラヒ 片手に持った刀で横ざまに切ること。 ⇒かた‐て【片手】 かた‐てま片手間】 本業の余暇。用事のあいま。余業。片手。二葉亭四迷、浮雲「煮炊にたきの業の―に」。「―仕事」 かたて‐まき片手巻】 刀の柄糸つかいとなどをひねらずに一方向へ巻くこと。また、そのもの。 ⇒かた‐て【片手】 かたて‐もじり片手捩り‥モヂリ 片手でねじること。 ⇒かた‐て【片手】 かたて‐や片手矢】 一筋の矢。片矢。平家物語9「射殺し候はんとて、―はげて出でけるを」↔一手矢ひとてや⇒かた‐て【片手】 かた‐でり偏照】 日照りばかりが続くこと。↔偏降かたぶり かたて‐わざ片手業】 ①片手でするわざ。 ②本業の余暇にする仕事。片手仕事。余業。内職。副業。 ⇒かた‐て【片手】 かた‐てん片点】 漢文に返り点だけをつけること。送り仮名をもつけたのを両点・諸点もろてんというのに対する。 かた‐てん肩点】 和歌・俳句などの右肩につける評点。 かた‐ど片戸】 一枚の開き戸。片びらきの戸。片扉。 かた‐どおり片通り‥ドホリ ①往きにだけ通って、帰りには通らないこと。 ②(→)片側町かたがわまちに同じ。 かた‐どおり型通り‥ドホリ 一定の方式に従ったまま。きまりきったとおり。「―の挨拶」 かた‐とき片時】 一時いっときの半分。転じて、わずかの間。暫時ざんじ。へんじ。宇津保物語国譲下「―に千里行く馬」。「―も忘れたことがない」 ⇒かたとき‐さらず【片時去らず】 ⇒かたとき‐へんじ【片時片時】 かたとき‐さらず片時去らず】 ほんの暫くもやめることなく。伊勢物語「―あひ思ひけるを」 ⇒かた‐とき【片時】 かたとき‐へんじ片時片時】 「かたとき」を強めていう語。暫時。 ⇒かた‐とき【片時】 かた‐どまり片泊り(→)「かたはたご」に同じ。 かた‐どり肩取】 肩取縅おどしの略。 ⇒かたどり‐おどし【肩取縅】 かたどり‐おどし肩取縅‥ヲドシよろいの袖の肩に当たる一の板・二の板、胴の前後の立挙たてあげの部分を、それ以外の部分と別の色でおどした様式の称。黒革縅で肩だけを赤縅にした黒革肩赤縅の類。 ⇒かた‐どり【肩取】 かた‐ど・る象る・模る】 〔自五〕 (「形取る」の意) ①物の形を写しとる。まねる。似せる。紫式部日記「裳は海浦かいぶを織りて、大海のすりめに―・れり」。「数字を―・ったビスケット」 ②形のないものをなにかの形にうつしかえる。象徴する。浮世物語「黒白三十の石を三十日に―・れり」 かた‐ど・る方取る】 〔自四〕 その方にばかり心が向く。栄華物語「学問に―・れるをば」 かた‐な】 (ナは刃の古語。片方の刃の意) ①刀身が短い片刃の刃物。垂仁紀「いましが袍ころもの中の―は何する―ぞ」↔剣。 ②太刀の小さいもの。こしがたな。佩刀。平家物語9「腰の―を抜き、鎧の草摺ひきあげて、柄もこぶしも通れ通れと」 ③小さい刃物。きれもの。 ④脇差に添えておびる大刀。大小の大の方。 刀 ⇒かたな‐かけ【刀掛け】 ⇒かたな‐かじ【刀鍛冶】 ⇒かたな‐がり【刀狩】 ⇒かたな‐きず【刀疵】 ⇒かたな‐さし【刀差し】 ⇒かたな‐ざんまい【刀三昧】 ⇒かたな‐だま【刀玉】 ⇒かたな‐と【刀砥】 ⇒かたな‐とぎ【刀磨ぎ】 ⇒かたな‐の‐はわたり【刀の刃渡り】 ⇒かたな‐ばや【刀早】 ⇒かたな‐びき【刀引き】 ⇒かたな‐め【刀目】 ⇒かたな‐めい【刀銘】 ⇒かたな‐めきき【刀目利き】 ⇒かたな‐もち【刀持ち】 ⇒かたな‐よごし【刀汚し】 ⇒刀折れ矢尽きる ⇒刀にかけて かた‐な片名・偏名】 ①二字名の片方。偏諱へんき。源平盛衰記36「名乗は、我が―に父が―を取て経春とつくべし」 ②名を略して呼ぶこと。曾祢丹後掾好忠を曾丹後・曾丹と呼ぶ類。片名字かたみょうじ

広辞苑 ページ 3823 での○片手で錐は揉まれぬ単語。