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○傍らに人無きが若しかたわらにひとなきがごとし🔗⭐🔉
○傍らに人無きが若しかたわらにひとなきがごとし
[史記刺客伝、荊軻]傍らに誰もいないかのようである。わがままに振る舞うさまをいう。傍若無人ぼうじゃくぶじん。
⇒かた‐わら【傍ら】
かたわら‐ぶし【傍ら臥し】カタハラ‥
横になって臥すこと。添い臥し。為忠百首「―は直らざらまし」
⇒かた‐わら【傍ら】
かたわら‐ふ・す【傍ら臥す】カタハラ‥
〔自四〕
横になる。わきを下にして臥す。源氏物語蛍「御几帳のもとに―・し給へる」
かたわら‐ぼね【傍ら骨】カタハラ‥
肋骨。あばら骨。垂仁紀「当摩蹶速たぎまのくえはやが脇骨かたわらぼねを蹶折ふみさく」
⇒かた‐わら【傍ら】
かたわら‐み【傍ら見】カタハラ‥
傍らを見ること。わきみ。よそみ。〈字鏡集〉
⇒かた‐わら【傍ら】
かたわら‐め【傍ら目】カタハラ‥
①傍らを見る目。よこめ。
②傍らから見える姿。横顔。側目そばめ。源氏物語賢木「外との方を見出し給へる―」
⇒かた‐わら【傍ら】
かた‐われ【片割れ】
①器などの割れた一片。一つのもののわかれ。「伯父は親の―」
②仲間の一人。「敵の―」
⇒かたわれ‐づき【片割れ月】
⇒かたわれ‐ぶね【片割れ舟】
⇒かたわれ‐ぼし【片割れ星】
かたわれ‐づき【片割れ月】
半月。弦月。弓張月。拾遺和歌集恋「あふことは―の雲がくれおぼろけにやは人の恋しき」
⇒かた‐われ【片割れ】
かたわれ‐ぶね【片割れ舟】
破損して役に立たない舟。千載和歌集雑「なぎさなる―のうづもれて」
⇒かた‐われ【片割れ】
かたわれ‐ぼし【片割れ星】
流星。走り星。よばいぼし。
⇒かた‐われ【片割れ】
広辞苑 ページ 3857 での【○傍らに人無きが若し】単語。