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かね‐もち【金持・銀持】🔗🔉

かね‐もち金持・銀持】 金銭や財産を多く所持する人。近世前期、特に、にわか成金をいう。財産家。好色二代男「よい衆・分限者・―とて是に三つの分ちあり。…―とは近代の仕合せ」 ⇒金持金を遣わず ⇒金持喧嘩せず ⇒金持小銭に困る ⇒金持と灰吹は溜まる程汚い ○金持金を遣わずかねもちかねをつかわず 金持がとかくけちなことをいう。 ⇒かね‐もち【金持・銀持】 ○金持喧嘩せずかねもちけんかせず 金持は喧嘩をすれば損をすることを知っていて他人と争わない。 ⇒かね‐もち【金持・銀持】 ○金持小銭に困るかねもちこぜににこまる 金持は巨財を持ちながらかえって当座の小銭に不自由する。矛盾していることのたとえ。 ⇒かね‐もち【金持・銀持】 ○金持と灰吹は溜まる程汚いかねもちとはいふきはたまるほどきたない 財産がふえればふえるほど、けちになるという意。 ⇒かね‐もち【金持・銀持】

広辞苑 ページ 4008 での金持単語。