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あだ‐ばな【徒花】🔗🔉

あだ‐ばな徒花】 ①咲いても実を結ばない花。むだ花。閑吟集「ならぬ―真白に見えて、憂き中垣の夕顔や」。「好景気は―だった」 ②はかなく散りゆく花。末とげられぬ恋などのたとえにも用いる。 ③季節はずれに咲く花。〈日葡辞書〉 ④祝儀として渡しても、後で現金に換えない紙纏頭かみばな。浮世草子、椀久二世の物語「外聞ばかりの―を出し人々に嬉しがらせ」 ○仇は情あだはなさけ 仇と思ったことが、かえってなさけとなること。うらみに思っていたことが、逆によい結果になること。 ⇒あだ【仇・敵】

広辞苑 ページ 404 での徒花単語。