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かみ【紙】🔗🔉

かみ】 ①主に植物性の繊維を材料として、アルカリ液を加えて煮沸し、さらにつき砕いて軟塊とし、樹脂または糊などを加えて漉いて製した薄片。書画・印刷・包装などに使う。後漢の蔡倫さいりんの発明といわれてきたが、前漢期遺跡から古紙が出土し、前漢初期の開発。もと麻布の襤褸ぼろを原料としたが、和紙は楮こうぞ・三椏みつまた・雁皮などを、洋紙はパルプ・襤褸・藁などを原料とする。ジス(JIS)には寸法についての規格があり、「A5」「B6」などという。推古紀「―墨を作り」 紙(JIS仕上げ寸法) エー‐ばん【A判】 ビー‐ばん【B判】 ②(じゃんけんで)手のひら。ぱあ。

広辞苑 ページ 4093 での単語。