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○聞く耳持たぬきくみみもたぬ🔗🔉

○聞く耳持たぬきくみみもたぬ 相手の言うことを聞こうとしない。「そのような手前勝手な話―」 ⇒き・く【聞く・聴く】 きく‐むし菊蒸し】 味つけした鯛など淡泊な魚の身を菊の葉と共に蒸し、香りをつけた料理。 きく‐むすび菊結び】 菊の花の形に結んだ紐。→花結び1 きくめ‐いし菊目石・海花石】 六放サンゴ亜綱イシサンゴ目のサンゴ。群体の骨格は半球状となり、各ポリプの骨格の隔壁が菊の花のように並ぶ。生時ポリプの口盤は青緑色。本州中部以南の産。菊銘石。 キクメイシ 提供:東京動物園協会 きく‐もん鞠問・鞫問】 罪を問いただすこと。鞠訊きくじんきくや菊谷】 姓氏の一つ。 ⇒きくや‐さかえ【菊谷栄】 きぐ‐や木具屋】 木具の製造または販売を職業とする人。 きくや‐さかえ菊谷栄】 劇作家・演出家。本名、栄蔵。青森県生れ。榎本健一一座の座付き作者として活躍。(1902〜1937) ⇒きくや【菊谷】 きく‐よう鞠養‥ヤウ そだて養うこと。鞠育。 き‐ぐら木倉・木蔵】 材木を入れておくくら。 き‐ぐらい気位‥グラヰ 他に対して自分の品位を保とうとする心のかまえ方。「―が高い」 き‐くらげ木耳】 ①担子菌類のきのこ。山中の朽木、殊に広葉樹に群生。形は人の耳に似、濃い茶褐色で寒天質。白色のシロキクラゲもある。干して食用とし、特に中国料理で常用。〈[季]夏〉。〈日葡辞書〉 きくらげ ②俗に、人の耳。 キクラデス‐ぶんめいキクラデス文明】 エーゲ海ほぼ中央部に位置するキクラデス(Kyklades)諸島に、前3200年頃ギリシア本土・クレタ島に先立って成立した青銅器文明。壁画や大理石製の独特な石偶を多数出土。エーゲ文明の一環をなす。 きくり 方針・方向を突然に変えるさま。急に、きっぱりと。申楽談儀「二句ばかり同じ向きにいひて―と節を替ゆべき所もあるべし」 ぎくり 突然の出来事や予想外の出来事に恐れや驚きを感ずるさま。ぎっくり。「不意をつかれて―とする」 き‐くるま轜車⇒じしゃ。孝徳紀「其の葬はぶらむ時…―有れ」 き‐ぐるみ着包み(→)「ぬいぐるみ」2に同じ。 き‐ぐろう気苦労‥ラウ あれこれと気がねや心配りをする苦労。心痛。浄瑠璃、博多小女郎波枕「―のある顔色ぢや」。「―が多い」 きく‐わた菊綿】 「菊の被綿きせわた」の略。 き‐くん貴君】 〔代〕 (書簡などで、対等以下の男性の相手に対して尊敬の気持をこめて用いる)あなた。貴兄。 ぎ‐くん義訓】 ①漢文で文字・文章の意義をとくこと。 ②漢字の用字法の一つ。漢字本来の字義に基づく正訓に対し、「寒ふゆ」「黄変もみつ」のように語の意義に合わせて漢字を当てるもの。 ぎ‐くん戯訓(→)戯書2に同じ。 ぎ‐ぐん義軍】 正義のために起こすいくさ。また、その軍勢。義兵。 ぎ‐くんし偽君子】 君子らしくふるまうが、実際は君子でない人。えせくんし。 き‐け記家】 〔仏〕比叡山の記録・故実に詳しい専門家。その口伝による伝承に特別の意義を認め、成仏に直結するとした。 ぎ‐げ義解】 意義をときあかすこと。また、その書物。解義。「令―」 き‐けい気形⇒きぎょう き‐けい忌景】 死者の回向えこうをすべき日。仏事を行うよう定められた日。曾我物語11「百日の―すでに満てり」 き‐けい奇形・畸形・畸型】 ①普通と異なった珍しい姿・形。源平盛衰記28「―妙なる粧ひ、敢へて人類に等しからず」 ②〔生〕普通一般の体制と比べて過剰・欠損などがある、生物の形態上の異常。例えば、植物の帯化・変り咲き、動物の双頭・過剰肢など。遺伝的なものと発生時の外部条件によるものとがある。 ⇒きけい‐じ【奇形児・畸形児】 き‐けい奇計】 戦略の上で、普通には思いつかないような巧みなはかりごと。「―をめぐらす」 き‐けい奇景】 めずらしく、美しい景色。絶景。奇勝。 き‐けい奇警】 すぐれて賢いこと。転じて、言動などが、普通には思いもよらない、しかも鋭く人の心をつくようなこと。奇抜。「―の言」 き‐けい帰敬⇒ききょう き‐けい亀鏡】 (キキョウとも)よりどころとなる模範。また、証拠。亀鑑。〈日葡辞書〉 き‐けい詭計】 他人をだますはかりごと。詭策。偽計。ペテン。「―をめぐらす」 き‐けい機警】 機知があって賢いこと。 き‐けい貴兄】 〔代〕 対等の、またはそれに近い男性の相手に対して敬意をこめて呼ぶ語。多く手紙文に用いる。貴君。 ぎ‐けい祇敬】 身をつつしみ神をうやまうこと。 ぎ‐けい偽計】 他人をあざむくはかりごと。また、その手段。詭計。 ぎ‐けい義兄】 ①他人同士でありながら、兄弟の約束を結んで兄となった人。 ②義理の兄。姉の夫、または配偶者の兄。 ぎ‐けい義髻(→)「いれがみ(入髪)」に同じ。 ぎ‐けい儀刑・儀形・儀型】 (ギギョウとも)模範。のり。てほん。 ぎ‐けい劓刑(→)「はなきり(劓)」に同じ。 ぎ‐けい蟻径】 (蟻ありが通る道の意)細径。こみち。 ぎ‐げい伎芸】 歌舞音曲など芸能に関するわざ。遊芸。 ⇒ぎげい‐てん【伎芸天】 ぎ‐げい技芸】 美術工芸など、芸術方面にかかわる技術。 ぎけいき義経記】 源義経の生涯を中心とする一種の軍記物語。8巻。作者未詳。室町初期成立。数奇な境遇の中で育った義経の幼年期と、没落してゆく晩年の悲劇的な運命を主として描き出し、また弁慶の活躍に多くの筆を費やす。判官ほうがん物語。義経よしつね物語。 →文献資料[義経記] きけい‐じ奇形児・畸形児】 奇形を有する小児。 ⇒き‐けい【奇形・畸形・畸型】 ぎげい‐てん伎芸天】 〔仏〕大自在天の髪際から化生したという天女。容貌端正で福徳・伎芸を守護するという。 伎芸天 ⇒ぎ‐げい【伎芸】 きけ‐がお聞け顔‥ガホ 聞けといわぬばかりの顔つき。 き‐げき喜劇】 (comedy) ①筋立や登場人物が滑稽で、観客を楽しませ笑いを誘う劇。多く身近な生活を題材とし、諷刺に満ち、円満な結末となる。時に表面は愉快で実は深刻なものもある。悲劇とともに演劇の二大様式をなす。「―映画」→笑劇→喜歌劇。 ②思わず笑い興じるような出来事。↔悲劇 き‐げき詭激】 言行が度をこえて激しいこと。矯激。 き‐げこ生下戸】 酒を全然飲めない人。まったくの下戸。尾崎紅葉、不言不語「成る口ならば此一瓶をも尽すべきに、万国一の―なれば」 き‐けつ気血】 人体内の生気と血液。血液の循環。可笑記「必ず―をへらし、病を生じ」 き‐けつ奇傑】 めずらしくすぐれた人物。ふうがわりな豪傑。 き‐けつ既決】 ①すでに決定したこと。「―事項」↔未決。 ②裁判の判決がすでにきまったこと。 ③既決囚の略。 ⇒きけつ‐しゅう【既決囚】 き‐けつ起結】 ①始めと終り。終始。 ②漢詩文の起句と結句。 き‐けつ帰結】 ①物事が種々の経過の後、おちつくこと。また、そのおちつく所。おわり。結着。「当然の結論に―する」 ②〔哲〕(consequence)何らかの事態を原因として、それから結果として生ずる状態。または一定の前提から論理的に導き出される結論。↔理由 き‐けつ剞劂】 (「剞」は曲がった刀、「劂」は曲がった鑿のみの意) ①彫刻に使用する小刀と鑿。また、それを用いてものを彫ること。 ②版木を彫ること。上梓じょうし⇒きけつ‐し【剞劂氏】 き‐げつ忌月】 忌日のある月。祥月しょうつき。命月めいげつき‐げつ期月】 ①かねて定めた期限の月。 ②満1カ月。 き‐げつ虧月】 満月から新月に至るまでの間の月。この間のだんだん欠けてゆく月。↔盈月えいげつ ぎ‐けつ議決】 合議して決定すること。「改正案を―する」 ⇒ぎけつ‐きかん【議決機関】 ⇒ぎけつ‐けん【議決権】 ⇒ぎけつけん‐せいげん‐かぶ【議決権制限株】 ぎけつ‐きかん議決機関‥クワン 団体や法人の意思を合議によって決する機関。国会、都道府県・市町村の議会または株主総会の類。 ⇒ぎ‐けつ【議決】 ぎけつ‐けん議決権】 会議に参加して議決に加わる権利。表決権。 ⇒ぎ‐けつ【議決】 ぎけつけん‐せいげん‐かぶ議決権制限株】 株主総会の全部または一部の事項につき議決権を行使できない株式。→無議決権株 ⇒ぎ‐けつ【議決】 きけつ‐し剞劂氏】 版木を彫る人。はん彫り。 ⇒き‐けつ【剞劂】 きけつ‐しゅう既決囚‥シウ 確定判決に基づいて刑の執行を受けている者。↔未決囚 ⇒き‐けつ【既決】 き‐けつ‐すい気血水】 漢方で、生体を構成する3要素。気は目に見えない生命エネルギー。気が液化した赤色の体液を血、無色の体液を水すいあるいは津液しんえきという。

広辞苑 ページ 4714 での○聞く耳持たぬ単語。