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○穴を埋めるあなをうめる🔗🔉

○穴を埋めるあなをうめる ①くぼみなどに物をつめ平らにする。 ②他人のもたらした欠を補う。 ⇒あな【穴・孔】 あなん阿南】 徳島県東部、那賀川下流にある市。阿南(阿波南部)地方の中心地。人口7万8千。 あなん阿難】 (梵語Ānanda 阿難陀)提婆達多だいばだったの弟。釈尊の従弟で、十大弟子の一人。多聞第一と称せられた。釈尊に奉侍すること二十余年。釈尊滅後、第一回仏典結集の中心。迦葉かしょうについで教団の統率者となる。アーナンダ。 あに】 ①同じ親から生まれた年上の男。実兄・異母兄または異父兄。源氏物語夕顔「惟光が―の阿闍梨あざり」 ②義兄。 ㋐妻の兄。 ㋑夫の兄。 ㋒姉の夫。 ③男の年長者。また、男を親しみ敬っていう称。大鏡陽成「釈迦如来の一年の―」 ④同類中のすぐれたもの。梅を「花の兄」という類。 ⑤自分より先に入門した人。「―弟子」 あに】 〔副〕 (上代を除き、多く漢文訓読の文脈で) ①(打消の語を伴う)何も。決して。万葉集4「八百日やおかゆく浜の沙まなごもわが恋に―まさらじか沖つ島守」 ②(反語に用いる)なんで。どうして。万葉集3「価無き宝といふとも一坏ひとつきの濁れる酒に―まさめやも」。今昔物語集1「―他方世界に擲げ着おかむや」 ⇒豈図らんや あにい】 勇みはだの若者の称。「いなせなお―さん」 あに‐うえ兄上‥ウヘ 兄の敬称。 アニオンanion(→)陰イオンに同じ。アノード(anode)に向かって動くところからいう。 あに‐き兄貴】 ①兄の尊敬語。親愛の意をこめて用いる。 ②若者仲間で、兄分と立てられる者の称。 あに‐ぎみ兄君】 兄の尊敬語。 あに‐ご兄御】 兄の尊敬語。 あに‐ごぜ兄御前】 兄の尊敬語。あにご。 アニサキスAnisakis ラテン】 カイチュウ目の線虫。クジラなど海産哺乳類を最終宿主とする線虫で、成虫は長さ40〜150ミリメートル、幼虫は、アジ・サバ・ニシン・スケトウダラ・スルメイカなどに寄生。 ⇒アニサキス‐しょう【アニサキス症】 アニサキス‐しょうアニサキス症‥シヤウ アニサキス幼虫の寄生している魚類の生食により起きる寄生虫病。急性の胃アニサキス症は摂取後数時間で急激な胃痛・悪心・嘔吐で発症、慢性化すると粘膜下に肉芽腫をつくる。腸アニサキス症はしばしば急性腹症の症状を呈する。 ⇒アニサキス【Anisakis ラテン】 あに‐さん兄さん】 兄や目上の男を敬い親しんで呼ぶ語。 あに‐じゃ‐ひと兄じゃ人‥ヂヤ‥ 兄である人。兄様。 アニスanise】 セリ科の一年草。地中海地方原産の薬用・香辛料植物。種子は褐色で広卵形、アニス油を含み、食品などの香味料、健胃・去痰薬。過泥子。 ⇒アニス‐ゆ【アニス油】 アニス‐ゆアニス油】 アニスの果実から水蒸気蒸留により得た精油。無色ないし黄白色。特有の芳香と強い甘味がある。石鹸・化粧品・リキュールなどの調香料。 ⇒アニス【anise】 アニゼットanisette フランス】 蒸留酒にアニシード(アニスの種子)で香りづけした甘いリキュール。 アニソールanisole】 分子式CHOCH 芳香族エーテルの一つ。フェノールから製する。芳香をもつ無色の液体。香料・殺虫剤の合成原料や溶剤に用いる。 あに‐でし兄弟子】 自分よりもさきに同じ師についた人。同門の先輩。 あに‐どうざん阿仁銅山】 秋田県北秋田市の銅山。近世初頭は金銀山、1670年(寛文10)以降は銅山として栄え、秋田藩の財政を潤した。1875年(明治8)官営となり、85年以後民営。1970年閉山。 アニバーサリーanniversary】 (毎年の)記念日。

広辞苑 ページ 486 での○穴を埋める単語。