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あいだ【間】アヒダ🔗⭐🔉
あいだ【間】アヒダ
①二つのものに挟まれた部分。物と物とに挟まれた空間・部分。万葉集4「手枕纏まかず―置きて」。「天と地の―」「人の―に隠れる」
②時間のへだたり。絶え間ま。斉明紀「―もなくも思ほゆるかも」。「―をおかず、しゃべる」
③ここからあそこまで一続きの空間・時間。万葉集14「おぼぼしく見つつそ来ぬるこの道の―」。万葉集5「けふの―は」。「7日の―閉じ籠もる」「日のある―働く」
④二つ(以上)のもののかかわりあい、結びつき。関係。仲。日葡辞書「ヲヤコノアイダ」。「夫婦の―がまずくなる」「二人の―を取りもつ」
⑤空間・時間上の(大体の)範囲。うち。拾遺和歌集哀傷「この―病重くなりにけり」。太平記2「入道父子が―に一人さし殺して」。「学生の―で流行している」
⑥(接続助詞的に)…ゆえ。…から。…ので。平家物語1「あまりに申し勧むる―、か様に見参しつ」。日葡辞書「マイリサウロアイダ」
⇒あいだ‐がら【間柄】
⇒あいだ‐ぐい【間食い】
⇒あいだ‐もの【間物】
⇒あいだ‐よ【間夜】
⇒間に立つ
⇒間に入る
広辞苑 ページ 48 での【間】単語。