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○君君たり、臣臣たりきみきみたりしんしんたり🔗⭐🔉
○君君たり、臣臣たりきみきみたりしんしんたり
[論語顔淵「斉景公政を孔子に問う、孔子対こたえて曰く、君君たり、臣臣たり、父父たり、子子たり」]君臣がおのおのその本分をつくす。また、転じて、主君が本分をつくさなければ臣下もまたその本分をつくさないの意にも用いる。
⇒きみ【君・公】
きみ‐けいせい【君傾城】
(君と傾城と同義の語を重ねたもの)遊女。
きみ‐ざね【君ざね】
(ザネは接尾語)本妻。大和物語「我が―と頼むいかにぞ」
きみ‐さま【君様】
①相手を敬っていう語。あなたさま。竹斎「―は当世はやる藪医師、人を殺しやる」
②男女が互いにその恋人を親しんでいう語。かのさま。かたさま。松の葉1「まだ夜は夜中よ、しげれとんと―」
③遊女を敬っていう語。好色一代男3「今や今やと待つほどに―の足音して」
きみさわ‐がた【君沢形】‥サハ‥
幕末、ロシア使節プチャーチンが伊豆国君沢郡戸田へだ村でスクーナー型帆船を建造して帰国した後、幕府が同地の船大工に造らせた同型帆船。1857年(安政4)に竣工。
き‐みじか【気短】
気の短いこと。せっかちで、ゆっくり待てないこと。「―な人」↔気長
きみ‐しぐれ【黄身時雨】
白餡しろあんに卵黄と砂糖とを加えてねり、微塵粉みじんこをまぜ、蒸した菓子。
黄身時雨
撮影:関戸 勇
きみ‐しらず【君知らず】
鷹の翼の裏の毛。
きみしり‐なすび【木毟茄子】
(「きみしり」は「きむしる(木毟)」の訛)季が過ぎて根こそぎにした枝からむしりとる、うらなりの小さい茄子。
き‐みず【生水】‥ミヅ
わき水。なま水。
き‐みず【黄水】‥ミヅ
⇒おうずい
きみ‐ず【黄身酢】
合せ酢の一種。卵黄に酢・味醂などを加えて湯煎ゆせんにかけ、濃度をつけたもの。和え物などに用いる。
きみ‐ずし【黄身鮨】
卵黄をいったものを飯の代りに用い、上に車蝦くるまえびまたは魚の身などをのせた料理。
き‐みつ【生蜜】
蜂の巣から採って、まだ精製しない蜜。
き‐みつ【気密】
気体を通さないこと。気体に対して密閉されていること。「―構造」
⇒きみつ‐しつ【気密室】
⇒きみつ‐ふく【気密服】
き‐みつ【機密】
(枢機に関する秘密の意)政治・軍事上の最も大切な秘密の事柄。「―事項」
⇒きみつ‐ひ【機密費】
⇒きみつ‐ぶんしょ【機密文書】
きみつ【君津】
千葉県南西部、東京湾に臨む市。海苔のりの養殖地であったが、第二次大戦後、埋立地に大製鉄所が作られ、京葉工業地域の核心地となった。内陸の久留里はもと城下町。人口9万1千。
ギミック【gimmick】
①からくり。仕掛け。策略。
②特殊な撮影技術や効果。
きみつ‐しつ【気密室】
高圧実験や低圧実験のために、外気との連絡を遮断しうる室。
⇒き‐みつ【気密】
きみつ‐ひ【機密費】
機密の用途にあてる費用。
⇒き‐みつ【機密】
きみつ‐ふく【気密服】
身体表面を一定気圧に保つため、成層圏飛行や宇宙飛行の際に着用する飛行服。
⇒き‐みつ【気密】
きみつ‐ぶんしょ【機密文書】
機密の事柄をしるした書類。
⇒き‐みつ【機密】
きみ‐どうふ【黄身豆腐】
卵に、出し汁・塩・味醂を加え、蒸した料理。
き‐みどり【黄緑】
黄色がかった緑色。
きみ‐な【君名】
上流貴族の子弟が比叡山で弟子になった際、まだ得度していない間は父の官職名で呼ばれる風習。また、その名。「中将の君」「兵部卿の君」など。公名・卿名とも書く。
きみのなは【君の名は】
菊田一夫作の連続ラジオ放送劇。1952〜54年放送。氏家真知子と後宮春樹の悲恋を描く。のち映画・テレビドラマ化。
きみ‐ばし・る【黄み走る】
〔自四〕
黄色みをおびる。きばしる。黄ばむ。

広辞苑 ページ 4952 での【○君君たり、臣臣たり】単語。